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BtoBプロダクト開発の深層

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September 29, 2025

 BtoBプロダクト開発の深層

2025/09/25にHelpfeelさんで行われた「プロダクトエンジニアの仕事」での発表資料です。

良いプロダクトを作るために不可欠な「ユーザーの"声なき声"を拾い上げること」の重要性。 しかし、日々の開発業務に追われる中で、その声に深く向き合うことの難しさを感じているエンジニアは少なくありません。
本資料では、その課題に対する一つの答えとして、SmartHRで新たに立ち上がった「CRE(Customer Reliability Engineering)」ユニットの挑戦を紹介します。
技術的な問い合わせ対応の最前線で見出したリアルな課題から、CREという思想へ。 問い合わせ対応を専門チームが巻き取り、そこから得られた知見をプロダクトに還元し、究極的には問題を未然に防ぐ仕組みをいかにして作るか。

「問い合わせデータは宝の山」と捉え、顧客の信頼性をエンジニアリングで築き上げるCREの役割とプロダクトエンジニアとしての在り方についてお話しします。

#CRE #SRE #プロダクト開発 #エンジニア #BtoB

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September 29, 2025
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Transcript

  1. 自己紹介 2019年にSmartHRへ入社。 プロダクトエンジニアとして基本機能と呼 ばれる部分の機能開発に携わる。 2025 年7月より、新たに立ち上がった CRE (Customer Reliability Engineering)部に

    所属。2人の子供を子育て中。 技術統括本部 / 労務プロダクト開発本部 /CRE部/CREユニット X ⇒ 私ってこんな人 ⇒ 聴くもの 読みもの にしはらちひろ @16bit_idol https://x.com/16bit_idol
  2. • トイルの削減 • 顧客信頼の砦 • CS Ops • Customer Observability

    CREの専門性を構成する要素を「四本柱」として設定 社内向け文書より抜粋
  3. • トイルの削減 • 顧客信頼の砦 • CS Ops • Customer Observability

    CREの専門性を構成する要素を「四本柱」として設定 社内向け文書より抜粋 手作業を自動化し、 プロダクトエンジニアが開発に 集中できる環境をつくること
  4. • トイルの削減 • 顧客信頼の砦 • CS Ops • Customer Observability

    CREの専門性を構成する要素を「四本柱」として設定 社内向け文書より抜粋 得た知見をプロダクトに還元し、 問い合わせそのものを不要にすること
  5. • トイルの削減 • 顧客信頼の砦 • CS Ops • Customer Observability

    CREの専門性を構成する要素を「四本柱」として設定 社内向け文書より抜粋 そして究極的には、顧客の状況を データで可視化し、 問題が『声』になる前に先回りして 解決することです