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機能不全改善を目指したチームビルディングの実践

kubell
March 22, 2025
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 機能不全改善を目指したチームビルディングの実践

2025年3月22日にPHPerKaigi 2025で「機能不全改善を目指したチームビルディングの実践」と題して発表した登壇資料です。
イベントページ:https://phperkaigi.jp/2025/
登壇概要:https://fortee.jp/phperkaigi-2025/proposal/7766687c-7ff5-43a4-a974-00f847248496
登壇者:株式会社kubell プロダクト開発ユニット/サーバーサイド開発グループ 野末 敏

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March 22, 2025
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Transcript

  1. 目次
 CONTENTS 01 | 自己紹介 02 | 「Chatwork」における PHP 03

    | チーム紹介 04 | チームが直面していた課題 05 | 課題へのアプローチ 06 | 学んだこと 07 | まとめ
  2. 自己紹介 氏名 野末 敏 (のずえ さとし) 所属 プロダクト開発ユニット/サーバーサイド開発 グループ 略歴

    2024年2月にJOIN。10年以上Web系のエンジニア としてバックエンドを中心に、インフラ・フロント エンド・内製化組織立ち上げ等、幅広く経験してき た。 趣味 ゲーム(主にeスポーツ系)
  3. チーム紹介: 時系列 11 • 結成期(〜2024年2月) ◦ チームメンバーが2-3名 → 1年後に10名 •

    混乱期(2024年3月 〜 2024年6月) ◦ チームメンバー: 10名 ◦ プロジェクトごとにチームが分かれる (2チーム体制) ◦ それぞれのチームの進め方が違い、合意形成が取りづらい時期 • 成熟期(2024年7月〜) ◦ 複数チームから1チームに統合 ◦ チームとして成果を出せる状態となった

  4. チームが直面していた課題 13 • 議論はできるが、意思決定ができない ◦ チーム目標をなかなか決めることができない ◦ プランニングでやることが決まらない ◦ etc.

    . . • 同じチームなのにお互いの状況を把握できていない ◦ プロジェクト毎で別チームになっており進め方が統一されていない ◦ 進捗が悪くなった場合に手伝うことが困難 ◦ etc. . .
  5. チームが直面していた課題: 機能不全について 14 • こんなこと起きてませんか? ◦ 責任の不明瞭化 ◦ 不満・対立の蓄積 ◦

    議論の迷走 ◦ 決定の遅延 ◦ 決定の覆りetc… 参考: https://www.a-output.com/the-five-dysfunctions-of-a-team
  6. 課題へのアプローチ 17 • 意思決定がなかなかできなかった • 同じチームなのにお互いの状況を把握できていない ◦ チームビルディングが不足していた ▪ →

    合宿 • チームのミッションが統一されていなかった ◦ やらなければならない事を明確化したかった ▪ → Path to Nirvana

  7. 課題へのアプローチ 18 • 意思決定がなかなかできなかった • 同じチームなのにお互いの状況を把握できていない ◦ チームビルディングが不足していた ▪ →

    合宿 • チームのミッションが統一されていなかった ◦ やらなければならない事を明確化したかった ▪ → Path to Nirvana
 本日はここを話します
  8. 合宿: チームビルディングでやったこと 20 • 関係性の四毒素の確認 ◦ 健全な対話の促進とチームワークの強化を目的 • ピザカンバンゲーム ◦

    フロー効率の効果の理解とチームワークの強化を目的 • コンセンサスゲーム ◦ 相互理解、協調性、意思決定スキルの向上を目的 

  9. 合宿: 関係性の四毒素の確認 22 • 目的 ◦ 関係性を壊すコミュニケーションパターンの把握 ◦ 健全な対話の促進
 •

    得られた知見と結果 ◦ コミュニケーションに防御・逃避の傾向があることが判明した ◦ ハンドサイン意思表示で、賛成反対以外の情報が可視化されるようになった ◦ 会議中に健全な対話が増えた 参考: https://crrglobaljapan.com/worldworkers/labo002/
  10. 合宿: ピザカンバンゲーム 24 • 得られた知見と結果 ◦ 過程よりも最終的なアウトプット量に注目した方がよいことがわかった ◦ WIP制限を導入することでタスクを協力して消化する動きが生まれた ◦

    タスク消化量が向上した • 目的 ◦ フロー効率の効果の理解 ◦ チームワークの強化
 参考: https://hij-toolbox.tds-g.biz/tool/kanban-pizza-game/
  11. 合宿: コンセンサスゲーム 26 • 得られた知見と結果 ◦ 合意形成のプロセスを学べた ◦ 会議で目的やゴールを明確化する動きが増えた ◦

    課題への次のアクションが決まりやすくなった • 目的 ◦ 協調性の向上 ◦ 意思決定スキルの向上
 参考: https://go.chatwork.com/ja/column/efficient/efficient-598.html