Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
テスト観点の共有会を やってみよう 〜WACATE 2019 冬 分科会〜/wacate201...
Search
yoshitake_1201
December 14, 2019
Technology
0
930
テスト観点の共有会を やってみよう 〜WACATE 2019 冬 分科会〜/wacate2019winter_subcommittee
WACATE 2019 冬 夜の分科会でやったスライドです。
https://wacate.jp/workshops/2019winter/
yoshitake_1201
December 14, 2019
Tweet
Share
More Decks by yoshitake_1201
See All by yoshitake_1201
テスト版水平思考クイズ〜不具合から原因を想像しよう〜/xpjug2023
yoshitake_1201
1
1.1k
役割分担して行うペアテスト / jasst21hokkaido
yoshitake_1201
0
300
E2E自動テストの前に 手動テストを効率化するための自動化を行った話/stac2020
yoshitake_1201
1
2.8k
スプレッドシートはいいぞ / jasst20kyushu-sponsor-session
yoshitake_1201
0
420
スプレッドシートはいいぞ 2 / jasst20kyushu-lt-session
yoshitake_1201
0
610
アジャイル・アジャイル開発って何?/すぐ聞く・チームの課題にする/20190423
yoshitake_1201
0
2.9k
テストエンジニアからみたテストの話~ゆるっとIT vol.10~
yoshitake_1201
0
1.1k
Other Decks in Technology
See All in Technology
CI/CDやテスト自動化の開発プロジェクトへの適用
megascus
3
740
日経電子版におけるリアルタイムレコメンドシステム開発の事例紹介/nikkei-realtime-recommender-system
yng87
1
480
ネット広告に未来はあるか?「3rd Party Cookie廃止とPrivacy Sandboxの効果検証の裏側」 / third-party-cookie-privacy
cyberagentdevelopers
PRO
1
120
【若手エンジニア応援LT会】AWSで繋がり、共に成長! ~コミュニティ活動と新人教育への挑戦~
kazushi_ohata
0
170
Product Engineer Night #6プロダクトエンジニアを育む仕組み・施策
hacomono
PRO
1
460
Oracle Base Database Service 技術詳細
oracle4engineer
PRO
5
49k
AWSコンテナ本出版から3年経った今、もし改めて執筆し直すなら / If I revise our container book
iselegant
15
3.9k
Fargateを使った研修の話
takesection
0
110
グローバル展開を見据えたサービスにおける機械翻訳プラクティス / dp-ai-translating
cyberagentdevelopers
PRO
1
150
大規模データ基盤チームのオンプレTiDB運用への挑戦 / dpu-tidb
cyberagentdevelopers
PRO
1
110
Autify Company Deck
autifyhq
1
39k
30万人が利用するチャットをFirebase Realtime DatabaseからActionCableへ移行する方法
ryosk7
5
330
Featured
See All Featured
JavaScript: Past, Present, and Future - NDC Porto 2020
reverentgeek
47
5k
Principles of Awesome APIs and How to Build Them.
keavy
126
17k
Understanding Cognitive Biases in Performance Measurement
bluesmoon
26
1.4k
The MySQL Ecosystem @ GitHub 2015
samlambert
250
12k
Unsuck your backbone
ammeep
668
57k
Thoughts on Productivity
jonyablonski
67
4.3k
Writing Fast Ruby
sferik
626
61k
What’s in a name? Adding method to the madness
productmarketing
PRO
22
3.1k
The Art of Delivering Value - GDevCon NA Keynote
reverentgeek
7
150
GraphQLの誤解/rethinking-graphql
sonatard
66
9.9k
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
95
5.2k
How to Ace a Technical Interview
jacobian
275
23k
Transcript
テスト観点の共有会を やってみよう Fusic 吉武 伸泰 1 〜WACATE 2019 冬 分科会〜
事前説明 2
やること 私のチームでやっている「テスト観点共有会」を みんなでやってみよう!という会。 ※ 分科会用にカスタマイズした。 3 ・観点共有会をやっている人 → 自分のチームの差分を感じる ・観点共有会やったことない人
→ 自分でチームでやれそうならやってみてほしい
用語の定義 ・テスト観点とは? この場では「テストするときに気になること」とします。 テーマ(テスト対象)のテストをするとき ・どんなテストをしているか ・どんなことが気になるか これらをテスト観点とします。 4
用語の定義 ・テスト観点とは? この場では「テストするときに気になること」とします。 テーマ(テスト対象)のテストをするとき ・どんなテストをしているか ・どんなことが気になるか これらをテスト観点とします。 5 他の定義と異なると思うので、 あくまでこの場だけの定義です。
テスト観点共有会とは? ・よしたけのテストチーム(計3名)で行っている会 (テスト対象はWeb系システム) ・目的 ・チームメンバーの知見をすり合わせる ・チームメンバーの知見を広げる 6
テスト観点共有会の流れ ① テーマ決め ② テスト観点出し ③ テスト観点まとめ 7
① テーマ決め ・Web系システムでよくある機能(項目)からお題を選ぶ ・メールアドレス ・PDF出力 ・アカウント作成 ・SPA(Single Page Application) などなど
8
② テスト観点出し ・会の参加者がテーマに関するテストをするときに、 「気にしていること」「どんなテストをしているか」 を話す ・出てきた観点はリストに書いていく 9 重要なルールがあるので後ほど説明します
③ テスト観点まとめ ・「テスト観点出し」で出した観点を スプレッドシートにまとめる ・テストデータも考えれたら合わせて載せる 10 重要なルールがあるので後ほど説明します
ここから実践 11
12 分科会では「電話番号」にしました ①テーマ決め
②テスト観点出し 13
② テスト観点出し ・会の参加者がテーマに関するテストをするときに、 「気にしていること」「どんなテストをしているか」 を話す ・出てきた観点はリストに書いていく 14 重要なルールがあるので後ほど説明します
② テスト観点出しのルール ・意見を否定しない ・話の脱線OK ※脱線…テーマに関係ない話 ・テストデータも思いついたら言ってOK 15
③テスト観点まとめ 16
③ テスト観点まとめ ・「テスト観点出し」で出した観点を スプレッドシートにまとめる ・テストデータも考えれたら合わせて載せる 17 重要なルールがあるので後ほど説明します
③ テスト観点出しのルール ・無理やり1つにまとめない ・意見が割れたときはどっちも残す ・見た目をきれいにしようとしない ・そうなると便利だけどそこは本質じゃない ・テストデータも思いついたら言ってOK 18
実践おわり 19
補足 20
Q & A的なもの① ・なんでマインドマップ(樹形図)にしないの? → よしたけのチームでやるには不向きだった ・まとめたリストはどう使っているの? → テストに困ったときに使っている →
リストは適宜ブラッシュアップしている 21
Q & A的なもの② ・リストを使わないならいらないのでは? → 共有会の話を思い出すきっかけになるので良い。 ・全員が納得するまでしゃべるからとてもよい → 5人ぐらいが限界かも →
納得感を大事にしている 22
納得感はなんで大事? ・全員が出し切る → そのチームがテストできる限界。 ・観点外の事象が発生したら → 追加したらいい & そのときまた考えたらいい 23
足りないな〜と思ったら① ① 他の人を交えてみる → テストチームだけでやってたなら開発の人 → 年齢が離れている人・他の国の人 → 別の部門の人 →
他社の人 24
足りないな〜と思ったら② ② 過去のバグや体験を思い出す → 想定外を見つけるんじゃなくて想定を広げる ③ 他の方の資料を探す → 意地悪漢字、6W2H、などなど →
JaSSTやWACATEの過去資料を調べる 25