Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

新しい SLO が良い感じにハマっている話

Avatar for kaita kaita
July 31, 2026

新しい SLO が良い感じにハマっている話

もう一度考えるSRE #1
https://topotal.connpass.com/event/399194/

Avatar for kaita

kaita

July 31, 2026

More Decks by kaita

Other Decks in Technology

Transcript

  1. ⾃⼰紹介 • Kaita Nakamura (@z63d_) • 株式会社primeNumber • SRE •

    好きな技術: コンテナ、Kubernetes • Raycast Community Japan • Raycast Ambassador 2
  2. 新しい SLO が良い感じに機能しているのでその話 この SLO を定義するまでの過程は “SRE Kaigi 2026 延⻑戦”

    で話しました (資料‧アーカイブあり) https://speakerdeck.com/z63d/slo-duo-yang-naqi-dai-zhi-toxiang-kihe-tutemita https://sre-connect.connpass.com/event/381108/ 3
  3. TROCCO について • ETL の SaaS • ETL: データ分析基盤構築で⾏われるプロセス •

    ◦ Extract: データソースからデータを抽出 ◦ Transform: データを変換‧加⼯ ◦ Load: DWH にロード ETL ジョブを 事前にスケジュールした時間や UI 上のボタンなどから実⾏可能 https://primenumber.com/trocco/features/etl 5
  4. どんな SLI / SLO? • SLI ◦ スケジュールしたジョブの実⾏遅延時間 ▪ ◦

    • (正確には遅延時間そのものではなく、これに関連する指標) CUJ 的な SLO ◦ 例: p90 の xx % が xx 秒以下 7
  5. 信頼性の維持‧向上 以下のサイクルが回っている 1. サービス劣化の検知(burn rate が⾼い or SLO 違反) 2.

    対応 3. 改善 約半年間で3回ほど⼤きめのサービス劣化を検知 ※ burn rate という SRE ⼀般⽤語を使っているが、社内で burn rate という⽤語は使ってない & burn rate は計算していない 9
  6. 対応 • 原因 Ruby on Rails の config 変更が原因 ◦

    • 対応 ◦ config 変更の PR の revert 12
  7. 対応 • 原因 ◦ 既知の問題が影響していそう ◦ トリガーとなった PR がありそうだが、 ⻑期的にみると劣化傾向にあった

    • 対応 ◦ 根本的な DB への負荷対策などを実施 ▪ SQL クエリの改善 ▪ 関連するテーブルにインデックスを作成 ▪ ... など 16