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“常に進化する”開発現場へ! SHIFTが語るアジャイルQAの未来/20250306 Yuma...

“常に進化する”開発現場へ! SHIFTが語るアジャイルQAの未来/20250306 Yuma Murase

2025/3/6 アジャイルQA対決 Startup vs 大企業 (Agile in Motion vol.3)
https://shiftevolve.connpass.com/event/346672/
株式会社SHIFT
村瀬 勇磨

SHIFT EVOLVE

March 07, 2025
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Transcript

  1. © 2025 SHIFT Inc. Copyright SHIFT INC, All Rights Reserved.

    “常に進化する”開発現場へ! SHIFTが語るアジャイルQAの未来 2025.03.06 Thu 株式会社SHIFT 製造ソリューション部 サービスエキスパート 村瀬 勇磨
  2. 1 Copyright SHIFT INC, All Rights Reserved. 自己紹介 本業 株式会社SHIFTにて20件のPJをマネジメント。

    サービスエキスパート アジャイル開発マネジメント プリセールス アジャイルQAリード スクラムマスター 課外活動 「異世界アジャイル」という仕事を楽しくする活動の プロダクトオーナー。カードゲーム/TRPG開発、作曲 ニコニコ超会議2025春出展 ゲームマーケット2025春出展予定 村瀬 勇磨(@Isekai_filis) Yuma Murase 出典:16 Personalities [https://www.16personalities.com/j a/%E6%80%A7%E6%A0%BC%E3%8 2%BF%E3%82%A4%E3%83%97]
  3. 2 Copyright SHIFT INC, All Rights Reserved. アジャイル開発の基本的な流れ • 短いスプリントを繰り返し、プロダクトを小さく区切って開発

    • 顧客やステークホルダーとの対話を重視 • 継続的なリリース・フィードバックサイクル よくある品質面の落とし穴 • スプリント内でテストが後回しになりがち • 開発スピード優先で品質要件が曖昧になる • 品質保証(QA)の不在による品質の低下 アジャイル開発でのQA課題
  4. 4 Copyright SHIFT INC, All Rights Reserved. アジャイルQAとは? 早期からQA活動の実施 開発チームとQAの一体化

    自動テストの活用 チーム全員で品質を作る マインドセットの醸成 開発効率の向上 コミュニケーション大事
  5. 5 Copyright SHIFT INC, All Rights Reserved. テスト戦略 スプリント内 の活動

    (テスト計画~報告) アジャイルQAの動き方 特に導入初期段階は『テスト戦略』に 時間がかかるため、アジャイルに熟知 したQAリードが参画して準備を行う SHIFTのアジャイルQA テストタイプ検討 STEP1 テスト担当検討 STEP2 プロダクトの テスト戦略策定 STEP3 プロダクトの テスト戦略策定 STEP4 終了報告内容 決定 STEP5 Doneの定義決定 STEP6 PBIsの テスト方針策定 STEP7 スプリント テスト計画作成 STEP8 テスト分析 STEP9 テスト設計 STEP10 テスト実装 STEP11 テスト実行 STEP12 スプリント テスト報告 STEP13 SHIFTのアジャイルQAの知見を集結し、 アジャイルのサイクルに沿う仕組みすべてを行う 指定された範囲のテスト内容を設計し 実行する 一般的なテストエンジニア 計画に従ったテストの分析、実行、 報告までを行う 一般的なアジャイルQA
  6. 7 Copyright SHIFT INC, All Rights Reserved. アジャイルQAの現在 プロダクトの品質向上 プロダクトのQA

    生産性の向上 チーム全体のQA全般 の成熟度が向上 ストリームアラインドチームとしてのQA ユーザー価値を生み出す機能やサービス(=プロダクト)を横断的 に担当し、継続的なリリースと顧客フィードバックを回すチーム QAの役割 チームに常駐し、スプリントやイテレーションの初期から関与す ることで、仕様策定と同時に受け入れ基準やテスト戦略を明確化。 機能開発とテストを同じサイクルで進め、自動テスト導入を支援。 「チーム全員で品質をつくりあげる」文化づくりを 促進し、バグの早期発見・早期修正をサポート。 出典: チームトポロジー 価値あるソフ トウェアをすばやく届ける適応 型組織設計
  7. 8 Copyright SHIFT INC, All Rights Reserved. アジャイルQAの未来 QAの役割 テスト自動化や品質基準の設定、性能・セキュリティ・アクセシビリティなどの非機能要件テストのやり方

    を提案。教育テストツールやフレームワーク選定のナレッジを共有し、チームが自走できるようにコーチング チーム同士のQAノウハウ・標準プロセスの整合を図り、社内の品質文化を統一・発展させる。 あくまで「支援」「教育」 を主とし、最終的な品質責任はストリームアラインドチーム側が担うことが基本。 イネーブリングチームとしてのQAへの進化 専門知識を持つメンバーで構成され、他のチームを支援することが役割。 新技術の導入やベストプラクティスの展開をサポートする。