Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
事業推進と現場課題解決の両立を目指すプロダクト開発
Search
10xinc
September 20, 2023
0
870
事業推進と現場課題解決の両立を目指すプロダクト開発
10xinc
September 20, 2023
Tweet
Share
More Decks by 10xinc
See All by 10xinc
スーパーマーケットのこれまでとこれから
10xinc
5
6k
データプロダクト開発の歩み
10xinc
5
1.7k
10XにおけるData Contractの導入について: Data Contract事例共有会
10xinc
8
2.2k
10Xでのデータ基盤の変遷とこれから: データマネジメントのリアル 〜BtoB企業3社の歩みとこれから〜
10xinc
6
11k
10Xが掲げるオリジナルの品質特性について #nihonbashitesttalk / 10X quality characteristic
10xinc
2
1.2k
株式会社10X - Culture Deck
10xinc
87
1.4M
データマネジメントを支える武器としてのメタデータ管理
10xinc
8
40k
Elementaryを用いたデータ品質の可視化とデータ基盤の運用改善
10xinc
9
18k
テストの完了をゴールにしない! ~仮説検証を繰り返し、開発・QA・ユーザーが交流しながら開発することで見えてくる理想の姿~ - #RSGT2024 #DevSumi / Shift left and Shift right
10xinc
13
11k
Featured
See All Featured
KATA
mclloyd
29
14k
Writing Fast Ruby
sferik
628
61k
Fireside Chat
paigeccino
34
3.1k
A better future with KSS
kneath
238
17k
Learning to Love Humans: Emotional Interface Design
aarron
274
40k
Performance Is Good for Brains [We Love Speed 2024]
tammyeverts
7
540
Refactoring Trust on Your Teams (GOTO; Chicago 2020)
rmw
33
2.7k
"I'm Feeling Lucky" - Building Great Search Experiences for Today's Users (#IAC19)
danielanewman
226
22k
The Art of Delivering Value - GDevCon NA Keynote
reverentgeek
8
1.2k
Side Projects
sachag
452
42k
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
232
140k
Producing Creativity
orderedlist
PRO
342
39k
Transcript
©2023 10X, Inc. 事業推進と現場課題解決の両立を 目指すプロダクト開発 2023/09/11 Koichi Miyamae
©2023 10X, Inc. 自己紹介 宮前 宏一 2009年スマホアプリの運営会社に入社。ソーシャルゲームの 企画・運営などを担当の後、USで北米向けアプリの企画開 発を担当 2018年メルカリ入社しメルカリUSのPMとしてGrowth施策の
推進・CRM基盤の開発などを担当。2019年10月にメルペイへ 異動し、大型キャンペーンやGrowth基盤などのPMを担当 2022年10月に10Xへ入社。お届けチームのPdM
© 2021-2022 10X, Inc. 3 10xを創る 1. 人が実際に抱えているイシューを見つけ出し、解決すること 2. 今ある技術の組み合わせで解決できること
3. 巨大で負があるマーケットであること Our Mission 以下3つを同時に満たすことで 10x=非連続な顧客価値を作り・届けることを目指します
© 2021-2022 10X, Inc.
©2023 10X, Inc. 本日の献立 1. Stailerの紹介 2. 直接的に事業を伸ばす開発 3. 現場は日々困っている
4. 現場改善を進める取り組み 5. より良いオペレーションの実現に向けて
©2023 10X, Inc. Stailerの紹介
©10X, Inc. All Rights Reserved. ネットスーパーに必要なすべてのプロダクトを開発・運営 7 お客様向け アプリ 実店舗同様の
購買体験をご提供 (数万SKUの商品等) 店舗スタッフ向け アプリ ピッキング パッキング お客様へのご連絡 配達スタッフ向け アプリ ラストマイル 配達業務 小売本部向け 管理画面 在庫管理 売上確定 POS連携 Stailerの紹介
©10X, Inc. All Rights Reserved. お届けチームとは Stailerの紹介
©10X, Inc. All Rights Reserved. Stailerの紹介
©2023 10X, Inc. 直接的に事業を伸ばす開発
©2023 10X, Inc. 事業を伸ばす開発 小売事業者と10Xのベクトルがアライン
©2023 10X, Inc. いずれかに直結する新機能を開発 パートナー数 店舗数 per パートナー 注文数 per
店舗 GMV = (売上) × × 事業を伸ばす開発
©2023 10X, Inc. 事業課題に直接紐づく機能要求は本部と議論される 事業を伸ばす開発
©2023 10X, Inc. 現場は日々困っている
©2023 10X, Inc. 現場は日々困っている 現場は日々困っている 新しい機能も大事だけど、少しは 現場の声も聞いてくれないか なぁ。使いづらくて毎日困ってるん だけど・・・ ※あくまでイメージです
ここでこの操作したい んだけど、なぜできな いの? この作業はアプリで 完結したいのに、毎 回管理画面開くのが 大変 このダイアログ、な んで毎回表示され るの? もっとサクサクでき ない?
©2023 10X, Inc. 例)箱ラベルに点数を表示 箱詰めする点数がパッと確認できることで、最初に用意する箱 (オリコン) の数が予測で きる 旧 新
現場は日々困っている
©2023 10X, Inc. 1秒の改善が大きなインパクトになりうる 注文点数 1点 あたり工数 削減秒数 削減幅= ×
× ピッキング (=売り場で商品を集める作業 )を例にした場合 工数削減により、受注可能な注文数が増加 結果としてGMV増加に繋がる 現場は日々困っている
©2023 10X, Inc. 現場改善を進める取り組み
©2023 10X, Inc. 現場改善を進める取り組み 現場課題の解決のために決めてること 1. 定量分析にコストをかけすぎない 2. その代わり、定性意見にしっかり耳を傾ける 3.
開発チームだけで判断せず、ドメインエキスパートと協業
©2023 10X, Inc. 現場リサーチ リサーチを型化し定期的に実施。スタッフから生の意見をヒヤリング 現場改善を進める取り組み
©2023 10X, Inc. ドメインエキスパートとの協業 1. リサーチを元にした改善起票 2. 改善バックログのメンテナンス 3. 要件やデザイン、オペレーションへの落とし込み議論
現場改善を進める取り組み
©2023 10X, Inc. より良いオペレーションの 実現に向けて
©2023 10X, Inc. より良いオペレーションの実現に向けて どちらも事業を伸ばしている バランス良く組み合わせて、インパクトの総量をどれだけ大きくできるか
©2023 10X, Inc. バランス良く組み合わせるために 1. ロードマップ作成段階で詰め込みすぎない 2. 隙間に備え、開発着手可能なアイテムを貯蓄しておく ロードマップアイテム
ロードマップアイテム 隙間 開発 開発 隙間 ブロッカーあり より良いオペレーションの実現に向けて
©10X, Inc. All Rights Reserved. 余 白 を つ く る より良いオペレーションの実現に向けて