■目次
1.COVID-19によるe-Groceryへの影響
2.英国のネットスーパー事業概況
3.英Ocadoを支える強力なサプライチェーン
4.Ocadoから学ぶ3つのオペレーション戦略
5.会社紹介/お問い合わせ
■サマリー
・COVID-19の感染拡大の影響でe-Groceryは世界中で需要が急増。食品の購買が店舗からネット&配送へ急速に変化する中、日本のネットスーパーでは配送供給力やシステムが追いつかない現状
・日本のスーパーマーケット市場は13兆円の規模に対しEC化率は1%と他業界と比較して低水準
・英国の食品・飲料市場はEC化率6%と世界2位
・2000年に英国で創業した店舗を持たないネットスーパー専業のOcado(オカド)は売上1,757百万ユーロ(FY2019)、時価総額は1兆円を超える世界No.1のPure e-Groceryプレーヤー
・Ocado成長の鍵は「ピッキングの効率性追求によるSKU数の充実」「ラストマイル配送効率化による便利な配送の提供」「需給予測の精度向上による低欠品率・低廃棄率の実現」の3つのオペレーション戦略