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デザイナーとして動き方の変化

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June 26, 2023

 デザイナーとして動き方の変化

2023年6月23日に行われた「デザナレ展 vol.2 | 優れたチームのすごいラフを一挙公開!リアルで見知れるデザイン展」で発表した内容を加筆修正したものです。 https://vivivit.connpass.com/event/285606/

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June 26, 2023
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Transcript

  1. チームの体制や個人のデザインに対するアプローチの仕方で SmartHRのプロダクトデザイナーの動き方は全く違う チームA デザイナーA アクセシビリティ チームA デザイナーA アクセシビリティ ≠ チームB

    デザイナーB フロントエンド チームB デザイナーB フロントエンド ≠ チームC デザイナーC ユーザーリサーチ チームC デザイナーC ユーザーリサーチ ≠ チームD デザイナーD UI チームD デザイナーD UI
  2. ​「どのシートを見ればいいの?」「どこに評価を書いたらいいの?」といった相談がと ても多かったですね。SmartHR人事評価にしたことで、こういった問い合わせが減っ たのは、使いやすくなった証拠かなと。​ ​「どのシートを見ればいいの?」「どこに評価を書いたらいいの?」といった相談がと ても多かったですね。SmartHR人事評価にしたことで、こういった問い合わせが減っ たのは、使いやすくなった証拠かなと。​ いまSmartHRを使っている人は人事評価機能の優れたUIやUXも気に入るはず いまSmartHRを使っている人は人事評価機能の優れたUIやUXも気に入るはず 引用: https://mag.smarthr.jp/guide/user-story/yappli/

    権限設定の柔軟性がすごい
 マニュアルを見ずとも、GUIで操作が理解できる。でもヘルプページは親切 権限設定の柔軟性がすごい
 マニュアルを見ずとも、GUIで操作が理解できる。でもヘルプページは親切 引用: https://note.com/ayumu_watanabe/n/n4238aea96091 「計算機能」のおかげもあって、集計はかなりスムーズになりました。以前まで1週間 以上かかっていたのが、現在は2日にまで短縮できています。 「計算機能」のおかげもあって、集計はかなりスムーズになりました。以前まで1週間 以上かかっていたのが、現在は2日にまで短縮できています。 引用: https://smarthr.jp/case/schoo
  3. 約1年の開発期間 2020/10 開発開始 2020/10 開発開始 2021/10 リリース 2021/10 リリース UID

    IA PMM PM / PdE UID IA PMM PM / PdE UID IA PMM PM / PdE PM PdE PdE PdE PdE PdE QA UXW UID IA PMM PM / PdE PM PdE PdE PdE PdE PdE QA UXW プロトタイピング / 技術検証
  4. 1 あらためて現状のUIの課題をあげる 2 オブジェクトの依存関係のメモ 3 課題の依存関係のメモ 4 依存関係を整理して改善するUIの提案の模様 1 2

    3 4 途中まで実装していたUIを元に実際のユーザーストーリー の理解を深め、そして1から作り直す 1 ボツ案の墓場
  5. CONFIDENTIAL リリースまでの期間(私調べ) 約 4ヶ月 約 6ヶ月 約 8ヶ月 約 9ヶ月

    約 12ヶ月 ステークホルダーの種類 評価対象者 評価者 人事担当者 1 ボツ案の墓場
  6. ベクター編集 ベクター編集 プロトタイピング プロトタイピング アニメーション アニメーション Dev Mode Dev Mode

    コンポーネントライブラリ コンポーネントライブラリ デザインシステム管理 デザインシステム管理 コラボレーション コラボレーション コード出力 コード出力 コメント機能 コメント機能 バージョン管理 バージョン管理 プラグイン開発 プラグイン開発 オートレイアウト オートレイアウト タイポグラフィ タイポグラフィ フレーム管理 フレーム管理 セクション セクション ダークモード ダークモード Absolute Position Absolute Position Variants Variants コンポーネントプロパティ コンポーネントプロパティ 細かいビジュアルデザインの設定 細かいビジュアルデザインの設定 1 高機能なデザインツール
  7. 1 高機能なデザインツール 戦略 戦略 要件 要件 構造 構造 骨格 骨格

    表層 表層 私の解釈はこんな感じ。 ジャンプする時もあれば 逆に戻ることもある。
  8. 1 高機能なデザインツール スプリントレビューメンバー チーム イテレーションを最速で やるため実装まで「手描き」でやり続けた。 UXW PD SP DM

    CS PMM PM PdE 概念の整合性 命名 概念の整合性 命名 ユーザーストーリー ユースケース ユーザーストーリー ユースケース SmartHR UIやDB との整合性や プロダクトの拡張性 SmartHR UIやDB との整合性や プロダクトの拡張性 ビズサイドの視点 ビズサイドの視点 PD = プロダクトデザイナー DM = ドメインマスター = 手描きファイル
  9. デザインファイルを作りすぎない / これが正でないという姿勢を見せることで 自分が執着しすぎない / チームメンバーがUI設計に関与できる余地を作る もうこれは決まってるんですか? もうこれは決まってるんですか? ここはこういう風にするのが良いと思います ここはこういう風にするのが良いと思います

    一応この方針で行きたいのですが、変更の余地は全然あります。 一応この方針で行きたいのですが、変更の余地は全然あります。 どういう形が理想だと考えますか? どういう形が理想だと考えますか? 2 ゆるふわなFigma
  10. UI UI U X W U X W Q A

    Q A ビ ズ サ イ ド ビ ズ サ イ ド 利 用 者 利 用 者 P M P M 会 社 会 社 バ ッ ク エ ン ド バ ッ ク エ ン ド フ ロ ン ト エ ン ド フ ロ ン ト エ ン ド UIが各職種との界面だからこそ、色んな所に UI設計 / 改善のアイデアがある