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コミュニティが持つ「学びと成長の場」としての作用 / RSGT2026
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ama-ch
January 13, 2026
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コミュニティが持つ「学びと成長の場」としての作用 / RSGT2026
https://confengine.com/conferences/regional-scrum-gathering-tokyo-2026/proposal/23371
ama-ch
January 13, 2026
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Transcript
組織変⾰とスクラムマスターのキャリアを⽀える 「外と内の循環」 コミュニティが持つ 「学びと成⻑の場」 と しての作⽤ PRESENTER 天野 祐介
PRESENTER 天野 祐介 スクラ無職 Role: 組織変⾰の推進者 サイボウズでの16年間、スクラムマスターとして組 織⽂化の変⾰と浸透に従事。 Context: 恵まれた環境の罠
⾃由な⽂化と多様な事業フェーズ。 しかし、それは「井の中の蛙」を⽣む温床でもあっ た。 Turning Point: 仙台移住 物理的に離れたことで、地域のコミュニティ運営に 参画。 そこには全く異なる「学びの⼒学」があった。
THE CHALLENGE 組織内だけでは起こる 「井の 中の蛙」状態 特殊環境への依存 恵まれた⽂化や特殊な前提に依存したスキルになり、普 遍性が検証できない。 社内⾔語の限界 社内の「当たり前」が通じない外の⽂脈や制約が想定外
となる。 意思決定のバイアス ⽐較対象がないため、現状維持バイアスが増⼤し、再現 性が⽋如する。
INSIDE 組織内‧現場 OUTSIDE コミュニティ‧他社 SOLUTION 突破⼝:外と内の循環 (Outside-in Circulation) Share 実践の発信
組織内での実践や悩みを LTや事例として外へ出す Reflect 内省‧フィードバック 他社の多様な⽂脈に触れ ⾃社の特殊性を客観視する Adapt 知⾒の翻訳‧適応 得られたフィードバックを ⾃社で使える形に変換する Practice 現場での実践 新たな仮説を元に 現場で実験‧試⾏錯誤する
INSIDE 組織内‧現場 OUTSIDE コミュニティ‧他社 SOLUTION 突破⼝:外と内の循環 (Outside-in Circulation) Share 実践の発信
組織内での実践や悩みを LTや事例として外へ出す Reflect 内省‧フィードバック 他社の多様な⽂脈に触れ ⾃社の特殊性を客観視する Adapt 知⾒の翻訳‧適応 得られたフィードバックを ⾃社で使える形に変換する Practice 現場での実践 新たな仮説を元に 現場で実験‧試⾏錯誤する 視野の拡張 再現性の向上 スキルの普遍化 VALUE 学習速度 の加速
従来の組織運営 STRUCTURE 権限と命令 STYLE 上意下達‧統制重視 MOTIVATION 外発的動機(報酬‧評価) コミュニティ運営 STRUCTURE 共感と⽬的の共有
STYLE ⾃律性‧創発重視 MOTIVATION 内発的動機(感謝‧貢献) PARADIGM SHIFT コミュニティ運営 = 組織変⾰スキル VS 権限がない状態で⼈々が⾃律的に動く「場」を作ることこそが、 組織内で⽬指すべき「⾃⼰組織化 チーム」の究極形である。 CORE INSIGHT
KEY CONCEPT 暗黙知の獲得 正統的周辺参加 (LPP) のプロセス EMBODIED KNOWLEDGE 感覚的な学びと⾝体知は コミュ
ニティで育つ 論理(System 2)の限界 形式知化されたマニュアルや論理だけでは、「場」の空気感や微妙なニュアンス は伝わらない。体験を通じた直感(System 1)が必要。 引き出しが増える 多様な⽂脈に触れることで、マニュアル化できない「運営の勘所」が⾝に つき、あらゆる状況に対応できる柔軟性が養われる。 観察 (Observation) 熟達者の振る舞いを周辺から⾒る 試⾏ (Experimentation) 安全な実験場で⼩さく試す 体得 (Embodiment) 内省を経て⾝体知として定着する 1 2 3
PRACTICAL KNOWLEDGE 運営の3つの柱(実践知) マニュアル化できない「場づくり」の勘所 01 原動⼒になり 場を作る ACTION 誰かがやるのを待つのではなく、⾃らの 「野蛮な」情熱で最初の⼀歩を踏み出
す。 First Followerを作る 02 創発的やり取りを 最⼤化する PROCESS 過度な計画で統制せず、その場の対話か ら⽣まれるものを何より⼤切にする。 計画の最⼩化‧即興性 03 貢献に 感謝する CULTURE ⾦銭ではない「感謝と尊敬」という内発 的報酬の循環を作る。 Emotional Salary
GROWTH CYCLE 学びを実践で活かす成⻑サイクル 社員 (週3⽇) 個⼈事業主 (複業) 学習のリードタイムを劇的に短縮 学習速度 ↑
現場で試す 組織内のリアルな課題に対し 仮説を持って実験する Practice 外で語る 実践知を⾔語化し コミュニティで共有する Output フィードバック 多様な視点を得て 次の実験の質を⾼める Feedback
コミュニティは単なる勉強 の場ではない。 「持続可能 なキャリア」 そのものであ る。 SUSTAINABLE CAREER キャリアの持続可能性: 弱い紐帯
(Weak Ties) の価値 変⾰を⽀える学習基盤 16年間の組織変⾰を⽀え続けたのは、社内だけでなく、常に外部の知⾒を取り⼊れ続けたコ ミュニティでの学習とつながりだった。 最強のセーフティネット 組織を離れ、肩書きが消えたとしても、コミュニティで築いた信頼関係は残り、孤独を防ぎ、 精神的な⽀柱となる。 機会を運ぶ「弱い紐帯の強み」 転職、登壇、共創など、新たなキャリアの機会は、⾝近な強い関係よりも、コミュニティのよ うな「ゆるいつながり」から⽣まれる。
SUMMARY Key Takeaways 循環が学習を加速させる 組織内(現場)での実践と、組織外(コミュニティ)での発信‧対話のサイクルを 回すことで、スキルの普遍性と再現性が⾼まる。 運営スキル=変⾰スキル 権限に頼らず、内発的動機で⼈が動く「場」を作るコミュニティ運営の経験は、 ⾃⼰組織化チームを育てる⼒そのものである。 ⾝体知は「実験」で育つ
論理だけでは学べない「場の空気感」や「振る舞い」は、コミュニティという安 全な実験場での試⾏錯誤によってのみ獲得できる。 CALL TO ACTION Next Step 今⽇から始められる 「外と内の循環」 Thank you for listening 天野 祐介 外で話す ⼩さなLTでもいい、実践を⾔語化する 内で試す 持ち帰ったフィードバックを現場で実験する 感謝を循環させる 貢献してくれた⼈に、⾔葉で感謝を伝える