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プロダクト開発現場における Claude Skills の育て方と活用事例_Murakami

プロダクト開発現場における Claude Skills の育て方と活用事例_Murakami

「渋谷でビール片手にLT会!」にて村上さんが登壇した資料です。
https://re-shine.connpass.com/event/382964/

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Transcript

  1. Presenter Profile 村上 祐亮 Yusuke Murakami 株式会社UPSIDER ∕ ⽀払い.com フロントエンドエンジニア

    React / Next.js メインで開発 最近はClaude Codeを使った業務の効率化に夢中 好きなチャットAIはOpenAIのChatGPT © 2026 UPSIDER.inc
  2. 提供サービス一覧 UPSIDERはAI化された総合金融機関へ 当社はこれまで決済事業に特化し、お客様の成長をサポートしてきました。しかし今後は総合金融機関として進化していきます。 4 挑戦者を応援する法人カード https://up-sider.com/ https://shi-harai.com/ https://breakthrough-grid.com/ https://ai-keiri.up-sider.com/ https://www.upsidercap.com/

    https://president-card.com/ 請求書カード払いサービス ビジネスリーダー向けコミュニティ 経営者のための経理丸投げサービス 経営者の挑戦を支える法人カード グロースデットファンド 与信枠の増枠&広告媒体 仕入れの後払いを実現 Adboost BUSINESS
  3. UPSIDERについて 会社概要 商号 設立 代表者 資本金 本社所在地 主要株主 登録 加盟団体

    株式会社 UPSIDER 2018年5月 宮城 徹 14,293百万円(資本準備金等含む ) ※グループ連結 東京都港区六本木 7157 一般社団法人日本資金決済業協会  Cloud Native Computing Foundation 前払式支払手段 (第三者型)発行者登録 関東財務局長第 00722号 セキュリティ認定 PCI DSS v4.0.1 株式会社UPSIDERホールディングス (株式会社みずほ銀行の連結子会社 ) 事業内容 法人間決済サービスの企画・運営 5 認証 情報セキュリティマネジメントシステム( ISMS) 認証登録番号 IS 799150 年間売上高 約100億円 年間成長率 50%以上を維持 ※1 ※1 2025年4月末時点
  4. 育て⽅ ② Plugins の marketplaces 機能を利⽤ © 2026 UPSIDER.inc 指定したPluginのインストール

    /plugin marketplace install {plugin-name}@claude-plugins-official Pluginsの追加 /plugin marketplace add anthropics/claude-code
  5. 育て⽅ ③ Organization で適⽤ upsider/claude-code-plugins claude-code-plugins/ ├── .claude-plugin/ │ └──

    marketplace.json └── plugins/ ├── <team_a>/ │ ├── .claude-plugin/plugin.json │ └── skills/db-query/SKILL.md └── <team_b>/ ├── .claude-plugin/plugin.json └── skills/ux-writing-review/SKILL.md GitHub Organization のプライベートリポジトリとして 管理 インストール /plugin marketplace add upsider/claude-code-plugins © 2026 UPSIDER.inc Organization メンバーであれば このコマンド 1 つで全 Skills が使えるようになる
  6. 育て⽅ ⑤ 別リポジトリで管理する 2 つのメリット 1. 利⽤したいメンバーだけが使え、リポジトリを跨いでの利⽤が可能 プロダクトリポジトリに置くと全員に強制適⽤されてしまう。別リポジトリ+ Plugin 経由なら各⾃が必要な

    Skill だけ選んで インストールできる。 2. 既存リポジトリのレビュールールとは独⽴して管理できる プロダクトの PR レビュー基準とは別に、Skill 専用の緩やかなルールを設けることができる それによって気軽に追加・試しやすくなる © 2026 UPSIDER.inc
  7. 育て⽅ ⑥ 運⽤ルール — 性善説ベース Skill の追加‧更新ハードルを下げて、チームに「まず試す」⽂化を根付かせる 新規作成‧マージは⾃由 ‧ レビューなしで

    plugins/<チーム名>/skills/ に Skill を追加してマージできる ‧ 精度が完璧でなくても OK ── まず作って試すことを優先する 更新は Skill オーナーのレビューをもらう ‧ 作成者が Skill のオーナーとなる ‧ 他のメンバーが更新したい場合、オーナーにレビューを依頼する ‧ 意図や背景を最もよく知る⼈がレビューすることで品質を担保 © 2026 UPSIDER.inc
  8. 活⽤事例① DB クエリ Skill 課題 bizメンバーが事業に関わるデータを⾒たい際、都度エンジニアへ SQL作成 依頼が発⽣していた ‧ biz:

    「先⽉の⽀払いステータス別の件数が⾒たい」→ エンジニアに依頼   →エンジニアがスキーマを確認しSQLを作成 ‧ シンプルなものはbiz側で完結できたが、少し複雑になるとエンジニアに依頼が必要... Skill の構成 SKILL.md SQL 作成‧レビュー‧最適化など 8 アクションの⼿順を定義 resources/schemas/docs/index.md テーブル⼀覧‧分類‧リレーション図。どのテーブルを参照すべきかを定義 resources/schemas/docs/tables/*.md 各テーブルのカラム‧型‧NULL 許容‧キー情報。JOIN 条件や ENUM 値も参照可能 © 2026 UPSIDER.inc
  9. 活⽤事例② UX ライティング Skill 課題 ⽂⾔は実装者が「よしなに」決めていた → ⼈によって表記ゆれが発⽣ ‧ 振込⽇

    / 送⾦⽇ / ⽀払⽇ が混在 ‧ 〜してください / ご⼊⼒ください がフォームごとに混在 ‧ エラーが発⽣しました(リカバリ⼿順なし) Skill の構成 SKILL.md レビュー観点の定義(UX ライティング原則) reference/domain-terminology.md ドメイン⽤語辞書(正規 vs NG ⽤語) reference/standard-expressions.md 標準表現パターン集(ボタン‧エラー等) © 2026 UPSIDER.inc
  10. まとめ Skill はPlugins の marketplaces で育てる [管理] Plugins リポジトリで、適切な範囲に‧希望する⼈だけに届ける Organization

    メンバー限定‧任意インストール‧既存リポジトリと独⽴、の 3 つが揃うことで 安⼼して Skill を追加できる⼟台を作る [運⽤] 性善説 × スピード感で共有する AI 時代は変化が早い。レビューを必須にすると追加コストが⾼くなる。 まず試して広げる⽂化を優先し、品質をどう担保するかは継続的に考えていく [事例] 属⼈性が⾼く‧定型化されている作業に Skill の余地がある 「⼈によって結果がブレる」or「毎回やり⽅が決まっている」作業が対象。 DB クエリ‧UX ライティングはその典型 © 2026 UPSIDER.inc