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SageMaker Feature Storeを活かしたLLM推論

SageMaker Feature Storeを活かしたLLM推論

為藤アキラ

January 16, 2025
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  1. 自己紹介 為藤 アキラ (Akira Tameto) 株式会社BLUEISH 代表取締役 CEO兼CTO ・AWS歴12年 ・直近のAIプロジェクト

      ・画像を中身とした機械学習とLLM のハイブリッドのアーキテクト
  2. SageMaker Feature Store vs Cognito / RDB / API ・本格的に機械学習ワークロードを回す際に重要に

    ・特徴量の再利用・バージョン管理 ・オフライン/オンラインの両面管理
  3. ・Lambda / API Gatewayからuser_id をキーに Feature Storeを参照
 ・ 取得した属性をプロンプトへ埋め込み →

    Bedrock推論 → レスポンス返却 Bedrock + LLM (Nova)との接続 Response Lambda API Gateway Feature Store Bedrock
  4. ˜„ データ収集フロー  (1日1回 or 数時間おきにバッチ投入) ・ECサイト → Kinesis Firehose →

    S3 → AWS Glue → Feature Store (Offline)

 2. リアルタイム更新フロー  (ミリ秒オーダーで更新/取得が可能) ・ユーザーが商品を購入 → Lambda で在庫数を更新 → Feature Store (Online) へ書き込み 3. 推論フロー ・エンドユーザーがサイトを開く → API 呼び出し ・「ユーザーID」をキーにOnlineStore から最新データ取得 → LLMへプロンプト生成 → 結果をWeb に返す 4. モニタリング & Retraining パイプライン
  5. # 例: user_id="U010" のオンラインストア情報を取得済 み user_data = { } product_data

    = { } "age": 29, "favorite_category": "Cosmetics", "past_purchases": ["C003", "C010"] "product_id": "C011", "category": "Cosmetics", "price": 2500, "stock": 5, "main_feature": "毛穴ケア" prompt = f""" ""†€ ユーザー情報: - 年齢: "age" - 好みのカテゴリ: "favorite_category" - 過去購入: "past_purchases" おすすめ商品: - ID: "product_id" - 価格: "price" 円 - 特徴: "main_feature" - 在庫: "stock" 個 このユーザー向けに、なぜこの商品をおすすめするのか 50文字程度で日本語で説明してください。 {user_data[ ]} {user_data[ ]} {user_data[ ]} {product_data[ ]} {product_data[ ]} {product_data[ ]} {product_data[ ]} 実際のプロンプト
  6. 1. Feature Storeのバージョニング 2. フィードバックループ 3. モデル監視 ・どの時点のデータが学習/推論に使われたかを追跡できる → 改善策の検討が容易


    ・「説明を見て購入したか」「離脱したか」を記録し、A/Bテスト や プロンプトエンジニアリング の材料に
 ・生成コンテンツに不適切表現やハルシネーションがないかをCloudWatch Logsや外部ツールで定 期チェック LLMOps視点で意識するところ