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DI整備でneedleを使った話

 DI整備でneedleを使った話

kamui_project

October 31, 2022
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  1. プロダクト環境の背景 リリース: 2018/8/4〜現在 主な出来事: 機能拡充, iOS新技術の積極採用, EN積極採用 View作成: UIKit →

    SwiftUI / UIKit チーム文化: プレゼンテーションロジックのUnit Testは 積極的に書いている
  2. プロダクト環境の背景 リリース: 2018/8/4〜現在 主な出来事: 機能拡充, iOS新技術の積極採用, EN積極採用 View作成: UIKit →

    SwiftUI / UIKit チーム文化: プレゼンテーションロジックのUnit Testは 積極的に書いている → initializerのパラメータにデフォルト引数が 有ったり無かったり → Bastard Injection
  3. Bastard Injection • DIのアンチパタン • デフォルト引数 → Testabilityの観点では問題は無い • DIの動機として他クラスへの依存を減らしたい

    ◦ 依存対象をI/Fに留めたい ◦ 結合が強くなる 弊社のDI整備 ⇨ Bastard Injectionの解消 + DIルールの整理 • DIルールの整理 ◦ 依存はI/Fに留める, ViewControllerの初期化ルール 等 ▪ 依存解決のためのコードを書く手間🤔 ▪ コンパイラセーフ🤔 DIの課題と整備
  4. • オブジェクト間の依存解決コードをコンパイル時に自動 生成してくれるツール ◦ AndroidのDaggerと似ている ◦ コンパイル時にDI注入の安全性を確保 ▪ 自信を持ってコード変更ができる •

    DI構造が階層的且つ実装上の登場人物が少なくシンプル • 誤ったDI注入があった際には問題箇所の変数名・型・階 層をエラー文で教えてくれる とは
  5. • 課題: Bastard InjectionなDIをしていた箇所が多く存在 • アクション: DIの整備を進めていく中で、依存問題解決のコー ド生成をneedleを使い自動化 • 現状:

    起動画面ほか複数の画面で導入・拡充を進める • 今後の展望: モジュール間の画面遷移もneedleの仕組みを介す 形で実現していきたい まとめ