Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
how_team1_competed_with_328hardening
Search
shumpei3
September 16, 2020
Technology
0
75
how_team1_competed_with_328hardening
how_team1_competed_with_328hardening
shumpei3
September 16, 2020
Tweet
Share
More Decks by shumpei3
See All by shumpei3
Design and build about DataOps hands-on
shumpei3
3
1.2k
Shall we start data catalog with IBM Knowledge Catalog ?
shumpei3
4
390
Pre-Hardening-Deck_Team4_JST.Onion_h2017fes
shumpei3
0
65
I_know_gaishi_IT_a_little_returns_20230217_CROSS2022
shumpei3
0
110
I_know_gaishi_IT_a_little_20230117 #外資ITチョットワカル
shumpei3
0
370
Prescriptions_for_a_Practical_Data_Infrastructure_Circle_Reading_Materials_3-5to3-11
shumpei3
2
420
I-was-the-chairman-of-two-committee.
shumpei3
0
730
How_organizations_disseminates_info_on_SNS
shumpei3
1
61
THINK_about_Data_Maintenance_People_in_terms_of_DataOps
shumpei3
2
2.8k
Other Decks in Technology
See All in Technology
三菱電機で社内コミュニティを立ち上げた話(MAWS-UG)
kurebayashi
1
370
「隙間家具OSS」に至る道/Fujiwara Tech Conference 2025
fujiwara3
7
6.8k
やっちゃえ誤自宅Nutanix
yukiafronia
0
200
【NGK2025S】動物園(PINTO_model_zoo)に遊びに行こう
kazuhitotakahashi
0
310
Building Scalable Backend Services with Firebase
wisdommatt
0
110
Oracle Exadata Database Service(Dedicated Infrastructure):サービス概要のご紹介
oracle4engineer
PRO
0
12k
Amazon Route 53, 待ちに待った TLSAレコードのサポート開始
kenichinakamura
0
190
AWSサービスアップデート 2024/12 Part3
nrinetcom
PRO
0
160
DMMブックスへのTipKit導入
ttyi2
1
130
カップ麺の待ち時間(3分)でわかるPartyRockアップデート
ryutakondo
0
160
ABWGのRe:Cap!
hm5ug
1
140
JuliaTokaiとJuliaLangJaの紹介 for NGK2025S
antimon2
1
150
Featured
See All Featured
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
6
500
Exploring the Power of Turbo Streams & Action Cable | RailsConf2023
kevinliebholz
28
4.5k
The Language of Interfaces
destraynor
156
24k
For a Future-Friendly Web
brad_frost
176
9.5k
The Illustrated Children's Guide to Kubernetes
chrisshort
48
49k
Unsuck your backbone
ammeep
669
57k
Why Our Code Smells
bkeepers
PRO
335
57k
4 Signs Your Business is Dying
shpigford
182
22k
Building an army of robots
kneath
302
45k
ReactJS: Keep Simple. Everything can be a component!
pedronauck
666
120k
RailsConf & Balkan Ruby 2019: The Past, Present, and Future of Rails at GitHub
eileencodes
132
33k
Gamification - CAS2011
davidbonilla
80
5.1k
Transcript
Team1の PDCAサイクルとOODAループ 2020/09/16 #H3D Softening Day #328Hardening Team1(“Kinoshita”,”Kubo”,””)
目次 ・チーム紹介 ・PDCAサイクル/OODAループ とは ・PLAN:何をしようとしたか ・DO:やってみた結果… ・CHECK:実際どうだったか ・ACTION:次回どうすべきか
チーム紹介 : Team1 左:Kubo (技術営業) 右:Kinoshita (大学生) 二人とも、 Hardening、 MINI
Hardening、 それぞれ1回出場。
PDCAサイクルとは? PLAN :計画(こうしてみようか) DO :実行(やったるでええ!) CHECK :確認(結果、こんな感じ) ACT/ADJUST :修正(次は、ああしたろ) 計画と振り返りのツール
品質改善など、スタートとゴールが明確な状態で使える。
OODAループとは? Observe:観察 (今どうなってんの?) Orient :情勢判断(こうなってんのか!) Decide :決定 (ほな、こうしようか) Action :実行 (やったるでえ!!!) スタートもゴールも不明確な、現場での意思決定プロセス
PLAN:何をしようとしたか ①「パスワードを変えよう」 ②「firewalldを設定しよう」 ③「設定ファイル改ざん検知プログラムを仕込んでみよう」 ④「不審な設定を見つけたらすぐさま対応しよう」 ⑤「.htaccessファイルでアクセスを制限しよう」 ⑥「journalctlや/var/logをみて、それで攻撃がわかるだろう」 ⑦不必要なプラグインの無効化
DO:やってみた結果… # Team Points 報告件数 1 Team4 5757000 27 2
Team6 4854000 26 3 Team2 4635000 27 4 Team3 4453000 21 5 Team5 3783000 13 6 Team1 1308000 17
DO:やってみた結果… # Team Points 報告件数 1 Team4 5757000 27 2
Team6 4854000 26 3 Team2 4635000 27 4 Team3 4453000 21 5 Team5 3783000 13 6 Team1 1308000 17
CHECK:実際どうだったか ①「パスワードを変えよう」 →変更後パスワードを事前に決めてなかったので時間かかった。あと、対象範囲を決めかねた。 ②「firewalldを設定しよう」 →学習時間が足りず、やりかたがよくわからなかった。。 ③「設定ファイル改ざん検知プログラムを仕込んでみよう」 →/etc 配下を監視していたが、実際の改ざんは /var/www/html/wordpress 配下
で起きていた。 ④「不審な設定を見つけたらすぐさま対応しよう」 →・・・どういうのが不審なん?vsftpdってユーザは、ほっといていいの?vagrantは? ⑤「.htaccessファイルでアクセスを制限しよう」 →どこに置けばいいの?というか、既にいっぱい.htaccess ファイルがおいてある。。 ⑥「journalctlや/var/logをみて、それで攻撃がわかるだろう」 →わからない。実際の攻撃はパーミッション変更等のログに出力されない攻撃が多かった。。。 ⑦不必要なプラグインの無効化 →なんかいっぱいある。どれが不必要なんでしたっけ・・・?
CHECK:実際どうだったか ①「パスワードを変えよう」 →変更後パスワードを事前に決めてなかったので時間かかった。あと、対象範囲を決めかねた。 ②「firewalldを設定しよう」 →学習時間が足りず、やりかたがよくわからなかった。。 ③「設定ファイル改ざん検知プログラムを仕込んでみよう」 →/etc 配下を監視していたが、実際の改ざんは /var/www/html/wordpress 配下
で起きていた。 ④「不審な設定を見つけたらすぐさま対応しよう」 →・・・どういうのが不審なん?vsftpdってユーザは、ほっといていいの?vagrantは? ⑤「.htaccessファイルでアクセスを制限しよう」 →どこに置けばいいの?というか、既にいっぱい.htaccess ファイルがおいてある。。 ⑥「journalctlや/var/logをみて、それで攻撃がわかるだろう」 →わからなかった。実際の攻撃はパーミッション変更等のログに出力されない攻撃が多かった。。。 ⑦不必要なプラグインの無効化 →なんかいっぱいある。どれが不必要なんでしたっけ・・・? Observeができていない
CHECK:実際どうだったか ①「パスワードを変えよう」 →変更後パスワードを事前に決めてなかったので時間かかった。あと、対象範囲を決めかねた。 ②「firewalldを設定しよう」 →学習時間が足りず、やりかたがよくわからなかった。。 ③「設定ファイル改ざん検知プログラムを仕込んでみよう」 →/etc 配下を監視していたが、実際の改ざんは /var/www/html/wordpress 配下
で起きていた。 ④「不審な設定を見つけたらすぐさま対応しよう」 →・・・どういうのが不審なん?vsftpdってユーザは、ほっといていいの?vagrantは? ⑤「.htaccessファイルでアクセスを制限しよう」 →どこに置けばいいの?というか、既にいっぱい.htaccess ファイルがおいてある。。 ⑥「journalctlや/var/logをみて、それで攻撃がわかるだろう」 →わからなかった。実際の攻撃はパーミッション変更等のログに出力されない攻撃が多かった。。。 ⑦不必要なプラグインの無効化 →なんかいっぱいある。どれが不必要なんでしたっけ・・・? DECIDEができていない
ACTION:次回どうすべきか ①「パスワードを変えよう」 →変更後パスワードを事前に決めておく。 ②「firewalldを設定しよう」 →firewalldの設定について学習・練習。 ③「設定ファイル改ざん検知プログラムを仕込んでみよう」 →改ざんを検知すべきディレクトリの洗い直し。 ④「不審な設定を見つけたらすぐさま対応しよう」 →設定上使われないユーザは無効化。セキュリティ事例を見てみよう。 ⑤「.htaccessファイルでアクセスを制限しよう」
→学習。 ⑥「journalctlや/var/logをみて、それで攻撃がわかるだろう」 →改ざん検知プログラムの改修(パーミッション変更も検知。) ⑦不必要なプラグインの無効化 →WordPressのプラグインについて学ぶ。
反省: PDCAサイクル:PLANが不十分。 OODAループ:Observe,Decideの為の 予備知識が不十分。