「ビジネスがわかるエンジニアになってほしい」——多くの若手エンジニアが、上司や経営層、PM、営業など、さまざまな立場の人からこの言葉を投げかけられた経験があるのではないでしょうか。しかしこの「ビジネスがわかる」という言葉は、実は発する人の立場や文脈によって意味がまったく異なります。経営者が言う「ビジネス」と、PMが言う「ビジネス」、営業が言う「ビジネス」、そして現場のリーダーが言う「ビジネス」は、それぞれ求めているものが別物です。意味が曖昧なまま「ビジネス書を読む」「数字を勉強する」と対応しても、的外れになりがちです。本セッションでは、CTOとして経営とエンジニアリングの両方に関わってきた経験から、「ビジネスがわかる」という言葉が文脈ごとにどう意味を変えるのかを客観的に整理し、それぞれの意味に対してエンジニアがどうアプローチすべきかを具体的に示します。