① 開発段階 自らデータを収集してサービスを開発する際の 法律問題(主として著作権と個人情報保護法)の クリア ② 利用段階 ユーザが当該サービスを利用する際の入力・出力 段階の法的問題(主として著作権と個人情報保護 法)のクリア 顧客からデータ提供を受けて受託開発を行う場合 には、通常は受託者においてはデータの法律面の クリアは問題とならないが、顧客への説明を行わ ないとトラブルになる可能性あり。 ガイドライン AI事業者ガイドライン(AI開発者・AI提供者)の遵守 契約 利用規約(特に免責条項) AIを含むシステムの受託開発契約交渉においてよ く問題となる論点(品質・知的財産・責任)のク リア ・ 著作権については、文化庁ガイドラインの 内容や、海外での訴訟の状況次第だが、トラブ ルが増えるかもしれない。 ・ RAGと著作権の問題は引き続き議論されそ う。 ・ 個人情報保護法については、個人情報保護 委員会が生成AIに関して何らかの指針を出すか もしれない。 ・ 小さいモデルによる内製化が進んで、リス クのうち、機密情報系リスク(個人情報・機密 情報)が減るだろう。