$30 off During Our Annual Pro Sale. View Details »
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
【20250622】クライアントサイドで_ 高品質画像圧縮したいからウェブアプリ版 Squoo...
Search
asaringo
June 25, 2025
Programming
0
62
【20250622】クライアントサイドで_ 高品質画像圧縮したいからウェブアプリ版 Squoosh参照してwasmに手を出す
間違いあったら優しく教えてください
asaringo
June 25, 2025
Tweet
Share
More Decks by asaringo
See All by asaringo
[初登壇@jAZUG]アプリ開発者が気になるGoogleCloud/Azure+wasm/wasi
asaringo
0
260
Other Decks in Programming
See All in Programming
TypeScriptで設計する 堅牢さとUXを両立した非同期ワークフローの実現
moeka__c
6
2.9k
Google Antigravity and Vibe Coding: Agentic Development Guide
mickey_kubo
2
130
ローターアクトEクラブ アメリカンナイト:川端 柚菜 氏(Japan O.K. ローターアクトEクラブ 会長):2720 Japan O.K. ロータリーEクラブ2025年12月1日卓話
2720japanoke
0
690
堅牢なフロントエンドテスト基盤を構築するために行った取り組み
shogo4131
6
2k
251126 TestState APIってなんだっけ?Step Functionsテストどう変わる?
east_takumi
0
300
テストやOSS開発に役立つSetup PHP Action
matsuo_atsushi
0
140
AIコードレビューがチームの"文脈"を 読めるようになるまで
marutaku
0
320
ID管理機能開発の裏側 高速にSaaS連携を実現したチームのAI活用編
atzzcokek
0
190
なあ兄弟、 余白の意味を考えてから UI実装してくれ!
ktcryomm
10
11k
認証・認可の基本を学ぼう前編
kouyuume
0
160
Navigation 3: 적응형 UI를 위한 앱 탐색
fornewid
1
150
バックエンドエンジニアによる Amebaブログ K8s 基盤への CronJobの導入・運用経験
sunabig
0
140
Featured
See All Featured
GitHub's CSS Performance
jonrohan
1032
470k
Refactoring Trust on Your Teams (GOTO; Chicago 2020)
rmw
35
3.3k
Rails Girls Zürich Keynote
gr2m
95
14k
The Art of Programming - Codeland 2020
erikaheidi
56
14k
The Art of Delivering Value - GDevCon NA Keynote
reverentgeek
16
1.8k
How To Stay Up To Date on Web Technology
chriscoyier
791
250k
Measuring & Analyzing Core Web Vitals
bluesmoon
9
700
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
40
2.2k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
135
9.6k
What’s in a name? Adding method to the madness
productmarketing
PRO
24
3.8k
Art, The Web, and Tiny UX
lynnandtonic
303
21k
Building a Modern Day E-commerce SEO Strategy
aleyda
45
8.3k
Transcript
クライアントサイドで 高品質画像圧縮したいから ウェブアプリ版 Squoosh 参照してwasmに手を出す 2025/06/22 あさりんご
徒然なるままに… wasmとの出会いを振り返る 結論ありきの順番ではなく、 探索していった時の順番で話してみる (スピーチ結論から話せと言われがちだけどほんとかな? ということでお試ししてみる)
Squoosh Googleが提供しているオープンソースの高品質画像圧縮アプリ ⇒今回はこのオープンソースから、mozjpeg(C言語の高品質画像 圧縮ライブラリ)をwasmにしてjsから呼べるようにしてみる
ここっぽい
すでにwasmのファイルあるっぽいけど、 生成方法は…? ( ゚Д゚) こやつか! 名前的に!
ぐっ… _(´ཀ`」 ∠)_
いったん理解より動かすの優先でいこ Emscriptenを使えるようにするぞ☆ bashで以下コマンドどん git clone https://github.com/emscripten-core/emsdk.git cd /mnt/c/Users/[お名前]/source/repos/emsdk ./emsdk install
latest ./emsdk activate latest source ./emsdk_env.sh 動かしてくうちにわかってくるだろ… ^^) _旦~~
MakefileをEmscriptenに読ませるぞ bashで以下コマンドどん git clone https://github.com/GoogleChromeLabs/squoosh.git cd /mnt/c/Users/[お名 前]/source/repos/squoosh/codecs/mozjpeg/ emmake make
最初makeだけで打っててうまくいかずなんでや…? とかなってた思ひ出 Emscriptenつかうのだから、それ用のコマンドを!
あれ足りないこれ足りない言われる エラー文言に従ってとにかく sudo apt update && sudo apt install [パッケージ名]
できたので使ってみる 生成されたmozjpeg_enc.js ⇒約3000行のコード(;´∀`)コレモウワカンネエナ このjsどうやって使うんや… いったんexportとかないかな ⇒最後の行にexport default Moduleあった ⇒多分importして使えばいいけど、何のメソッドが使えるんや…
これなに?
mozjpeg_enc.cpp⇒バインドファイル Makefileに指定ある バインドファイルを自由に書き換えて何を生成するか決められるんだ jsから何が呼び出せるものかはここ見ればわかるんだ! mozjpeg_enc.cpp Makefile
Mozjpeg_enc.cpp内のコメント • // The code below is basically the `write_JPEG_file`
function from • // https://github.com/mozilla/mozjpeg/blob/master/example.c • // I just write to memory instead of a file. ここ肝である感 I just wirteとかいってるけどめっちゃ大事なことしてくれてる... そこにしびれるあこがれる...☆
使ってみる 生成したmozjpeg_enc.jsとmozjpeg_enc.wasmを 使用したいプロジェクトに連れていく import MozjpegEnc from [ファイルの場所] const mozjpegEnc =
await MozjpegEnc(); const result = mozjpegEnc.encode([画像],[画像の横幅],[画像の 縦幅],[オプション]) ※詳しくはmozjpeg_enc.cpp参照
CanvasAPIで画像圧縮したのと 見た目品質あんま変わらんのやが…(^_^;) • CanvasAPIが使用するのはブラウザ内蔵のjpegエンコーダ/デ コーダ(具体的な実装不明) ⇒こやつ…そこそこ優秀なのでは • オプションをもう少しちゃんといじればよくなる? • そしてCanvasAPIのほうでOKとなったので、
難しいmozjpegとはバイバイしました。
いろいろ新体験 • Emscriptenをつかってみること • chatGPTヘルプもらいつつオープンソースのコードを見てみること • オープンソースから拝借してくること(していいんだ!) • C++に触れる •
個人がGitHubにコードを公開する意味を知る(今度やってみよう)