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UXとUIから知るプロダクトデザイン研修

TakumaS
July 22, 2022

 UXとUIから知るプロダクトデザイン研修

本研修は「WEBデザインまたはUIデザイン」を通じ、プロダクトデザインに携わる⽅へ向け構築
した研修です。「UX設計」を起点に皆さんが携わるデザインアプローチが、ビジネスの⽬的達成
に寄与する事を⾃信持ちステークホルダーに提案できる、⼩さなきっかけになれば幸いです。

【目次】
1.UX と UI 字⾯は似てるけど違う
2.UX のタイミングと前提の変化
3.UX から考える UI (媒体)の特性
4.所属グループの特性を知る
5.データを加えてターゲットに変換
6.情報から構築するペルソナ
7.ユーザーの欲しい事と 提供できる事
8.プロダクトデザインでの活かし⽅
9.研修用テンプレート集

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July 22, 2022
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Transcript

  1. chapter UX のタイミングと前提の変化 2. UX から考える UI(媒体)の特性 3. 所属グループの特性を知る 4.

    UX と UI 字⾯は似てるけど違う 1. 【 研修1⽇⽬ 】 【 本研修について 】 本研修は「WEBデザインまたはUIデザイン」を通じ、プロダクトデザインに携わる⽅へ向け構築 した研修です。「UX設計」を起点に皆さんが携わるデザインアプローチが、ビジネスの⽬的達成 に寄与する事を⾃信持ちステークホルダーに提案できる、⼩さなきっかけになれば幸いです。
  2. chapter データを加えてターゲットに変換 5. 情報から構築するペルソナ 6. ユーザーの欲しい事と 提供できる事 7. プロダクトデザインでの活かし⽅ 8.

    【 研修2⽇⽬ 】 【 研修3⽇⽬ 】 ワークショップ (参加者に作ってもらった事例のレビュー会) 9. chapter
  3. どんな情報を どんな⾒せ⽅で、 どんな形で? が UIの部分 UIから考える場合 そもそも、 何をしたらいいだろう が UXの部分

    バラ科リンゴ属の落葉⾼⽊樹の実が、 国内に⾷⽤として流通/販売していることを スマホ内のブラウザで 多くの情報を専⾨⽤語を利⽤し 学術的にも厳密で正確に伝わるように… あれ、ダメじゃない? 2歳の⼦供に
  4. どんな情報を どんな⾒せ⽅で、 どんな形で? が UIの部分 逆にしてみよう そもそも、 何をしたらいいだろう が UXの部分

    リンゴが⾷べれる事を教える。 2歳の⼦供に。 ママとよくいく たべものが、たくさんある ところで、みて、きく。
  5. スーパーマーケットの 果物コーナーに陳列されている、 ⾒切り品等の表記もなく、 ⾍⾷いもなく、 異臭もしない、 販売されている、リンゴ UI ママ 認知対象 【認知可能な情報】

    りんご 美味しい 【認知困難な情報】 UX ママ ターゲットの知覚可能な  伝達情報の精査 / 取捨選択 聴覚情報の伝達 / 認知促進 ターゲットへの 体験デザイン 視覚 / 提供 + 過去の来店体験活⽤ 帰ってからは、 +触覚 / 嗅覚 / 味覚 / 提供 2歳児
  6. ママ 2歳児 ⾷べ物がたくさん あるところは、 スーパー。  お菓⼦=⽢い → 好き 果物 =

    ⽢いの多い → 好き  野菜 = 苦いの多い → 嫌い スーパーには、 おもちゃがない。残念。 ドヤッ! ママは好き。 いつもいっしょ。 いないと不安。  パパは好きな⽅かな? 朝にどっか⾏き夜に戻る。  おもちゃをくれる。  お兄ちゃんは嫌い。 お菓⼦とるし、すぐにぶつ。  よく遊ぶやっぱり好き。
  7. 2歳 ママと スーパーにいく! 30歳 遠出はちょっと… 誰か買っておいて ⾃分で ECで買うわ。 85歳 遠出はちょっと…

    誰か買っておいて UX 0歳 12歳 15歳 18歳 40歳 60歳 75歳 前述までのお話は、⼈⽣の中で⼀瞬のタイミングのお話。
  8. 2歳 ママと スーパーにいく! UX 0歳 12歳 15歳 18歳 40歳 60歳

    75歳 ボリュームゾーン 徐々に減っていく(⼦供の親離れ) 30歳 遠出はちょっと… 誰か買っておいて ⾃分で ECで買うわ。 85歳 遠出はちょっと… 誰か買っておいて
  9. どんな情報を どんな⾒せ⽅で、 どんな形で? が UIの部分 2歳児には、正しかったはずが… そもそも、 何をしたらいいだろう が UXの部分

    ママとよくいく たべものが、たくさんある ところで、みて、きく。 もう、30歳だから!! リンゴが⾷べれる事を教える。 2歳の⼦供に。
  10. 0歳 12歳 15歳 18歳 40歳 60歳 75歳 「リンゴについての知⾒」を提供する。 2歳児に 5感の接点フル活⽤し認知

    / 体験させる。 リンゴの基礎知識を 30歳”児”に リンゴの基礎知識を ここの設計が違う スーパーで ⾒せ、聞かせる 家で 触らせ、嗅がせ、味わせる 店 家
  11. 0歳 12歳 15歳 18歳 40歳 60歳 75歳 2歳児に 5感の接点フル活⽤し 認知

    / 体験させる。 リンゴの基礎知識を スーパーで⾒せ、聞かせ 家で、触らせ、嗅がせ、味わせる 30歳の⼤⼈に 5感の接点フル活⽤し 認知 / 体験させる。 リンゴの活⽤⽅法を (家族に代々伝わる調理法) これならOK 「リンゴについての知⾒」を提供する。 レシピにし⽬の前で 作り教える
  12. UX 0歳 12歳 15歳 18歳 40歳 60歳 75歳 2歳 「これから」学び、⻑い⼈⽣で広く活⽤してもらう為の

    UX 30歳 「今まで」の経験を想定し 「これから」も学び/得てもらう UX 85歳 「今まで」体験で実現できる UX
  13. OBJECTIVE (⽬的/達成すべき事) WHO (誰に?) WHAT (何を?) HOW (どのように?) を定めて。 で、相⼿の事を深く知り。

    で、できる限りの最適なアプローチ (UIデザイン)をできるかが重要です。 で、提供する物にニーズがありそうか? 補⾜ ) 5W1hなら… 誰が、誰に:Who → ママが⼦に / 何を:What → リンゴについての知⾒を / いつ:When → 3歳の時・30歳の時 / どこで:where → スーパー・実家 で / 何のために:Why → 賢く健康でいてもらう為に / どのようにして:How → 5感をフル活⽤した体験(⾒て、聞かせ、嗅がせて、⾷べさせ、触らせる)
  14. 「リンゴについての知⾒」を提供する。 2歳の⼦供に 30歳の⼦供に (⼈物は同じ) リンゴの基礎知識を スーパーに同⾏させ教える 家で調理し⾷べさせ教える レシピにし ⽬の前で作り教える HOW

    (どのように?) WHAT (何を?) WHO (誰に?) OBJECTIVE (⽬的/達成すべき事) リンゴの活⽤法を 【知識量の前提】 【知識量の前提】 ・⾔語  ・⺟国語(⽇本語)の識字はほぼ不可。   ( ※⾳声⾔語活動も⽇常会話レベルに満たず。) ・最終学歴:なし (保育園) ・資格:なし ・媒体利⽤知識  ・紙媒体 (本/情報紙):絵本で識字できない程度。  ・電波媒体 ( TV/ラジオ ):幼児向け番組をみる。機器操作不可。  ・電⼦媒体 ( スマホ/PC ):なし。 ・⾔語  ・⺟国語(⽇本語)ネイティブレベル  ・第⼆⾔語(英語)⽇常会話レベル ・最終学歴:4年⽣⼤学 経済学部卒 ・資格:簿記2級 / 調理師免許 ・媒体利⽤知識:  ・紙媒体 (本/情報紙):識字可能、利⽤経験豊富。  ・電波媒体 ( TV/ラジオ ):利⽤経験豊富、機器操作可。  ・電⼦媒体 (スマホ/PC) : 利⽤経験豊富、機器操作可。
  15. 「リンゴについての知⾒」を提供する。 2歳の⼦供に 30歳の⼦供に (⼈物は同じ) リンゴの基礎知識を スーパーに同⾏させ教える 家で調理し⾷べさせ教える 媒体を利⽤する事で 体験学習以外の⽅法が⽣まれる。 (必要な5感情報の⼀部を過去の知識/経験で補う)

    HOW (どのように?) WHAT (何を?) WHO (誰に?) OBJECTIVE (⽬的/達成すべき事) リンゴの活⽤法を 【知識量の前提】 【知識量の前提】 ・⾔語:  ・⺟国語(⽇本語)の識字はほぼ不可。   ( ※⾳声⾔語活動も⽇常会話レベルに満たず。) ・最終学歴:なし (保育園) ・資格:なし ・媒体利⽤知識:  ・紙媒体 (本/情報紙):絵本で識字できない程度。  ・電波媒体 ( TV/ラジオ ):幼児向け番組をみる。機器操作不可。  ・電⼦媒体 ( スマホ/PC ):なし。   ・⾔語:  ・⺟国語(⽇本語)ネイティブレベル  ・第⼆⾔語(英語)⽇常会話レベル ・最終学歴:4年⽣⼤学 経済学部卒 ・資格:簿記2級 / 調理師免許 ・媒体利⽤知識:  ・紙媒体 (本/情報紙):識字可能、利⽤経験豊富。  ・電波媒体 ( TV/ラジオ ):利⽤経験豊富、機器操作可。  ・電⼦媒体 (スマホ/PC) : 利⽤経験豊富、機器操作可。 ほぼ、体験学習に⽅法が限られる。
  16. 紙媒体 ( 本 / 情報誌 ) 電波媒体 ( テレビ /

    ラジオ ) 電⼦媒体 ( スマホ / PC ) ・視覚:◦ (⽂字/絵/写真等の2次元情報が中⼼) ・聴覚: - (電⼦機器と組み合わせた書物は⼀部ある) ・臭覚:△ (⾹⽔の広告等で⾹りを訴求する例がある) ・触覚:◦ (紙の質感以外にも点字等) ・味覚: - 現物 他媒体との 差別化点 インターネットにて端末外にある情報を適時、 情報取得して閲覧を⾏うケースと、物理媒体(ハ ードディスク/DVD等々)に情報を保存/管理する 場合がある。 インターネットで情報取得する場合は、データを 都度取得する為、提供者側で適時更新された内容 がユーザーに提供される。前述の媒体と異なり、 ユーザー間での情報提供が⾏われる場合も多い。 メディアとしての利⽤や、情報取得の前提になる 知識/経験量が低く、絵本等 幼児教育に活⽤され る事も多い。 紙に印刷されるので情報は静的な物に制限される。 情報提供側との双⽅向性のコミュニケーションは 少なく、受動的メディアに主に分類される。 ⼀度、⼿に⼊れた現物への情報変更はなく、物理 的に所有できる。現物である為、「触覚」も考慮 に⼊れた印刷加⼯も可能。 現物である為、流通網や保管場所等に物理限界が あり、⼿に⼊れる⼯程で、ロジスティックスの 影響を受けやすい。 ・視覚:◦ ・聴覚:◦ (TVの場合はあり、ラジオはなし) ・臭覚: - ・触覚: - ・味覚: - メディアとしての利⽤や、情報取得の前提になる 知識/経験量は紙媒体に⽐べ、機器の操作がある 分⾼いが、電⼦媒体に⽐べ低い。 テレビでは動画をラジオでは⾳声が放送局から提 供されるが、双⽅向性のコミュニケーションは少 なく、受動的メディアに主に分類される。 放送局で編成を⾏う放送枠数が情報提供量の総量 で、紙媒体と電⼦媒体に⽐べ提供できる情報量に 限界がある。また、情報提供者も電波法による参 ⼊障壁が⾼く増えづらい。 これらの背景もあり放送されるコンテンツ制作の 内容で差別化する事が多くコストが⾼くなる傾向 がある。 ・視覚:◦ ・聴覚:◦ ・臭覚: - ・触覚:△ (⼀部、振動等でのフィードバックあり) ・味覚: - データ 利⽤時の特性 得られる 5感情報 機器操作の知識に加え、基本機能を担うオペレ ーションシステムに加え、⽤途によりさらにア プリケーションの操作⽅法を獲得する必要があ り知識ハードルが⾼い。 ⾳声・動画・3D等々様々な情報形態に対応でき ⾏える事の拡張性が⾼く双⽅向性のコミュニケ ーションも可能。ユーザーの⼊⼒操作を起点に 情報提供される事が多く、能動的媒体に主に分 類される。 データ ・取扱う情報:静的情報 ・情報の取得:受動的 ・取扱う情報:動的情報 ・情報の取得:受動的 ・取扱う情報:多種多様 ・情報の取得:能動的
  17. 紙媒体 ( 本 / 情報誌 ) 電波媒体 ( テレビ /

    ラジオ ) 電⼦媒体 ( スマホ / PC ) 教育課程で概ね使⽤可能になる領域イメージ (例:義務教育での「⼀般教養の獲得」「教本やメディア活⽤でのリテラシー獲得」) 媒体活⽤の為、能動的な学習が要求されるイメージ (例:スマホアプリを使う為の 機材操作、OSとアプリの設定、会員登録 等々) 電⼦機器はできる事が多種多様な分、 能動的で多くのリテラシー獲得を要求される。 (例:デジタルペーパー / デジタルサイネージ) 公共性が⾼い⽬的 に向いている 専⾨性が⾼い⽬的 に向いている (例:公共系タッチパネル搭載端末) (例:VR / 先進技術搭載端末) 他 媒体/機材の例:
  18. 年齢 0歳 12歳 15歳 18歳 40歳 60歳 75歳 ママは、たくさんの⼈とコミュニケーションする。 ママ

    おばあちゃん おじいちゃん ⼩学⽣の お兄ちゃん パパ 隣のお家の Aくん 隣のお家の Aちゃんママ 隣のお家の Aちゃんパパ 保育園の C先⽣ 保育園の D先⽣ 保育園で仲良しの Bちゃん おばちゃん 2歳児
  19. 「接点を持つ場所」のグループで分けてみる おばあちゃん おじいちゃん ⼩学⽣の お兄ちゃん パパ 隣のお家の Aくん 隣のお家の Aちゃんママ

    隣のお家の Aちゃんパパ 保育園の C先⽣ 保育園の D先⽣ 保育園で仲良しの Bちゃん お隣の 家族 ⼀緒に住む家族 親族 親族 おばちゃん 保育園 関係者 年齢 0歳 12歳 15歳 18歳 40歳 60歳 75歳 親族 ママ 2歳児
  20. 同年代 グループ 「年齢のグループ」で分けてみる おばあちゃん おじいちゃん ⼩学⽣の お兄ちゃん パパ 隣のお家の Aくん

    隣のお家の Aちゃんママ 隣のお家の Aちゃんパパ 保育園の C先⽣ 保育園の D先⽣ 保育園で仲良しの Bちゃん 幼児グループ 親族 親族 おばちゃん 年齢 0歳 12歳 15歳 18歳 40歳 60歳 75歳 ご年配 グループ ママ 2歳児
  21. 「性別のグループ」で分けてみる おばあちゃん おじいちゃん ⼩学⽣の お兄ちゃん パパ 隣のお家の Aくん 隣のお家の Aちゃんママ

    隣のお家の Aちゃんパパ 保育園の C先⽣ 保育園の D先⽣ 保育園で仲良しの Bちゃん 親族 親族 おばちゃん 年齢 0歳 12歳 15歳 18歳 40歳 60歳 75歳 2歳児 ママ
  22. OBJECTIVE (⽬的/達成すべき事) WHO (誰に?) WHAT (何を?) HOW (どのように?) 当事者の⽬線だけでなく、 様々な⾓度でその⼈を捉える事は、

    有効に機能するかの前提として、 ⼤切な条件のヒントになります。 提供しようとする情報が届いた時、 最適なUXを実現する為に、
  23. データ を使い 根拠に厚みを 持たせる よく⾒て 個⼈ 深ぼる 特徴 深ぼらない 特徴

    アプローチする 対象を絞る ターゲット (ユーザー像) 全ての⼈へは適切にアプローチできない。 データ等の根拠をもとに確度を⾼めます。
  24. 定量情報にも種類がある 積み上げた結果の数字 量 100 130 165 50% 40% 33% 100

    130 165 50% 50% 60% 40% 33% 66% 50% 50% 60% 40% 34% 66% 質 ⺟数に対しての内訳 保育園の◦◦組の⺟親 30⼈(量)の内、 スマホ所有者は97%(質) でした。 例⽂ )
  25. 相互補完 どちらかのデータだけが 正しいという事ではありません。 仮説 (きっとこうであるはず)の確度を⾼める上で、 組み合わせると得られる事が多いのです。 定性情報 !? 【 仮説構築

    / 原因把握 】 調査⼿法例: ・エスノグラフィ(⾏動観察) / 訪問観察調査 ・インタビュー (1対1 / グループ) ・ユーザーテスト ・エキスパートレビュー / ヒューリスティック 定量情報 【 仮説検証 / 実態把握 】 調査⼿法例: ・アクセス解析調査 ・アンケート調査 ・多変量テスト(A/Bテスト)
  26. OBJECTIVE (⽬的/達成すべき事) WHO (誰に?) WHAT (何を?) HOW (どのように?) 最適なUXを設計する際に データをから導き出した

    ターゲット/ユーザー像は、 「⾞輪の再発明をせず、再現性の⾼い ⼿段」を選択する為の根拠となります。 情報提供する上で「類似ケース/他者の 知⾒」が再利⽤できたり、
  27. 【4】各種データ からの根拠付 【1】属性情報の 洗い出し 【2】主要な属性情報の選定 【3】属性情報の深堀 / ⼀般名称化 使う 属性情報

    使わない 属性情報 【5】ボリューム ゾーンに絞る ターゲット (ペルソナ) 個⼈ 【1】定性的 【2】定量的 【3】定性的 (定量的根拠あり)
  28. 【2】主要な属性情報の選定 [ OBJECTIVE (⽬的/達成すべき事) / WHO (誰に?) を意識しながら選びましょう。] ママ アラサーのおかん

    働いていないけど忙しい お好み焼きの⼿際はプロ級 スマホは常に最新型 荒川区で賃貸住まい とある⼈気⼥優に似てると 家の中で⾃画⾃賛している。 とある⼈気ブランドの バッグを3個所有 好きな⿂はアジ
  29. 【4】各種データ からの根拠付 【1】属性情報の 洗い出し 【2】主要な属性情報の選定 【3】属性情報の深堀 / ⼀般名称化 使う 属性情報

    使わない 属性情報 【5】ボリューム ゾーンに絞る ターゲット (ペルソナ) 個⼈ 【1】定性的 【2】定量的 【3】定性的 (定量的根拠あり)
  30. 【3】属性情報の深堀 / ⼀般名称化 ママ アラサーのおかん ・年齢:30歳 ・性別:⼥性 ・国籍:⽇本 ・家族構成:配偶者あり /

    ⼦供2⼈ 働いていないけど忙しい ・職業:主婦 ・個⼈年収:0円 ・世帯年収:1500万円 荒川区で賃貸住まい ・住居種別:⺠営の賃貸住宅 (設備専⽤) ・物件種別:マンション 3LDK ・家 賃 :20万円 (⽉あたり) とある⼈気ブランドのバッグを3個所有 ・ブランド:某ハイブランド ・平均価格:30万円 ・お⼩遣い:10万円 (⽉あたり) スマホは常に最新型 ・使⽤端末:某アメリカ有名メーカー (最新型/上位機種) / 端末価格 13.5万円 (⼀括購⼊ / 購⼊時価格) ・端末仕様:容量 128GB / 6.7インチ / チップ性能…… 等々 ・契約回線:国内主要キャリア / 契約回線費⽤:10000円 (⽉あたり) ・よく利⽤するアプリ:写真投稿系SNS / 短⽂系SMS / 端末プリインストールのカメラとブラウザ [ どのような⼀般名称が世の中にあるかは、インターネットでキーワードを探してみましょう。 ]
  31. 【4】各種データからの根拠付 ママ アラサーのおかん ・年齢:30歳 ・性別:⼥性 ・国籍:⽇本 ・家族構成:配偶者あり / ⼦供2⼈ 働いていないけど忙しい

    ・職業:主婦 ・個⼈年収:0円 ・世帯年収:1500万円 荒川区で賃貸住まい ・住居種別:⺠営の賃貸住宅 (設備専⽤) ・物件種別:マンション 3LDK ・家 賃 :20万円 (⽉あたり) とある⼈気ブランドのバッグを3個所有 ・ブランド:某ハイブランド ・平均価格:30万円 ・お⼩遣い:10万円 (⽉あたり) スマホは常に最新型 ・使⽤端末:某アメリカ有名メーカー (最新型/上位機種) / 端末価格 13.5万円 (⼀括購⼊ / 購⼊時価格) ・端末仕様:容量 128GB / 6.7インチ / チップ性能…… 等々 ・契約回線:国内主要キャリア / 契約回線費⽤:10000円 (⽉あたり) ・よく利⽤するアプリ:写真投稿系SNS / 短⽂系SMS / 端末プリインストールのカメラとブラウザ ・不動産情報(不動産業⺠間調査) ・官公庁 統計情報(総務省/各都道府県) ・IT系 デバイス/OSの市場シェア情報 (⺠間調査) ・IT系 国内携帯キャリア関連情報 (⺠間調査) ・各種サービス運営会社 広告枠販売資料 / IR資料 ・サービス運営基盤のアクセスログデータ ・官公庁 統計情報 (総務省/各都道府県)  例:国勢調査  ※ 学校教育関連 (各地域教育委員会 / ⽂部科学省)  ※雇⽤ / 賃⾦   (厚⽣労働省 / 各種企業団体) ・求⼈関連情報 (⺠間調査) ・サービス運営基盤の会員データ ・ブランド意識調査(⺠間調査) ・対象&競合ブランド 公式顧客データ  (PRや各種媒体向けの公表資料) [ ⼤⼈数を対象にした調査をたくさん参考にしょう。ここにない情報でもOK。 ] 補⾜ ) ジオデモグラフィックスとは … 地理(Geo)と⼈⼝統計(Demographics)を組み合わせたもの。国勢調査などの統計情報と独⾃の市場調査データ(例:アンケート調査)から居住地域の類似性に基づき分類して作られます。 補⾜ ) デモグラフィックスとは … ⼈⼝統計(Demographics)。性別、年齢、居住地域、所得、職業、家族構成 等の属性の総称。
  32. 【5】ボリュームゾーンに絞る [ 属性A ] ( 調査データ1 ) ( 調査データ2 )

    [ 属性B ] ( 調査データ1 ) ( 調査データ2 ) [ 属性C ] ( 調査データ1 ) ( 調査データ2 ) 調査対象が多いデータを複数確認し 傾向(類似点)を⾒出す。 調べる⽬的(どの規模の影響を⽣みたいか) に合わせて、範囲をチューニング 複数の属性ので重なる ゾーンを探していく。
  33. 【4】各種データ からの根拠付 【1】属性情報の 洗い出し 【2】主要な属性情報の選定 【3】属性情報の深堀 / ⼀般名称化 使う 属性情報

    使わない 属性情報 【5】ボリューム ゾーンに絞る ターゲット (ペルソナ) 個⼈ 【1】定性的 【2】定量的 【3】定性的 (定量的根拠あり)
  34. ・年齢:32歳 ・性別:⼥性 ・国籍:⽇本 ・家族構成:配偶者あり / ⼦供1⼈ ・職業:主婦 ・個⼈年収:0円 ・世帯年収:550万円 ・居住地 :東京都

    荒川区 ・住居種別:⺠営の賃貸住宅 (設備専⽤) ・物件種別:マンション 2DK ・家 賃 :10万円 (⽉あたり) ・ブランド:中堅ブランド ・平均価格:3万円 ・お⼩遣い:1万円 (⽉あたり) スマホは4年物を愛⽤ ・使⽤端末:某アメリカ有名メーカー (最新版から2つ前の型/廉価版) / 端末価格 7万円 (分割払い / 購⼊時価格) ・端末仕様:容量 64GB / 6.1インチ / チップ性能…… 等々 ・契約回線:国内主要キャリア / 契約回線費⽤:5000円 (⽉あたり) ・よく利⽤するアプリ:写真投稿系SNS / 短⽂系SMS / 端末プリインストールのカメラとブラウザ 【6】ターゲット (ユーザー像)に調整
  35. ・年齢:32歳 ・性別:⼥性 ・国籍:⽇本 ・家族構成:配偶者あり / ⼦供1⼈ ・職業:主婦 ・個⼈年収:0円 ・世帯年収:550万円 ・居住地 :東京都

    荒川区 ・住居種別:⺠営の賃貸住宅 (設備専⽤) ・物件種別:マンション 2DK ・家 賃 :10万円 (⽉あたり) ・ブランド:中堅ブランド ・平均価格:3万円 ・お⼩遣い:1万円 (⽉あたり) スマホは4年物を愛⽤ ・使⽤端末:某アメリカ有名メーカー (最新版から2つ前の型/廉価版) / 端末価格 7万円 (分割払い / 購⼊時価格) ・端末仕様:容量 64GB / 6.1インチ / チップ性能…… 等々 ・契約回線:国内主要キャリア / 契約回線費⽤:5000円 (⽉あたり) ・よく利⽤するアプリ:写真投稿系SNS / 短⽂系SMS / 端末プリインストールのカメラとブラウザ このあたりの情報は、 ・ターゲットセグメント別のペルソナ ・カスタマージャーニーマップ で主に使⽤します。 このあたりの情報は、WEB/スマホAPP開発時の 情報設計(インフォメーションアーキテクト)や、技術仕様検討で使⽤します。 ( ※この領域のお話はまたの機会に )
  36. アイさん 15歳 55歳 30歳 / 3000円 ⽉当たり購⼊額(⾼) ⽉当たり購⼊額(⾼) 年 齢

    層 (低) 5000円 1000円 年 齢 層 (⾼) 優先度 最優先 顧客の状態 潜在顧客 【ペルソナ A】 ・年齢:32歳 ・性別:⼥性 ・国籍:⽇本 ・職業:主婦 ・家族構成:配偶者(30歳 男性) / ⼦供1⼈ (⼥の⼦ 3歳) ・個⼈年収:0円 ・世帯年収:550万円 毎⽇家事に奮闘!⼿のかかる⼦供がいる 頑張り屋さんのアラサーママ。 【⽣活サイクル (タッチポイント) 】 【ターゲットセグメント / 属性情報】 平⽇ (週5⽇) 休⽇ (週2⽇) 0-5時 就寝 就寝 6時 起床 (スマホ) / 家事 就寝 7時 夫送り出し / ⼦の準備 就寝 8時 朝⾷ (TV) / 幼稚園送り 起床 (スマホ) 9時 買い物 朝⾷準備 10時 買い物 / 家事 朝⾷ (TV) 11時 家事 家事 12時 昼⾷ / 休憩 ( TV/スマホ ) 外出移動 (交通広告) 13時 休憩 ( TV/雑誌/スマホ ) 外出 (⼩売店 店頭) 14時 ⼦のお迎え / 帰宅 外出 / 昼⾷ (スマホ) 15時 ⼦の対応 / 家事 外出 16時 ⼦の対応 / 家事 外出 17時 ⼦の対応 / 家事 外出移動 (交通広告) 18時 休憩 ( TV/雑誌/スマホ ) 家事 19時 ⼣⾷ / 休憩 ( TV/スマホ ) ⼣⾷ (TV) / 家事 19時 20時 夫迎え⼊れ / ⾵呂 家事 / ⾵呂 21時 ⾃由時間 ( スマホ ) ⾃由時間 ( スマホ ) 22時 ⾃由時間 ( スマホ ) ⾃由時間 ( スマホ ) 22時 23時 就寝 就寝 競合商品γ 競合商品α 競合商品β ペルソナB ペルソナA 【よく⼝にすること】 ・⼦供が⽣まれてからバタバタで趣味の時間がない。 ・独⾝の頃に⽐べて⾃分に時間とお⾦が使えない。 ・⼦供の寝つきが悪くて、今⽇も睡眠時間が短い。 ・でも、やっぱり我が⼦は可愛い。 【⾷:平⽇ ⾃炊中⼼ / 休⽇ 1⾷は外⾷】 ・⾃分で作る料理の味には飽きてきた。 ・⼿のかかる料理は無理。作り置きか時短。 ・普段は節約をして、外⾷で美味しい物を⾷べたい。 ・だけど、⼦供がいると⼊れるお店が限られる。 【⾐:⼀般流通・価格帯を利⽤】 ・⾐服やお化粧の最新トレンドはもう追えない。 ・⽉に使えて5000円が限度。セールが早くこないかな。 ・⼦供の⾐服にお⾦がかかるけど、すぐ着れなくなる。 ・夫の⾐服は、基本的にチェーン展開のお店で揃える。 【住:東京都荒川区在住 / 賃貸】 ・持ち家に憧れるけど、買い時がわからない。 ・⼦供の幼稚園が変わることを考えると⾯倒。 ・持ち家だと地域コミュニティの関わりが⼤変そう。 ・夫の親とは適度な距離を保ちたい。 ユーザーの状態 アーリー マジョリティ
  37. アイさん 15歳 55歳 30歳 / 3000円 ⽉当たり購⼊額(⾼) ⽉当たり購⼊額(⾼) 年 齢

    層 (低) 5000円 1000円 年 齢 層 (⾼) 優先度 最優先 顧客の状態 潜在顧客 ・年齢:32歳 ・性別:⼥性 ・国籍:⽇本 ・職業:主婦 ・家族構成:配偶者(30歳 男性) / ⼦供1⼈ (⼥の⼦ 3歳) ・個⼈年収:0円 ・世帯年収:550万円 毎⽇家事に奮闘!⼿のかかる⼦供がいる 頑張り屋さんのアラサーママ。 【⽣活サイクル (タッチポイント) 】 【ターゲットセグメント / 属性情報】 平⽇ (週5⽇) 休⽇ (週2⽇) 0-5時 就寝 就寝 6時 起床 (スマホ) / 家事 就寝 7時 夫送り出し / ⼦の準備 就寝 8時 朝⾷ (TV) / 幼稚園送り 起床 (スマホ) 9時 買い物 朝⾷準備 10時 買い物 / 家事 朝⾷ (TV) 11時 家事 家事 12時 昼⾷ / 休憩 ( TV/スマホ ) 外出移動 (交通広告) 13時 休憩 ( TV/雑誌/スマホ ) 外出 (⼩売店 店頭) 14時 ⼦のお迎え / 帰宅 外出 / 昼⾷ (スマホ) 15時 ⼦の対応 / 家事 外出 16時 ⼦の対応 / 家事 外出 17時 ⼦の対応 / 家事 外出移動 (交通広告) 18時 休憩 ( TV/雑誌/スマホ ) 家事 19時 ⼣⾷ / 休憩 ( TV/スマホ ) ⼣⾷ (TV) / 家事 19時 20時 夫迎え⼊れ / ⾵呂 家事 / ⾵呂 21時 ⾃由時間 ( スマホ ) ⾃由時間 ( スマホ ) 22時 ⾃由時間 ( スマホ ) ⾃由時間 ( スマホ ) 22時 23時 就寝 就寝 競合商品γ 競合商品α 競合商品β ペルソナB ペルソナA ・⼦供が⽣まれてからバタバタで趣味の時間がない。 ・独⾝の頃に⽐べて⾃分に時間とお⾦が使えない。 ・⼦供の寝つきが悪くて、今⽇も睡眠時間が短い。 ・でも、やっぱり我が⼦は可愛い。 【⾷:平⽇ ⾃炊中⼼ / 休⽇ 1⾷は外⾷】 ・⾃分で作る料理の味には飽きてきた。 ・⼿のかかる料理は無理。作り置きか時短。 ・普段は節約をして、外⾷で美味しい物を⾷べたい。 ・だけど、⼦供がいると⼊れるお店が限られる。 【⾐:⼀般流通・価格帯を利⽤】 ・⾐服やお化粧の最新トレンドはもう追えない。 ・⽉に使えて5000円が限度。セールが早くこないかな。 ・⼦供の⾐服にお⾦がかかるけど、すぐ着れなくなる。 ・夫の⾐服は、基本的にチェーン展開のお店で揃える。 【住:東京都荒川区在住 / 賃貸】 ・持ち家に憧れるけど、買い時がわからない。 ・⼦供の幼稚園が変わることを考えると⾯倒。 ・持ち家だと地域コミュニティの関わりが⼤変そう。 ・夫の親とは適度な距離を保ちたい。 ユーザーの状態 アーリー マジョリティ 複数ペルソナを作るときは最優先のユーザーを定める!chapter8 で 詳しくご紹介。 ペルソナに⼈物像がキャッチーに、共有 / 浸透するように⼯夫。 ⾃社の商品を届けたいペルソナと、 競合他社が届けたいペルソナを ⾒⽐べてみる。 ( 複数 ⾃社のペルソナがあれば それも配置してみる。 ) ペルソナの属性情報に 関連する⺠間調査等々のデータ を多数調べ組み合わせ、 ・⽣活サイクル ・⽣活の中で触れる媒体  (タッチポイント) を作り込んでいく。 このサンプルでは、 汎⽤的に「⾐・⾷・住」と していますが、 取り扱う商品によって、 記載する軸は⾃由に 変更しましょう。 ⼈間味を出す上で、 定性調査のデータを加えると さらに実在感が出てきます。
  38. OBJECTIVE (⽬的/達成すべき事) WHO (誰に?) WHAT (何を?) HOW (どのように?) 最適なUXを実現する為に、 ターゲットをペルソナにし、⾏動を

    推察する際の精度を向上させることは、 最適なUIがどのような形か?を 考え抜く上で有効な⼿段なのです。 提供しようと情報が、 フィットしそうか?
  39. 提供者 提供者 提供者 【ユーザー⽬線】 「だって、△△を解決したいから」 【顕在ニーズ 】ユーザー⾃⾝で気づいているニーズ 【潜在ニーズ 】「 !?」

    ユーザー⾃⾝で気づけていないニーズ 「◦◦が欲しいな」 【ウォンツ】具体的に求めているもの 「なぜ、それが欲しいのだろう?」 「そもそも、何をしたいの?」 「本当はこうしたかったのでは?」
  40. 【シーズ】 提供側が持つ、独⾃の材料/素材、技術⼒/企画⼒。 【顕在ニーズ 】 【潜在ニーズ 】 【ウォンツ】 既存でそのものか、 類似するものがある。 ユーザーも気付いていない

    今までにないもの。 「ユーザーへの届け⽅は?」 定性情報 !? 定量情報 提供者 【 商品開発 】 【 商品改善 / グロース 】 調査 アプローチ で調査する事が多い。 で調査する事が多い。 ( ※Seedsとは、⽇本語に訳すと「種」) 【準顕在ニーズ 】
  41. 顕在ニーズ / ウォンツ 潜在ニーズ 【 商品改善 / グロース】 【 商品開発

    / 研究 】 どれくらい の時間で? この領域をコアターゲット(⽬的の達成確度が⾼い層) にすると、成功イメージが掴みやすくUXが描きやすい。 参考) 再現性が低い例「⼀般の会社員全員が、歴史的に偉⼈とされる経営者になるUX」
  42. 顕在ニーズ / ウォンツ 潜在ニーズ 【 商品改善 / グロース】 【 商品開発

    / 研究 】 どれくらい の時間で? ペルソナ A ペルソナ B
  43. ペルソナ A ペルソナ A ペルソナ B 短期間で同じペルソナの 変化を想定する場合 短期間で、 別々のペルソナを

    想定する場合 例 ) 30代 ⼥性で、 商品の存在を知って購⼊した ⻑期間で同じペルソナの 変化を想定する場合 例 ) 2ヶ⽉スパンで   商品を定期購⼊してほしい。 例 ) 中学⽣の男性で、〇〇という   タイトルのコンシューマーゲームを体験 例 ) 30代の男性で、同じ世界観の   スマホゲームをやってもらいたい。 ペルソナ A 例 ) 40代 ⼥性で、 ⾼いブランドバッグの購⼊を検討 ペルソナ B 例 ) 理想のセレブ像 例 ) ペルソナBへ憧れて、⾼いブランドバッグを   購⼊するが、⽣活⽔準は平均的。
  44. Business to Customer (企業と消費者間の取引) Business to Business (企業と企業間の取引) BtoC 提供者

    提供者 提供者 BtoB 提供者 提供者 提供者 例) ・メーカーとサプライヤー ・卸売業者と⼩売業者 ・元請け業者と下請け業者 ビジネスモデルによるターゲットの種類 例) ・店頭での買い物 ・飲⾷店での⾷事 ・⼀般消費者向けEC 補⾜ ) この他のビジネスモデル事例について ・BtoBtoC (Business to Business to Consumer):企業のBtoCビジネスをサポートするビジネスモデルで、例えば「商品を売りたい企業」と「商品を買いたい消費者」を仲介するプラットフォームもこれに分類されます。 ・CroC (Consumer to Consumer):消費者同⼠で⾏うビジネスモデルで、例えばフリマアプリやネットオークション、インターネットを介した仕事の受発注(クラウドソーシング)などが分類されます。 ・BtoG (Business to Government):企業と⾏政間のビジネスモデルで、例えば企業が⾏政に消耗品等の備品を販売したり、道路⼯事を請け負う例が分類されます。 ・BtoE (Business to Employee): 企業が⾃社に勤める従業員に向けて提供する形態で、例えば労働環境改善、従業員向けの福利厚⽣向上等が例として分類されます。
  45. ビジネスモデルの特徴 BtoC 提供者 提供者 提供者 BtoB 提供者 提供者 提供者 ユーザー

    購⼊者と利⽤者 消費者 (⽣活者) 企業 同じ 違う 意思決定の関与者 ⼀⼈ 複数で多層 決定⽅法(基準) 独断 (好意 / 納得感) 協議 (経済合理性) ⽬的 所有 / 体験 / 課題解決 課題解決
  46. OBJECTIVE (⽬的/達成すべき事) WHO (誰に?) WHAT (何を?) HOW (どのように?) どのようなペルソナの状態を ⽬指すかの指針となり

    この際、⽅法はシーズを踏まえ選択 する事で実現性が⾼くなります。 提供すべき情報を検討する 前提になります。 最適なUXを実現する上で、 どのようなストーリーを設定するかは、
  47. プロダクトデザイン⼯程の全体イメージ をざっくりとご説明します。 【 商品開発 】 【 商品改善 / グロース 】

    「あるべき姿がない」所から積み上げ、プロダクトを形作るアプローチ。 すでにあるプロダクトを⾒直し「あるべき姿」に近づけるアプローチ。
  48. アプローチが想定通り機能してるか計測する KPI(重要業績評価指標) ⽬標を達成するための重要な業績評価の指標。 達成状況を定点観測する事で、⽬標達成に向けたパフォーマンスの動向を 把握できます。経営、組織運営の⽂脈でよく⽿にしますが… コンテンツ⽂脈でも応⽤可能 作ったコンテンツが想定したパフォーマンス通りに機能しているか?を 計測する事ができます。定性情報の活⽤は難しく、定量的な⼿法が多く ⽤いられます。 【

    商品開発 】 やってない事、開発した物がないと、計測しにくい。 【 商品改善 / グロース 】 既に開発した物があり運⽤していれば計測しやすい。 KPI設定も間違うことがあります。事象とKPIを設定した際の仮説がマッチしているか?の定期的な⾒直しも必要です。 補⾜ ) この領域について興味がある⽅は、以下のキーワードを参考に知⾒を深めてみてください。 ※デザイン実務からは他職種の専⾨領域になっていくので、お仕事で必要になった際には周囲の専⾨家に相談してみましょう。 ・KFS:重要成功要因 (Key Factor for Success) → ビジネスを成功させる為にキーとなるとなる要因のことで、事業戦略の中で注視される事が多い。業界環境の整理(業界環境分析)として「3C分析:顧客(Customer)、競合(Competitor)、⾃社(Company)」として事実を集め、  ▼                     競争環境での優位性を分析する⽅法(戦略⽬標)として「SWOT分析: 強み (Strength)、弱み (Weakness)、機会 (Opportunity)、脅威 (Threat)」や「STP分析:セグメンテーション (Segmentation)、ターゲティング (Targeting)、ポジショニング (Positioning)」が事例として挙げられる。 ・KBF:購買決定要因 (Key Buying Factor)   → 商品やサービスの購⼊してもらう上での価値や価格(例:コスパ、ブランド⼒、デザイン性、⼝コミや評判 等々) を構成する要素の中で重視する要素の事。 ▼                    商品/サービス課題を分析する⽅法として「4P分析:商品 (Product)、価格 (Price)、流通 (Place)、販促 (Promotion)」が事例として挙げられる。 ・KGI:重要⽬標達成指標 (Key Goal Indicator) → KPIとKGIの⼤きな違いはKPIが中間⽬標であるのに対し、KGIは「最終⽬標」。商業デザインをする上では、事業側の利益構造との接点が⾊濃くなり「利益額」や「売上額」となるケースが多くなります。
  49. 認知 意思決定/購⼊ ⽐較/検討 興味/関⼼ 共有/再購⼊ 補⾜ ) 購買⾏動モデルの雛形例 ・【AIDMA (アイドマ):消費者の購買⾏動モデル】

    → A : 認知・注意 (Attention)、I:興味・関⼼ (Interest)、D:欲求 (Desire)、M:記憶 (Memory)、A:⾏動 (Action) ・【AISAS (アイサス) :AIDMAのインターネット対応版】→ A:認知・注意 (Attention)、I:興味・関⼼ (Interest)、S:検索 (Search)、A:⾏動 (Action)、S:共有 (Share) ・【AISCEAS (アイシーズ) :⼝コミ等での⽐較・検討とSNSシェア⽂化の考慮が⼊ったモデル】→ A:注意 (Attention) 、I:興味・関⼼ (Interest)、S:検索 (Search)、C:⽐較 (Comparison)、E:検討 (Examination)、A:⾏動 (Action)、S:共有 (Share) ・【SIPS (シップス):SNSに根差したモデル】→ S:共感する (Sympathize)、I:確認する (Identify)、P:参加する (Participate)、S:共有し拡散する (Share & Spread) 新規顧客とは、商品/サービスの 購⼊経験がなく、初めて利⽤する ⼈のこと。 商品購⼊や、サービス利⽤を 経た状態の顧客。 「リピーター」とも呼ばれる。 ロイヤルカスタマー等、商品/サ ービスに⾼い満⾜度が得られて いる状態の呼び⽅もある。 顧客の状態 (マーケティングにおける顧客の分類) ⾏動の段階 (マーケティングにおける購買に関する⾏動モデル) 悩みや不安を感じつつも、 具体的なニーズや課題として まだ認識できていない顧客。 潜在顧客 ⾒込み顧客 既存顧客 新規顧客 顕在顧客 ⾃⾝のニーズを⾃覚している 顧客。提供したい商品/サー ビスは知らないが、 ニーズや課題を解決する為、 既にリサーチなどの⾏動を 取っていることが多い。 提供したい商品/サービスに興味/関⼼を ⽰しており、何かのきっかけを与える事 で新規顧客へと転換する可能性の⾼い。 マーケティングにおいては「リード」 とも呼ばれます。
  50. 【ユーザーの関⼼度】 【ユーザーの多さ】 潜在層 準顕在層 顕在層 明確層 提供した商品やサービスの利⽤経験が ある層。 ニーズがあり提供者の商品やサービス を知っている層。

    ニーズはあるが、商品やサービスを 知らない、または検討していない層。 商品やサービスを知らず、関⼼がない層。 ターゲット層 (WEBを中⼼としたプロモーションを中⼼とした分類⽅法) ニーズを掘り起こし、商品/サービスを 認知してもらう事が⽬的になります。 幅広い⼈へ⾒てもらう為、純広告やSNS への動画広告等々が選択肢に挙がります。 ニーズはあるので、それを満たす商品/ サービスである事を知ってもらう為、 興味喚起に繋げやすい、 リスティング広告(ビッグワード)、 アフィリエイト広告、SNS広告 等々が 選択肢に挙がります。 商品/サービスを知っているので、 コンバージョン(例:商品購⼊)まで、 あと⼀歩進んでもらう必要があります。 リターゲティング)広告、リスティング 広告(ミドルワード)等々で、 商品/サービスコンテンツへ流⼊後は、 その中で最適なコミュニケーションを ⾏い、コンバージョンを促しましょう。 商品/サービスの利⽤経験があるので、 良い体験だったかを思い出してもらう か、初回の利⽤に関連づけたさらなる ニーズを思い描いてもらい、リピート 利⽤を促す為のアプローチが必要と なります。 リターゲティング広告やメール広告 でリピートを促しましょう。
  51. ユーザーの状態 イノベーター アーリー アダプター アーリー マジョリティー レイト マジョリティー ラガード 時間

    採 ⽤ 者 数 2.5% 13.5% 34% 34% 16% 市場の成⻑に伴う時間経過(横軸)と、その商品やサービスを採⽤するユーザー数(縦軸)で、普及過程を5つの層で分類したものが、イノベーター理論です。 最初期に商品/サービスを 採⽤する⼈。市場に普及し ていないもので、⾼値でも 価値観に合致すれば⽀えて くれる。 (⾰新者) (初期採⽤者) (前期追随者) (後期追随者) (遅滞者) これから普及する かも知れない商品/ サービスを採⽤す る⼈。トレンドに 敏感。 オピニオンリーダーや インフルエンサーが多い キ ャ ズ ム キャズム(商品/サービスが普及する分岐点)を超えるのが市場開拓に重要。 アーリーアダプターを攻略がとても⼤事。 初期市場 メインストリーム(主流) トレンドへの感度は⽐較的⾼いが新し い商品やサービスの採⽤に慎重な⼈。 アーリーアダプターの影響を受けやす い層でもある。 新しい商品やサービスについては消極 的で、なかなか導⼊しない⼈。 採⽤する⼈達が多数派だと確証を得て から導⼊する層。この層を動かすには 普及率が⼤事。 市場の中でも最も保守的な層。伝統的、 ⽂化的なレベルまで普及しないと採⽤ しない層。この層を動かすには対象の 商品/サービスが定番で、新商品よりも 安⼼できる点を訴求する事が⼤事。
  52. 潜在層 準顕在層 顕在層 明確層 ターゲット層 ペルソナA ペルソナB ペルソナC ペルソナ (

    ※「ユーザーの状態:イノベーター理論」はペルソナ内で⾏動イメージを補完 ) CJM (カスタマージャーニーマップ) 広告設計 / 運⽤ (潜在/顕在/⾒込み顧客向け) コンテンツ企画 (何を⾒せるか?のリストアップ) / 媒体選定 / 全体導線設計 コンテンツ構成 / コンテンツ内 導線設計 / 画⾯の情報設計 / UIデザイン 広告設計 / 運⽤ (既存顧客向け) 認知 興味/関⼼ 意思決定/購⼊ ⽐較/検討 顧客の状態 共有/再購⼊ ⾏動の段階 潜在顧客 顕在顧客 ⾒込み顧客 既存顧客 新規顧客
  53. 認知 興味/関⼼ 意思決定/購⼊ ⽐較/検討 雑誌広告 広告掲出 WEB媒体閲覧 SNS投稿 閲覧/登録 顧客の状態

    共有/再購⼊ ⾏動の段階 主要な タッチ ポイント OBJECTIVE ( ⽬的/達成すべき事 ) WHO (誰に?) WHAT (何を?) HOW (どのように?) 潜在顧客 顕在顧客 ⾒込み顧客 既存顧客 新規顧客 ◦◦商品の新規顧客獲得と初回購⼊。2ヶ⽉以内に再購⼊していただく。 広告を⽬にし商品名を認知 雑誌広告 (例:QR経由WEB流⼊数 ) AD広告 (例:imp数、CTR) 各種SNS広告 (例:imp数、CTR、CPC ) 各種SNS 投稿 (例:拡散数 / リンクCTR) 各種SNS ⾃社チャンネル(例:登録者数) 期待する ⾏動 KPI 商品内容の興味/関⼼を⾼める ⾃社EC 広告経由 ユーザ情報 (例:セッション、PV、直帰率、訪問時間) 次回訪問施策 (例:メルマガ登録数) 雑誌内記事 QR読取り 掲出広告から 遷移 ⾃社EC(WEB) 商品ページ 投稿拡散 /リンク遷移 メルマガ 登録フロー 商品情報の⾃社内外問わない ⽐較 / 検討時に購⼊を促す 配信メルマガ開封/閲覧 ⾃社EC(WEB) 類似商品ページ / 商品カテゴリページ 等々 ⾃社EC 定着関連 (例:回遊ページ数、滞在時間…) メルマガ施策 (例:メルマガ開封率、CTR) ⾃社EC(WEB) 商品ページ 他社商品の媒体 閲覧(※計測困難) 会員登録 / 購⼊フロー ⾃社商品を購⼊いただく 購⼊関連 (例:会員登録・購⼊フロー各⼯程離脱率、 購⼊単価、購⼊点数、顧客属性情報 …) 初回購⼊後、2ヶ⽉以内に 再訪問 / 再購⼊いただく 時 間 が 空 く 時 間 が 空 く 時 間 が 空 く 配信メルマガ開封/閲覧 検索サイトでの 検索⾏動 広告掲出 WEB媒体閲覧 ※シーズ観点でも実現可能なタッチポイントを設計する 投稿拡散 / リンク遷移 再訪関連 (例:再訪期間、前回購⼊からの期間) 登録済みSNS ⾃社チャンネル 検索結果からの 遷移 メルマガ (例:開封率、CTR) 検索サイト ( 例:キーワード別検索結果順位 ) AD広告 (例:imp数、CTR、CPC) 各種SNS (例:広告imp数、投稿経由の遷移数 、投稿リンクCTR、チャンネル登録数) 掲出広告から 遷移 潜在層 準顕在層 顕在層 明確層 アイさん
  54. 認知 興味/関⼼ 意思決定/購⼊ ⽐較/検討 雑誌広告 広告掲出 WEB媒体閲覧 SNS投稿 閲覧/登録 顧客の状態

    再購⼊ ⾏動の段階 主要な タッチ ポイント 潜在顧客 ⾒込み顧客 ⾒込み顧客 OBJECTIVE ( ⽬的/達成すべき事 ) WHO (誰に?) WHAT (何を?) HOW (どのように?) 既存顧客 新規顧客 ◦◦商品の新規顧客の獲得。2ヶ⽉以内に初回購⼊後の再購⼊。 広告を⽬にし商品名を認知 雑誌広告 (例:QR経由WEB流⼊数 ) AD広告 (例:imp数、CTR) 各種SNS広告 (例:imp数、CTR、CPC ) 各種SNS 投稿 (例:拡散数 / リンクCTR) 各種SNS ⾃社チャンネル(例:登録者数) 主要KPI 商品内容の興味/関⼼を⾼める ⾃社EC 広告経由 ユーザ情報 (例:セッション、PV、直帰率、訪問時間) 次回訪問施策 (例:メルマガ登録数) 雑誌内記事 QR読取り 掲出広告から 遷移 ⾃社EC(WEB) 商品ページ 投稿拡散 /リンク遷移 メルマガ 登録フロー 商品情報の⾃社内外問わない ⽐較 / 検討時に購⼊を促す 配信メルマガ開封/閲覧 ⾃社EC(WEB) 類似商品ページ / 商品カテゴリページ 等々 ⾃社EC 定着関連 (例:回遊ページ数、滞在時間…) メルマガ施策 (例:メルマガ開封率、CTR) ⾃社EC(WEB) 商品ページ 他社商品の媒体 閲覧(※計測困難) 会員登録 / 購⼊フロー ⾃社商品を購⼊いただく 購⼊関連 (例:会員登録・購⼊フロー各⼯程離脱率、 購⼊単価、購⼊点数、顧客属性情報 …) 初回購⼊後、2ヶ⽉以内に 再訪問 / 再購⼊いただく 時 間 が 空 く 時 間 が 空 く 時 間 が 空 く 配信メルマガ開封/閲覧 検索サイトでの 検索⾏動 広告掲出 WEB媒体閲覧 ※シーズ観点でも実現可能なタッチポイントを設計する 投稿からの リンク遷移 再訪関連 (例:再訪期間、前回購⼊からの期間) 登録済みSNS ⾃社チャンネル 検索結果からの 遷移 メルマガ (例:開封率、CTR) 検索サイト ( 例:キーワード別検索結果順位 ) AD広告 (例:imp数、CTR、CPC) 各種SNS (例:広告imp数、投稿経由の遷移数 、投稿リンクCTR、チャンネル登録数) 掲出広告から 遷移 UXにおける「どの期間」に「どのような体験提供」と「ユーザーの変化」を⽬指すかを定義。 期待する ⾏動 期待する⾏動を「OBJECTIVE / WHO」と紐付けて明⽂化 定量的に計測可能な、指標(状況や物事に価値をつける際の基準となる要素)を定義しましょう。 開発や施策を⾏った際、みなさんが考えた仮説が正しかったかを検証する客観的なデータ(KPI)となり事業活動の採算 / ⽣産性の⽴証に役⽴ちます。 ペルソナで作成した「⽣活サイクル (タッチポイント)」から、 「期待する⾏動」が⾏われるために必要なタッチポイントを、ユーザー⽬線で組み⽴ててみましょう。 この時点では「全体的な流れ」を作る⼯程なので、細かすぎない程度で⼤丈夫です。 (例:サイト構成、ページ間の導線設計、ページ単位の情報設計…等々は、これらの後に別⼯程で実施されます。※この部分はまた別の機会に) 潜在層 準顕在層 顕在層 明確層 アイさん 対象のペルソナを指定
  55. 認知 興味/関⼼ 意思決定/購⼊ ⽐較/検討 顧客の状態 再購⼊ ⾏動の段階 対象 ページ OBJECTIVE

    ( ⽬的/達成すべき事 ) WHO (誰に?) WHAT (何を?) HOW (どのように?) ◦◦商品の新規顧客獲得と初回購⼊。2ヶ⽉以内に再購⼊していただく。 期待する ⾏動 KPI 商品選択後に、新規会員登録を⾏い購⼊⼿続きへ進む 参照元 (メディア別)、直帰率、離脱率、 PV/セッション、サイト内閲覧開始率 等々 ※シーズ観点でも実現可能なタッチポイントを設計する 課題 離脱率、カート画⾯の類似商品訴求枠のCTR カート商品登録を起点にした購⼊完了率 等々 商品ページ ログインページ群 新規会員登録ページ群 購⼊単価や点数、利⽤決済種別割合、商品ジャ ンル別併売データ、キャンペーン利⽤実績 等々 画⾯ キャプチャ 画⾯ キャプチャ 画⾯ キャプチャ 画⾯ キャプチャ 画⾯ キャプチャ 画⾯ キャプチャ 離脱率が◦%で⾼い。 PV/セッションが◦%で低く、類似商品/ 類似のニーズへの訴求が⾏えていない。 離脱率は、⾃社内他サービス⽐較で許容値。 ヒートマップ検証でクリッカブルでない 要素の押下が⽬⽴つ為、UI調整の必要あり。 ログインページからの遷移割合が全体の◦%で オーガニック流⼊の◦%より低い要導線改善。 情報⼊⼒⼯程での離脱が◦%で⾼いユーザー負 荷軽減について要検討。 カートページ群 参照元(対象:社内外)、 直帰率、離脱率、 各種ログイン⽅法利⽤率 等々 購⼊⼿続きページ群 カートへの商品登録後の購⼊完了率が ◦%で低い。システム使⽤上、某競合他社 と同じような類似商品訴求ができない。 参照元 (メディア別)、直帰率、離脱率、各顧客 属性情報 (アクティブ層、有料転換率) 等々 購⼊⼿続きページ内での達成率は◦%で許容値。 しかし、サイト専⽤ポイント購⼊を促せておら ず決済利⽤⼿数料の⾼い決済⽅法利⽤が多い。 コストメリットの⾼い決済⽅法訴求が必要。 顕在層 アイさん 潜在顧客 顕在顧客 ⾒込み顧客 既存顧客 新規顧客
  56. 認知 興味/関⼼ 意思決定/購⼊ ⽐較/検討 顧客の状態 再購⼊ ⾏動の段階 対象 ページ OBJECTIVE

    ( ⽬的/達成すべき事 ) WHO (誰に?) WHAT (何を?) HOW (どのように?) ペルソナ A:アイさん 【年齢】32歳 【性別】⼥性 【職業】主婦 【居住地】⽇本 / 関東圏 ※その他項⽬は別紙 ペルソナ詳細参照 ◦◦商品の新規顧客獲得と初回購⼊。2ヶ⽉以内に再購⼊していただく。 期待する ⾏動 KPI 商品選択後に、新規会員登録を⾏い購⼊⼿続きへ進む 参照元 (メディア別)、直帰率、離脱率、 PV/セッション、サイト内閲覧開始率 等々 ※シーズ観点でも実現可能なタッチポイントを設計する 課題 離脱率、カート画⾯の類似商品訴求枠のCTR カート商品登録を起点にした購⼊完了率 等々 商品ページ ログインページ群 新規会員登録ページ群 購⼊単価や点数、利⽤決済種別割合、商品ジャ ンル別併売データ、キャンペーン利⽤実績 等々 画⾯ キャプチャ 画⾯ キャプチャ 画⾯ キャプチャ 画⾯ キャプチャ 画⾯ キャプチャ 画⾯ キャプチャ 離脱率が◦%で⾼い。 PV/セッションが◦%で低く、類似商品/ 類似のニーズへの訴求が⾏えていない。 離脱率は、⾃社内他サービス⽐較で許容値。 ヒートマップ検証でクリッカブルでない 要素の押下が⽬⽴つ為、UI調整の必要あり。 ログインページからの遷移割合が全体の◦%で オーガニック流⼊の◦%より低い要導線改善。 情報⼊⼒⼯程での離脱が◦%で⾼いユーザー負 荷軽減について要検討。 カートページ群 参照元(対象:社内外)、 直帰率、離脱率、 各種ログイン⽅法利⽤率 等々 購⼊⼿続きページ群 カートへの商品登録後の購⼊完了率が ◦%で低い。システム使⽤上、某競合他社 と同じような類似商品訴求ができない。 参照元 (メディア別)、直帰率、離脱率、各顧客 属性情報 (アクティブ層、有料転換率) 等々 購⼊⼿続きページ内での達成率は◦%で許容値。 しかし、サイト専⽤ポイント購⼊を促せておら ず決済利⽤⼿数料の⾼い決済⽅法利⽤が多い。 コストメリットの⾼い決済⽅法訴求が必要。 課題解決の内容が詳細に具体的なるとペルソナを忘れがち。常に優先すべきペルソナを意識する。 期待する⾏動を「OBJECTIVE / WHO」と紐付けて明⽂化 ⼯程と期待する⾏動が細分化されている程、KPIの前後関係を意識しながら計測設計を⾏いましょう。 プロジェクトに関わる関係者が、どこの画⾯を対象にした議論をしているかイメージしやすいよう、 キャプチャ(開発途中の場合はモックアップ)等を配置しましょう。 現在の状況や課題をできる限りの根拠を持ち記載し、後の詳細な情報設計や改善策⽴案に繋げていきましょう。 この際、シーズ(開発資産、情報資産、⼈的資産、予算、期間 等々)を踏まえた現実的な課題を出せると、解決の実現性が⾼まります。 潜在顧客 顕在顧客 ⾒込み顧客 既存顧客 新規顧客 さらに詳細に、UXにおける「どの期間」に「どのような体験提供」と「ユーザーの変化」を促すかを定義。
  57. 属性情報の深堀 / ⼀般名称化 ・職業: ・個⼈年収: 万円 ・世帯年収: 万円 ・年齢: 歳

    ・性別: ・国籍: ・家族構成:配偶者 / ⼦供 ⼈ ・趣味  : ・平均価格:    万円 ・お⼩遣い: 万円 (⽉あたり) ・住居種別: ・物件種別: ・家 賃 : 万円 (⽉あたり) (またはローン等の⽀払い) 参考データ/ 資料 参考データ/ 資料 参考データ/ 資料 参考データ/ 資料
  58. さん 優先度 顧客の状態 毎⽇家事に奮闘!⼿のかかる⼦供がいる 頑張り屋さんのアラサーママ。 ユーザーの状態 Photo 歳 ⽉当たり購⼊額(⾼) ⽉当たり購⼊額(⾼)

    年 齢 層 (低) 円 年 齢 層 (⾼) 【ペルソナ No. 】 ・年齢: 歳 ・性別: ・国籍: ・職業: ・家族構成:配偶者( 歳 ) / ⼦供 ⼈ ( 歳) ・個⼈年収: 万円 ・世帯年収: 万円 【⽣活サイクル (タッチポイント) 】 【ターゲットセグメント / 属性情報】 平⽇ (週5⽇) 休⽇ (週2⽇) 0-5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 19時 20時 21時 22時 22時 23時 【よく⼝にすること】 ・ ・ ・ ・ 【⾷:平⽇ ⾃炊中⼼ / 休⽇ 1⾷は外⾷】 ・ ・ ・ ・ 【⾐:⼀般流通・価格帯を利⽤】 ・ ・ ・ ・ 【住:東京都荒川区在住 / 賃貸】 ・ ・ ・ ・ 【キャッチコピー】 歳 円 円 歳 /
  59. 顧客の状態 ⾏動の段階 主要な タッチ ポイント OBJECTIVE ( ⽬的/達成すべき事 ) WHO

    (誰に?) WHAT (何を?) HOW (どのように?) 【達成したい⾏動】 期待する ⾏動 KPI ※シーズ観点でも実現可能なタッチポイントを設計する    顧客    顧客    顧客    顧客    顧客 層 層 層 層 さん
  60. 顧客の状態 ⾏動の段階 OBJECTIVE ( ⽬的/達成すべき事 ) WHO (誰に?) 【達成したい⾏動】    顧客

       顧客    顧客    顧客    顧客 対象 ページ WHAT (何を?) HOW (どのように?) 期待する ⾏動 KPI ※シーズ観点でも実現可能なタッチポイントを設計する 課題 層 層 層 層 さん