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社内留学を通じて加速するプロダクトチームとのコラボレーション
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beaverjr
August 04, 2024
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社内留学を通じて加速するプロダクトチームとのコラボレーション
SRE NEXT 2024での登壇資料です。
beaverjr
August 04, 2024
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Transcript
社内留学を通じて加速する プロダクトチームとの コラボレーション 株式会社モ⼆クル / Erika Takada 2024/8/4 SRE NEXT
2024
Erika Takada / @beaverjr_50 2023.7- 株式会社モニクル SRE はたらく世代のお⾦の診断‧ 相談サービス マネイロ くらしとお⾦の経済メディア
リーモ
今⽇話すこと • モニクルのSRE組織の状況と社内留学の背景 • プロダクトチームからSREチームへの社内留学で⾏なった 取り組みの内容、成果 • 留学を通して得た学び、組織への影響
モニクルのSRE組織と 社内留学の背景
複数のチーム間で留学実績があるが SREチームへの留学は今回が初 モニクルにおける社内留学制度 • 他チームのメンバーとの信頼関係の構築 • 他チームの開発フローの体験 • 異なる技術スタックへの理解の促進 配属チームとは別のチームに⼀定期間所属する制度
モニクルのSRE組織 SRE Team Product A Team 各プロダクトへ横断的にSRE活動の推進 Product B Team
Product C Team Product D Team 留学
2023.7 2023.9 2024.5 留学実施 SREチーム誕⽣ 最初のチームとの 活動開始 複数のチームとの活動 プロダクションMTGを開始 2024.1
SREチームのタイムライン
SRE活動拡⼤フェーズで直⾯した課題 • 信頼性向上に関わるタスクの進め⽅ • プロダクトのスプリントに組み込み、優先度を付けつつ、 機能開発と並⾏して進める難しさ • ⽂化の浸透 • チームのニーズ把握、ニーズに合ったSREの実践
• SREチームで学んだ知⾒の効果的な共有⽅法
留学中の活動と成果
SREのロールについて知りたい SREチームの業務、他のチームとの関わり方を知りたい 事前に留学で実現したいことを確認し、スケジューリング • これまでのキャリアでのSREとの関わりを聴きたい • プロダクトAのSRE推進について相談し、タスクを⼀緒に進めたい • SREツールの共同開発を⾏いたい プロダクトA
ソフトウェアエンジニア SREチーム • SREのロールについて知りたい • SREチームの業務、他のチームとの関わり方 を知りたい
1. SREについての議論 • SREについてイメージ や経験の共有 • プロダクトチームの課 題やSREチームへの期 待を共有 💡SREの役割や重要性に
ついて理解が深まった 💡プロダクトチームのメ ンバーからみたSREのイ メージや、課題と感じて いることが明確になった 成果 活動
2. プロダクトのSREタスク 成果 • システム構成図の作成 • 監視設定、アラート対 応プロセスについての 意⾒交換 💡システムの全体像を
把握し、技術的な連携 が強化された 💡各プロダクトチー ムがSREタスクを実施 する具体的なステップ が明確になった 活動
3. ツールの共同開発 成果 • SREチームで進めてい たインシデント対応 botの開発 💡経験豊富なソフト ウェアエンジニアの視点 から設計のアドバイスを
もらい、実装に役⽴てる ことができた 💡インシデント管理の 取り組みについて共有で きた 活動
4. 他のプロダクトチームとの関わり 成果 • 各チームとのプロダク ションMTG、セキュリ ティ改善MTGへの参加 💡普段関わりの少な いプロダクトチーム が、どのようにSRE推
進を進めているかを実 感してもらえた 💡客観的な視点で感 想をもらえた 活動
学びと組織への影響
フィードバック プロダクトA ソフトウェアエンジニア • SREの業務内容やチームとの関わり、今後の計画な ど、疑問が解消された • SREのあり⽅が組織によって異なることを実感 • プロダクションMTGで、チームごとの意識や運⽤⽅法
の違いを感じ、イネーブリングの難しさを実感 • 監視ツールでのAPM活⽤⽅法を理解できた …etc ※留学終了後も定期的に交流し、アドバイスをもらう関係に
組織への影響 SREチーム Product A Team Product B Team Product C
Team Product D Team 留学後、各プロダクトのプロダクトSREが誕⽣ より各プロダクトのニーズに合わせた信頼性向上の取り組みをスタート 留学の経験が、各プロダクトチームとの協働をより効果的に進めるための基盤に
まとめ • 社内留学での経験はSRE活動拡⼤フェーズで直⾯した課題 を乗り越えるためのヒントとなった • これからも様々な⽅法でプロダクトチームからのフィー ドバックを得てコラボレーションを強化し、組織全体の 信頼性向上に貢献していきたい
Thank you!