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1人目SREが開発組織のトポロジーを変えるまでの実践知/the-first-sre-chang...

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May 15, 2026
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 1人目SREが開発組織のトポロジーを変えるまでの実践知/the-first-sre-changed-team-topology

クラウドネイティブ会議 Day2のkeynoteセッションです。

https://kaigi.cloudnativedays.jp/sessions/3057/?from=timetable&day=day2

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May 15, 2026

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Transcript

  1. 自自自自 齋藤 光( @hikkie13 ) イオンスマートテクノロジー株式会社(2022/5入社) Developer Enablement Div ディレクター

    入社以来、SREを組織にインストールすることに従事 最近は、QA, TechLead, AI活用推進も管掌中 〜クラウドネイティブ会議との接点〜 CloudNative Days Tokyo 2019: 金融領域におけるOpenStack導入事例の紹介 CloudNative Days Tokyo 2023: イオンがKubernetesを採用してどうなった? SRE Kaigi 2026 : SREじゃなかった僕らがenablingを通じて「SRE実践者」になるまでの リアル
  2. ストリームアラインドチームだ!!開発フローを高めるんだ! 内製化とDevOpsだ! それがナウでモダンな今時のトレンドだ! (という上層からの期待) 「You build it, you run it」ですよ!

    人間がアラートの電話を 取り継ぐとかw 権威的な承認が良くないってのは 何年も前からDevOpsの本に書いて あるんですよ。(無限の蘊蓄) 自自自自自自自 正論パンチマン Automate Everything!
  3. 自自自自自自自自自自自自 惰性 慣れているものに 留まろうとする欲求 労力 変化に必要な労力・コスト (価値より労力を懸念) 感情 変化に対する否定的な感情 (アイディアそのものへの反応)

    心理的反発 変化させられることへの反発 (アイディア推進者/方法への反発) 例 ・今のオンコール体制で十分 ・今のリリース手順で十分 ・やったことないから大変だ ・仕事が増えるから大変だ ・俺の仕事を奪うのか ・自分の無能さが露呈するのでは ・やり方を押し付けてくるな https://amzn.asia/d/3MbvUeJ
  4. 自自自自自自自自自自自自 惰性 慣れているものに 留まろうとする欲求 労力 変化に必要な労力・コスト (価値より労力を懸念) 感情 変化に対する否定的な感情 (アイディアそのものへの反応)

    心理的反発 変化させられることへの反発 (アイディア推進者/方法への反発) 主な対処 ・段階的な変化 ・単純接触効果を狙う - 何度も伝える。時には話す人を変える ・やらない労力の方が高いことを示す ・不要なプロセスがあるなら見直す ・労力の見せ方を変える ・「なぜ?」に目を向けて観察し理解を深める ・早い段階からプロセスに巻き込む ・Yesを引き出す質問づくり https://amzn.asia/d/3MbvUeJ
  5. 自自自自自自自自自自自 … • 対話と会話の違いを理解する o 会話: 広く人と人が言葉で交流すること o 対話: それを通じて何かが新たに浮かび上がってくるようなやり取り

    o 相手を他者と認識し、他者の頭を使い、探究する o 「早く行くなら一人で行け、遠くに行くならみんなで行け」(アフリカの諺) • AIの時代、問いや課題の設定がより重要になってきている
  6. SRE 自自自自自自自自自自自自自自自自 取り組み例(抜粋) • (例1) 監視、モニタリング、オブザーバビリティの強化 o ファクトで議論する o 従来のインフラ監視ではなく、ユーザに近いところから観測する

    • (例2) だっしゅぼーどを眺める会の開催 o 本番環境のフィードバックを基に議論を重ねる o 単純接触効果による信頼関係構築 • (例3) ポストモーテム文化の醸成 o 障害報告ではなく、前向きな振り返り文化を醸成する • (例4) SLI/SLO策定ワークショップ開催 o ビジネスメンバーや副社長も巻き込んで開催 結果として、これらの活動を通して以下の効果を得た ・信頼関係の構築 ・相手のナラティブを知る ・取り除くべき不安を把握できる Betsy Beyer et. al.編, “SRE サイトリライアビリティエンジニアリング”, オライリージャパンより サービスの信頼性の階層
  7. • ビジネスKPI o 会員数、アクティブユーザ数、売上 o 提供価値は何か?という問い • 品質 o 品質の言語化と最適化

    • FinOps o コストの最適化 o 収益とトランザクション、キャパシティの関係を 可視化 • AI活用 o 非エンジニアとの接続点になるチャンスが多い 自自自自自自自自自自自自自自 (自自 Biz Dev Ops 経営
  8. AI × Something • 例えばAI × オブザーバビリティ o AIにより認知負荷を下げることで、挑戦のハードルを下げる o

    挑戦するからこそ学習が進む o プロダクトに直結するアウトカムを産む時間が増える