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意識したプロダクト戦略と、継続することの重要性
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Nyosu
October 20, 2025
2
1.1k
意識したプロダクト戦略と、継続することの重要性
「個人開発のアプリが10万DL突破するまでにしたこと」でのLT資料です。
イベント詳細:
https://findy.connpass.com/event/370680/
Nyosu
October 20, 2025
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Transcript
意識したプロダクト戦略と、 継続することの重要性 2025.10.20 にょす
⾃⼰紹介 © にょす 1 iOSモバイルアプリを中⼼に個⼈開発をしています
⾃⼰紹介 © にょす 1 iOSモバイルアプリを中⼼に個⼈開発をしています
※検索流⼊に絞った推移グラフのため、実際のDLより低い
ココ ココ ※検索流⼊に絞った推移グラフのため、実際のDLより低い
本⽇の発表内容 1 意識した2つの戦略 リリース後の弾道 “その時”に備えて継続する 2 2 3
01 意識した2つの戦略 © にょす 3
文字起こし領域はすでに市場があり、多くのサービスが存在していました。 その中で、 前提として、 • どのように知ってもらうか • どのように選ばれるプロダクトにするか 2 これを意識して、プロダクトを作る際に戦略を考えていた。
意識した2つの戦略 1 ポジショニングを徹底的に 広告宣伝費の観点を考慮した機能提供 2 2
• 従来の⽂字起こしアプリは、無料では時間制限がキツくてほとんど⽂字起こしができないものが多い。ま た有料でも時間制限があるのは当たり前だった • そこで、「時間無制限」をコアな価値とし、かつ無料でも使えるようにして、 「無料×時間無制限」という、ポジショニングを図った 戦略1: ポジショニングを徹底的に ポジショニングが明確になると、その課題に不満を持っている⼈に対して刺さりやすく、 かつユーザーが誰かに紹介しやすくなる。
© にょす 無限もじおこしでの事例 初期は、アプリ名で紹介されるより、「このアプリ、無料でできるよ」「このアプリ、時間制限な く⽂字起こしできるよ」という、解決策としての紹介のされ⽅が多くありました
戦略2: 広告宣伝費ではなく、プロダクトへ投資 「これが無料でできるの!?」というような機能を提供する。 運営費⽤が増えたとしても、今後発⽣するかもしれない広告宣伝費を考慮すると、それは⽀出 を抑える事につながっている可能性がある、という考え⽅。 © にょす 5 • 時間無制限なことだけでも差別化だったが、無料ユーザーにも開放をして尖らせた
• 無料ユーザーに対して、⽉100時間などの時間制限のキャップを作る選択肢もあったが、”無 限”という分かりやすさに振り切った⽅が良いと判断した 無限もじおこしでの事例 これまで有料が当たり前だったものが、「無料で使える」というインパクトは⼤きい。 ⾊々な⽅に、有益な情報として紹介されることが多かった。
02 リリース後の弾道 © にょす 6
初期の動向:バズと停滞 © にょす 7 バズった! 合計3000DLほど
初期の動向:バズと停滞 © にょす 7 バズった! 合計3000DLほど 25万Imp 1,096スキ
初期の動向:バズと停滞 © にょす 7 その後停滞(1⽇ 10~20DLくらい)
転機:競合のサービス終了 © にょす 8 業界No.1⽂字起こしアプリだった LINE社の CLOVA Note がサービス終了。それに伴って、DL 数が
20/⽇ くらいだったのが、300~600/⽇ になった
03 “その時”に備えて継続する © にょす 9
外的要因について考える ⾃ら作り出せないが、備えることはできるはず。転機となる外的要因は何があるのか? © にょす ▪競合の撤退 今回のような事例。企業は⼈件費がかかるので、時間が経つほど撤退していく。 ▪⼤⼿の参⼊や、社会的なイベントによる市場形成 後発で⼤⼿が参⼊したり社会イベント等によって、⾃サービス領域に、市場が形成される ▪意図しない使われ⽅の取り上げ 流⾏りのゲームやアクティビティとの組み合わせなど、意図しない便利な使われ⽅が発掘され
てバズる。 (思いつかないですが)その他にもあるはず...
外的要因への備え ⾃ら作り出せないが、備えることはできるはず。転機となる外的要因は何があるのか? © にょす ▪競合の撤退 今回のような事例。企業は⼈件費がかかるので、時間が経つほど撤退していく。 →避難先として認知されるようにする。SEO/ASOで上位、広告を出しておくなど。 ▪⼤⼿の参⼊や、社会的なイベントによる市場形成 後発で⼤⼿が参⼊したり社会イベント等によって、⾃サービス領域に、市場が形成される →広がったパイの中で選ばれるプロダクトにする。プロダクトを磨き続ける
▪意図しない使われ⽅の取り上げ 流⾏りのゲームやアクティビティとの組み合わせなど、意図しない便利な使われ⽅が発掘され てバズる。 →ユースケースを特化しすぎず、様々な⽤途でも使えるように設計し、ニーズを知る (思いつかないですが)その他にもあるはず...
最後に チャンスを掴むには、継続すること。 アプリを公開し続け、 “その時”に選ばれる状態にしておくことは、 ⼀気に急展開を迎える可能性につながる © にょす 12
おしまい © にょす 12