Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Kivyの本の紹介
Search
Jun okazaki
August 07, 2018
2
710
Kivyの本の紹介
2018年6月に出版された「Kivyプログラミング ―Pythonで作るマルチタッチアプリ― (実践Pythonライブラリー)」の紹介です
Jun okazaki
August 07, 2018
Tweet
Share
More Decks by Jun okazaki
See All by Jun okazaki
PythonのGUIについて
okajun35
4
3.1k
PythonのスクリプトにGUIをつける方法
okajun35
2
3.2k
Pythonでデスクトップアプリを簡単に作る方法
okajun35
17
27k
tkinter(pySimpleGUI)でmatplotlibなしでグラフを書く方法
okajun35
0
2.5k
PythonのGUI_2019.pdf
okajun35
5
970
PythonのGUI@2018
okajun35
0
1.1k
Featured
See All Featured
Why You Should Never Use an ORM
jnunemaker
PRO
53
9k
Happy Clients
brianwarren
97
6.7k
XXLCSS - How to scale CSS and keep your sanity
sugarenia
246
1.3M
Thoughts on Productivity
jonyablonski
67
4.3k
jQuery: Nuts, Bolts and Bling
dougneiner
61
7.5k
JavaScript: Past, Present, and Future - NDC Porto 2020
reverentgeek
47
5k
Faster Mobile Websites
deanohume
304
30k
GraphQLの誤解/rethinking-graphql
sonatard
66
9.9k
Testing 201, or: Great Expectations
jmmastey
38
7k
Why Our Code Smells
bkeepers
PRO
334
57k
What's new in Ruby 2.0
geeforr
342
31k
Six Lessons from altMBA
skipperchong
26
3.5k
Transcript
書籍紹介 「Kivyプログラミング ―Pythonで 作るマルチタッチアプリ― 」 2018/08/08 オカザキ
自己紹介 • オカザキ • 職業:プログラマー • http://twitter.com/dario_okazaki • Kivyの公式マニュアルの翻訳を有志でしてました (https://pyky.github.io/kivy-doc-ja/)
• PyconJP2017 トーク「Kivyによるアプリケーション開発のすすめ」
今日紹介する書籍 • 朝倉書店 • ページ数:184 • 定価:3200円 • 2018年6月発売 •
https://www.asakura.co.jp/books/isbn/978-4- 254-12896-3/ • https://www.amazon.co.jp/dp/4254128967 Kivyプログラミング Pythonで作るマルチタッチアプリ
Kivy • https://github.com/kivy/kivy • Kevyはキウイを食べる鳥の事 • Starの数は7863 • 最新は1.10.1(2018年7月リリース) •
Raspberry Pi ,android , iosを含めたクロスプ ラットフォームのPython製GUIライブラリ
「Kivyプログラミング Pythonで作るマルチタッチアプリ」 はどんな内容か?
最終的につくれるもの • マッチメーカーと魔法陣パズル • 基本的なGUIアプリ • ボタンを押して動作する • 画面に入力する •
複数の画面遷移
対象読者 • PythonのGUIでこれからやってみたい人 • Kivyの公式サイトを見て挫折した人
良い点 • Pythonの文法的な説明はない • 日本語で書いてある点 • タイマーなど機能ごとで載っていることは丁寧 • ボタンを配置して動かすアプリをどう作成するがわかる •
Kivyの基本的な全体の機能がわかる • 章ごとに簡単な練習問題があるので手を動かして理解を深めることができる • 主要な各APIリファレンスのリファレンスがある • Recycle Viewの説明がある • Kv Languageの説明もある • ios andorodアプリ化の説明もある • 著者はAppStoreに実際のKivy製のアプリをリリース経験あり • アプリ化は色々変わるので最終的には調べる必要あり(著者曰くおまけ)
個人的によくないと感じた点 • 電子書籍がない • sampleが少し少ないかな・・・ • 絶対座標と相対座標の説明が少ない • Kv Languqgeの書き方で困るかも
• Kvに関しては先月大きな変更のプルリクが出てい てアプセクトされると書き方が大きく変わる可能性 あり • アプリ化の説明はあるがexe化の説明がない • 日本語入力の話はちゃんと書いた方がよいかも
まとめ • Kivyの本は日本では過去2冊(今回を入れると3 冊目)ていますが今回の本がKivyに関して一番 ちゃんと説明されていると思いました。 • この本を読んで手を動かせばKivyの簡単なGUIア プリケーションはすぐ作れるようになると思い ます
おまけ • 本書籍を書いた作者 @haraguchi_ouc さんが作ったKivyでの ブロック崩し • https://twitter.com/haraguchi_ouc/stat us/1022738891726446594 •
pythonが80行、kvが40行程度で作成。 • 公式のチュートリアルとこの書籍を読 めばこんなこともできます