多くの企業でデータマネジメントの重要性が理解されつつありますが、基盤構築からその先の利活用までを一気通貫で成功させるのは容易ではありません。私はこれまで数多くのデータ基盤プロジェクトに携わってきましたが、その中では、思うように進まなかったり道半ばで停滞してしまった事例もさまざま経験しています。本講演では、そうした実体験を基に、特に規模の大きな企業において、なぜデータマネジメントの取り組みが「AI Readyなデータ基盤」に至る前で停滞しやすいのか、その要因を整理します。併せて、現在所属するDMM.comにおいて試行錯誤を重ねながら進めてきた取り組みの一部を例に、もし今あらためて取り組むとしたら、どのような考え方・進め方を選ぶのかについてもお話しします。データ基盤の構築・刷新やデータ活用に携わる方々が、自社の状況を見つめ直し、明日から何に着手すべきかを考えるためのヒントをお持ち帰りいただければ幸いです。