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金岡研の卒論中間発表ポスターテンプレート
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Akira Kanaoka
October 07, 2019
Education
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金岡研の卒論中間発表ポスターテンプレート
東邦大学理学部情報科学科金岡研で利用している卒論中間発表のポスターテンプレートです
Akira Kanaoka
October 07, 2019
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Transcript
**の**に関する研究 学番 氏名(指導教員:金岡 晃) 研究の目的 関連研究・動向
解決すべき課題 課題解決に向けたアプローチ
RSTPを使った透過型確率的パケットマーキングシステムの 耐障害性向上 703328 金岡 晃(指導教員:金岡 晃) 研究の目的 関連研究・動向 DoS(サービス妨害、Denial of
Service)攻撃などのデータ送信元を追跡する技術に確率的パケットマーキング(PPM)がある。 PPMを現実に適用するためのシステムとして透過型PPM装置が提案・開発されてきたが、透過型PPM装置自身が単一障害点と なってしまうために、導入によりシステムの故障率が上がってしまう問題点があった。そこで本研究ではRapid Spanning Tree Protocol(RSTP)を利用することにより透過型PPM装置による故障率増加を抑えるシステムを提案し、提案システムによる故 障率の評価とシステム実装による実証実験の評価を行う 確率的パケットマーキング (PPM: Probabilistic Packet Marking) 攻撃者 被害者 A B C D ・自分のIP情報をマーク ・距離情報を0にセット ・距離情報=0なら現在の IP情報に自身のIP情報をXOR ・距離情報++ 確率pの時 確率1-pの時 • 2000年にSavageらにより提案*1 • 2012年に岡田らにより実用化に適した透過型PPM装置が提案*2 透過型PPM装置 既存ルータのソフトウェア/ハードウェア入れ 替えを必要とせず既存ルータをPPM対応させる A B A B TPPM装置 新たなルータ設置ではなく IPレベルで透過的に 代理でPPMを行なう装置を配置 透過型PPM ブリッジ・スイッチ Ethernetでの中継(ヘッダ書き換え)を行 なわない(Ethernetレベルでも透過) Ethernetでの中継(ヘッダ書き換え)を 行なう (Ethernetレベルでは非透過) 透過型PPMリピータ 2つの実現形態 金岡が作った例 (内容はまあまあ適当) *1: Savage, Stefan, et al. "Practical network support for IP traceback." ACM SIGCOMM Computer Communication Review. Vol. 30. No. 4. ACM, 2000. *2: Okada, Masayuki, et al. "A device for transparent probabilistic packet marking." 2013 IEEE 37th Annual Computer Software and Applications Conference Workshops. IEEE, 2013.
解決すべき課題 課題解決に向けたアプローチ A B A B TPPM装置 TPPM装置は既存ルータの隣に設置する 全体として 故障率が
上がってしまう TPPM装置が 壊れると A-B間が通信不能になる A B TPPM装置 スイッチ スイッチ TPPM装置が 壊れたことをスイッチが検知し、 通信経路を自動的に切り替える 故障率の変化 パケット サイズごとのPPS 自動切り替えの機構: RSTP(Rapid Spanning Tree) 現在の進捗 • RSTPを利用可能な スイッチにより環境 を構築し、予備実験 を開始。実用性を確 認。 • (右記結果) 卒論に向けて 実際にTPPM装置に故障が起きた ことを想定した実験を行い、 RSTPにより切り替えがスムーズ に行われているかをパケット龍 論の変化を観測することで確認 する。