iOSDC Japan 2023 day1 Track b
2021年、AirPodsにヘッドトラッキング機能が付いた際「空間オーディオ」という単語が注目を浴びました。頭を動かしても音源の位置が変化せず、あたかも現実世界に存在するかのような自然な体験…今思えばこれはApple Vision Proへの布石だったのかもしれません。
Appleによる空間オーディオは、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせた統合的な体験であり、そのベースには映画館でもお馴染みのオブジェクトベースの音のレンダリング技術、Dolby Atmosなどが利用されています。
今一度、空間オーディオとは何かを技術的に捉え、どんなAPIがあるのかを詳しく見て行きましょう。visionOSの話?いえいえ、実はiPhoneはiPhone XSからDolby Atmosをサポートしています。アプリやサービスに空間オーディオを活用できないか、その可能性を一緒に探ってみませんか?