Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
VRMの紹介&VRM勉強会
Search
torisoup
August 21, 2021
Technology
0
140
VRMの紹介&VRM勉強会
xR with Anything Meetup #04
torisoup
August 21, 2021
Tweet
Share
More Decks by torisoup
See All by torisoup
もうつまらないとは言わせない!「わかりやすい」プレゼンを作るために気をつけたいこと
torisoup
8
2.6k
Unityの本を出した話
torisoup
3
780
Unityにおける設計パターン
torisoup
17
50k
Unity 1week でつくったゲームにAIを実装してみる
torisoup
1
3.8k
PUN2をasync/awaitで使えるライブラリつくってみた「Pun2Task」
torisoup
0
1.3k
UniTaskの使い方2020 / UniTask2020
torisoup
43
23k
UniTask入門
torisoup
6
21k
ARでVRアバターを表示するシステムを構築しよう
torisoup
2
580
Unity講習資料
torisoup
8
9.2k
Other Decks in Technology
See All in Technology
AIと描く、未来のBacklog 〜プロジェクト管理の次の10年を想像し、創造するセッション〜
hrm_o25
0
120
AIは変更差分からユニットテスト_結合テスト_システムテストでテストすべきことが出せるのか?
mineo_matsuya
5
3k
夏休みWebアプリパフォーマンス相談室/web-app-performance-on-radio
hachi_eiji
1
280
JOAI発表資料 @ 関東kaggler会
joai_committee
1
170
Mackerel in さくらのクラウド
cubicdaiya
1
380
AIドリブンのソフトウェア開発 - うまいやり方とまずいやり方
okdt
PRO
9
410
モダンな現場と従来型の組織——そこに生じる "不整合" を解消してこそチームがパフォーマンスを発揮できる / Team-oriented Organization Design 20250825
mtx2s
2
200
Autonomous Database Serverless 技術詳細 / adb-s_technical_detail_jp
oracle4engineer
PRO
18
52k
[OCI Technical Deep Dive] OracleのAI戦略(2025年8月5日開催)
oracle4engineer
PRO
1
260
Amazon Inspector コードセキュリティで手軽に実現するシフトレフト
maimyyym
0
150
第4回 関東Kaggler会 [Training LLMs with Limited VRAM]
tascj
7
1.2k
Backboneとしてのtimm2025
yu4u
3
1.2k
Featured
See All Featured
StorybookのUI Testing Handbookを読んだ
zakiyama
30
6k
Helping Users Find Their Own Way: Creating Modern Search Experiences
danielanewman
29
2.8k
Building a Modern Day E-commerce SEO Strategy
aleyda
43
7.4k
Learning to Love Humans: Emotional Interface Design
aarron
273
40k
Docker and Python
trallard
45
3.5k
Thoughts on Productivity
jonyablonski
69
4.8k
JavaScript: Past, Present, and Future - NDC Porto 2020
reverentgeek
50
5.5k
Building Adaptive Systems
keathley
43
2.7k
CSS Pre-Processors: Stylus, Less & Sass
bermonpainter
358
30k
For a Future-Friendly Web
brad_frost
179
9.9k
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
54
11k
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
236
140k
Transcript
VRMの紹介 & VRM勉強会 2021/08/21 とりすーぷ
自己紹介 •とりすーぷ • @toRisouP • xR系のエンジニアやってます • VRM勉強会の運営もやってます Illustrated by
@hukadatyouko
目次 •VRMとは •VRM勉強会 •まとめ
VRMとは
VRM •VRアプリケーション向けの 人型3Dアバター(3Dモデル)データ を扱うためのファイルフォーマット
アバターを扱う上での課題 •VRSNSをまたいで同じアバターを使いたい! •VRSNSのサービス終了とともに アバターデータが消えてほしくない!
「アバターデータ」を扱う規格 プラットフォームをまたいで 同じアバターを使いたい! という欲求を叶えるための規格
アバターの共通化のための規格 引用:https://vrm.dev/vrm_about/
VRMコンソーシアム •VRMの策定・開発・普及を目的とした団体 • 様々な企業が協力して規格の策定・開発を行う • 一部の企業による囲い込み(またはガラパゴス規格)に ならないように規格の「一般化」を目指す
VRMを使うメリット •一般利用者 • 「自分のアバターをいろんなアプリで使える!」 •3Dモデラー • 「アプリごとに3Dモデルの調整をしなくていい」 •アプリ開発者(プログラマ) • 「人型モデルデータを共通した処理で扱える」
VRMは「使うため」の規格 • VRMは「アプリ上での扱いやすさ」を重視している • 「データの編集のしやすさ」は考慮していない • 画像ファイルでいう「.jpg」みたいな位置づけ (jpgは可搬性は高いが、編集には向いてないよね)
VRMの作り方 自作した/購入した モデルデータから変換 アバターメイキング ツールを使う パターン① パターン② VRM 変換 自動生成
VRMの作り方 自作した/購入した モデルデータから変換 アバターメイキング ツールを使う パターン① パターン② VRM 変換 自動生成
こだわりたい人 はこっち! (マニア向け)
VRMの作り方 自作した/購入した モデルデータから変換 アバターメイキング ツールを使う パターン① パターン② VRM 変換 自動生成
一般受けするのは たぶんこっち (個人の感想)
VRMの作り方 自作した/購入した モデルデータから変換 アバターメイキング ツールを使う パターン① パターン② VRM 変換 自動生成
一般受けするのは たぶんこっち (個人の感想) 自分の親の世代や 小中高生に受け入れられるか?
VRMの作り方 自作した/購入した モデルデータから変換 アバターメイキング ツールを使う パターン① パターン② VRM 変換 自動生成
今はこっちが 主流だが 将来的には こっちも増えてくる と予想
VRM1.0 •実はまだVRMはバージョン0.x系 •そろそろ1.0が出る • バージョンの過渡期なので気をつけて • 1.x向けにセットアップしたデータは0.x系のアプリでは読み込めないかも
「VRM」のまとめ •一人ひとりが個々人のアバターを持つ時代 が来たときに活躍するであろうフォーマット •まだ使いにくい部分はある(発展途上) •対応アプリ増えるといいな
VRM勉強会
VRM勉強会 •有志(重要) が主催・運営する、 「VRM」に関する知見共有や 作ったアプリの自慢をする 勉強会です。
なぜVRM勉強会をやるのか •「VRM」を盛り上げたいから •作ったアプリ自慢したいでしょ? •VRMのセットアップノウハウを知りたい
開催は不定期 もともとは数ヶ月周期の リアル開催イベントだったけど、 コロナの影響でオンライン化&不定期火
関心が高い勉強会 •登壇は基本的に「公募」 • 毎回すべて枠が埋まる • 幅広い発表内容 (エンジニア視点、モデラ視点、規格の提案…) • 内容も一つ一つが「濃い」
過去の登壇内容
VRM勉強会 •VRMについて誰でも自由に語る勉強会 • 作ったものの宣伝とか、ノウハウ語ったり自由にどうぞ
まとめ
まとめ •VRM、盛り上げていきたい • 未来を感じるフォーマットだと思う • そのためにもVRM勉強会を続けたい • 次回開催はまだ未定だけど、決まったら告知します (たぶん、connpassで募集通知かけます)