Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
JSRにモジュールを公開するまで/公開してから
Search
虎の穴ラボ株式会社
May 03, 2024
Technology
0
120
JSRにモジュールを公開するまで/公開してから
JSR(
https://jsr.io/
) にモジュールを公開するまでに行ったJSRからの要求事項の対応と公開してから行ったJSRのスコアを上げるための対応について
虎の穴ラボ株式会社
May 03, 2024
Tweet
Share
More Decks by 虎の穴ラボ株式会社
See All by 虎の穴ラボ株式会社
Deno Deploy で Web Cache API を 使えるようになったので試した知見
toranoana
1
130
【虎の穴ラボ Tech Talk】虎の穴ラボTech Talk説明資料
toranoana
0
160
虎の穴ラボ Tech Talk_CDKでFargate環境構築
toranoana
1
190
虎の穴ラボスキルアップ支援制度の利用例
toranoana
0
320
【虎の穴ラボ Tech Talk #1】Ansible Lintの警告への対処
toranoana
1
160
【虎の穴ラボ Tech Talk #1】虎の穴ラボの利用技術紹介
toranoana
0
220
サークルポータルを支えるフロントエンドアーキテクチャの選定
toranoana
1
250
フレックスタイム制度の活用例
toranoana
1
670
【toranoana.deno#17】 DenoでGitHubのバックアップ with ChatGPT
toranoana
1
240
Other Decks in Technology
See All in Technology
Microsoft 365 でデータセキュリティを強化しよう
sophiakunii
2
450
LLMOps : ΔMLOps
shuntaito
5
770
Amazon Managed Grafana で AWS IoT TwinMaker によるデジタルツインアプリケーションを動かしてみた
wakatsuki
0
110
AWS Lambda と Amazon SQS で「わかった気になれる」FreeRTOS 入門
soracom
PRO
2
140
地域DXにおけるGrafana活用事例
wacky
0
370
マルチテナントのサービスインフラに大きなテナントを受け入れるまで
7474
0
410
【完全版】Dify - LINE Bot連携 考え方と実用テクニック
uezo
3
850
運営11年目タイトルを守る最強の盾の有効性と活用法
mixi_engineers
PRO
2
120
XSS攻撃から考察するAWS設定不備の恐怖/20241012 Hironobu Otaki
shift_evolve
0
110
【㈱アイモバイル】エンジニア向け会社説明資料
imobile
0
480
外部カンファレンスで登壇しよう! 〜「強い」エンジニアへの一歩を踏み出す〜
logica0419
4
130
複数の外部サービスデータの統合と変換を実現する Railsのインポートアーキテクチャ / Rails import architecture for integration and transformation of multiple external service data
aiandrox
0
190
Featured
See All Featured
No one is an island. Learnings from fostering a developers community.
thoeni
19
2.9k
Practical Orchestrator
shlominoach
186
10k
Designing the Hi-DPI Web
ddemaree
280
34k
Designing for humans not robots
tammielis
249
25k
"I'm Feeling Lucky" - Building Great Search Experiences for Today's Users (#IAC19)
danielanewman
225
22k
Gamification - CAS2011
davidbonilla
80
5k
Optimizing for Happiness
mojombo
375
69k
Happy Clients
brianwarren
97
6.7k
Navigating Team Friction
lara
183
14k
Visualizing Your Data: Incorporating Mongo into Loggly Infrastructure
mongodb
41
9.2k
Easily Structure & Communicate Ideas using Wireframe
afnizarnur
191
16k
A Tale of Four Properties
chriscoyier
156
22k
Transcript
Copyright (C) 2023 Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. T
O R A N O A N A L a b 2024 JSR にモジュールを 公開するまで/公開してから 2024/5/03 JSR Meetup 虎の穴ラボ株式会社 奥谷 一陽
Copyright (C) 2023 Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 2024
自己紹介 奥谷 一陽 所属:虎の穴ラボ株式会社 興味:Deno、TypeScript 最近買ったもの:ガーゼケット X:@okutann88 github:Octo8080X toranoana.deno 主催の1人です
Copyright (C) 2023 Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 2024
アジェンダ - JSRにパッケージを公開するまで - JSRにパッケージを公開してから - 所感/困っていること
Copyright (C) 2023 Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 2024
こんなものを作りました
Copyright (C) 2023 Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 2024
こんなものを作りました。
Copyright (C) 2023 Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 2024
Thoth - Deno KV の上で構築する全文検索
Copyright (C) 2023 Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 2024
JSRにパッケージを公開するまで
Copyright (C) 2023 Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 2024
JSRにパッケージを公開するまで - JSRは、http(s)でモジュールを参照することを許してくれない => http://deno.land/x から参照していたモジュールを JSRに置いてあるモジュールに切り替える。
Copyright (C) 2023 Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 2024
JSRにパッケージを公開するまで - JSRは、/// <reference lib="deno.unstable" /> の記述を許していない => 削除する
Copyright (C) 2023 Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 2024
JSRにパッケージを公開するまで - JSRは、/// <reference lib="deno.unstable" /> の記述を許していない - Issueを立てて聞いてみた。 https://github.com/jsr-io/jsr/issues/362 => deno.json の compilerOptions.lib で記載しよう
Copyright (C) 2023 Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 2024
JSRにパッケージを公開するまで - slow types のエラーに対応 - エクスポートされる関数/クラス/const/let宣言に明示的な型が必要 - 参照: https://jsr.io/docs/about-slow-types =>型を明示してあげる - 後から気がついたことですが、deno publish に `--allow-slow-types` オプ ションがあるので、一時回避できるそうです。
Copyright (C) 2023 Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 2024
Copyright (C) 2023 Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 2024
などなど対応して、JSRにモジュール公開!
Copyright (C) 2023 Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 2024
JSRにパッケージを公開してから
Copyright (C) 2023 Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 2024
JSRにパッケージを公開してから - ドキュメントサイトを作りました。 https://thoth-doc.deno.dev/
Copyright (C) 2023 Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 2024
JSRにパッケージを公開してから - JSRスコアを上げる活動 - JSRには、条件を満たすと上げられるスコアがある。 - Readme またはモジュールのドキュメントがある - Readme またはモジュールのドキュメントに例がある - ほとんどのシンボルのドキュメントがある - slow types が使用されていない - 少なくとも 2 つのランタイムが互換性があるとマークされている など
Copyright (C) 2023 Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 2024
JSRにパッケージを公開してから - JSRスコアを上げる活動 - JSRには、条件を満たすと上げられるスコアがある。 - ほとんどのシンボルのドキュメントがある => JSDocコメントを書く
Copyright (C) 2023 Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 2024
JSRにパッケージを公開してから - JSRスコアを上げる活動 - JSRには、条件を満たすと上げられるスコアがある。 - ほとんどのシンボルのドキュメントがある =>JSDocコメントを書くとJSRにも反映される JSDoc コメント 書く前
Copyright (C) 2023 Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 2024
JSRにパッケージを公開してから - JSRスコアを上げる活動 - JSRには、条件を満たすと上げられるスコアがある。 - ほとんどのシンボルのドキュメントがある =>JSDocコメントを書くとJSRにも反映される JSDoc コメント 書いた後
Copyright (C) 2023 Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 2024
所感/困っていること
Copyright (C) 2023 Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 2024
所感/困っていること 所感 - JSR公開するパッケージの条件としてやって欲しいことが明確にある。 =>やっていないとエラーになる。わかりやすくて良い。 --dry-run を使うと「公開のタイミングで気づく」ということも減るはず - スコアを設定することで、開発者側の資料作成がモチベートされている =>JSRに載っているモジュールのベースラインがキープされていると思う。 困っていること - JSR公開モジュールをDenoとNodeの両対応したいが、Node.jsでのJSR公開モ ジュールの参照がうまくできていない。 =>もし、何かわかる方いたら相談させてください。
Copyright (C) 2023 Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 2024
ありがとうございました
Copyright (C) 2023 Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 2024
ちょっと宣伝
Copyright (C) 2023 Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 2024
5月15日(水) toranoana.deno #16 開催