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AI駆動で0→1をやって見えた光と伸びしろ

 AI駆動で0→1をやって見えた光と伸びしろ

LINEヤフーさま主催のイベント「Creators Vision」にて登壇した資料です

DeNAでのAI新規事業開発にて経験したAI駆動開発のストーリーと振り返りをしています

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October 09, 2025
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Transcript

  1. 自己紹介 島岡 秀知 PdM/Dev 2023年4月: 新卒でDeNAにエンジニア職 として入社 2024年1月: DeNA初のブロックチェーン ゲーム「trivia.tech」をリリース

    2024年6月: trivia.techの海外リリースを POとして経験 2024年10月~ AIイノベ本部に異動し PdM/エンジニアとしてプロダクト推進 2
  2. 感想戦 ✍️ 次に活かすなら 1. AIのリサーチをそのまま信じず、前後の 文脈や時期は自分でチェックしにいく 2. モックは今だったらFigma Makeなどを 使ってイメージ作るのが良さそう

    3. AIでリサーチをやるのは楽しいが、自分 の足でインサイトを掴みにいくのをもっと やっていく 👍 良かったこと 1. AIのWeb Search等で国内外あらゆるサ ービスを参考にすることができた 2. 議論から始めずに個人がモックや叩きを AIと作ってから共有したので、空中戦にな りにくかった 3. Difyなどを使って少ないリソースでもAI 機能の検証ができた 9
  3. 感想戦 ✍️ 次に活かすなら 1. PRDやDesign DocなどをAIとともに丁 寧に記述しておけば共有が楽だった 2. AIレビューはまだドメイン系の理解に難 ありだったのでレビュー体制は工夫する

    3. 中長期ではフルスタックに幅を広げてレ ビューし合える開発体制にしていく 👍 良かったこと 1. 短期間でアプリは2人, AIは1人で高速開 発しきれた 2. 高速とはいえ仕様やテストは丁寧に書い ていたので思ったよりバグは少なかった 3. Context7やSerena, Mobile MCPなど 新しい有益なツールはいち早く導入できた 14
  4. AIネイティブなチームづくり 👨‍👩‍👦‍👦 チームとして 1. 毎日チームでAI情報を共有しあう習慣や カルチャーづくり 2. 各自にオーナーシップを持たせ、生産性 を上げざるを得ない環境をつくる 3.

    叩きやアウトプットをもとにチームで話 して決める(脳内情報をAIと具体化する) 🧑‍💻 個人として 1. AIツールはまわりの評判に流されず、調 べて使ってみて判断する 2. OpenAIやAnthropicの公式ブログやド キュメントは知恵の宝庫なので見る 3. AIの力を借りて、自分の専門を超えてみ る(AIは才能の幅を広げてくれる) 16