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バグの定義って曖昧じゃない?

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November 14, 2025
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 バグの定義って曖昧じゃない?

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November 14, 2025
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  1. 自己紹介 • エンジニア ◦ web・インフラ(約7年)、QA(約1年) ◦ 上流工程と品質報告に首を突っ込んでいるうちにQAに • 趣味 ◦

    音楽、ドライブ、街作りゲーム、釣り ◦ 入った店がアプリ出してたら絶対入れて会員登録する
  2. > 「検出バグ数(現象)、(原因)の各定義はどうなっているか?参考数値として使う場合に、どちらを使えば良いか?」 「現象数」は運用時やテスト実施時において想定と異なる形で発現した事象(不具合現象)の件数をいい、「原因数」は不具合現象 を引き起こしたソフトウェアの誤り(不具合原因)箇所の件数です。通常、試験工程において不具合が検出された場合、まず、不具 合の現象毎に記録し、その後不良の原因を分析して必要な対策をとるという流れになると考えます。 この場合、一つの原因から様々な現象が発生する場合や、逆に様々な原因が重なって、ある現象が発生する場合があります。そこで 不具合を管理する場合は、「現象別」での管理(カウント)と「原因別」での管理(カウント)の2種類が考えられます。そのため、 「検出バグ数」として、それらを区別して管理(カウント)しています。どちらの値を参考値とするかは、御社での不具合のカウン ト方法(現象別、原因別)に依存します。因みに、不具合は、本来は「原因別」で管理されるべきであると考えます。よって、デー タ白書では、「原因数」がある場合は、「原因数」を優先して使用しています。

    https://www.ipa.go.jp/archive/publish/wp-sd/qa.html より IPAのデータ白書のQ&A
  3. 欠陥をよく理解する • "欠陥"は、これまでの話の"原因"に近いが、設計書の間違いも"欠陥"である。 • 例: ◦ 設計書には「xxには税込金額を表示」と記載されていた ◦ 実装もその通り税込金額を出すようになっていた ◦

    要件として正しいのは税抜金額を表示することだった • →この場合、設計書と実装のどちらにも欠陥があったことになる。 • 注:どちらも欠陥であることと、設計書の欠陥と実装の欠陥の因果関係(=設計の欠陥 により実装の欠陥が生まれたこと)を認めることは、両立する。
  4. 注:エラーのその先 • エラーにも原因はある。 • 先の例で、誤った記載をしてしまった原因を考える ◦ 要件定義書をよく読まなかった ◦ そもそも読みづらかった ◦

    プロジェクトに入ったばかりだった ◦ 睡眠不足で注意散漫だった... • エラーの原因はいくらでも深掘っていくことができる。 • 「なぜなぜ分析」をしていくことが、根本原因を取り除くことに繋がる。 • JSTQBの定義上は、欠陥の直接原因となった行為が"エラー"と呼ばれている。