分散台帳上の『様々な機能に特化した無数のAIモジュール』が、「タスクの要素分解」&「分解された個々の仕事」の「担当割り」を決める仕事の「受委託交渉」を、人間の介入なしに、スマート・コントラクト や、DeepMindのPathNetアルゴリズムによって、完全自動で執行する「AI-to-AIのjob offer network」(『SingularityNET』)が、人工知能やプログラミングの専門知識なしに、暗号通貨支払いで、手軽に利用できるようになることで、
(1)人間の開発エンジニアが、タスクごとに、「最適なAIアルゴリズムの組み合わせ方」を、時間をかけて試行錯誤して、探し出す工程が不要になり、
(2)あらゆるタスクに対応可能な「汎用人工知能」を開発するために、個々の機能に特化したAIモジュールを、どういう配置関係で、どう協調動作させればよいかを、人間が天下り的にアーキテクチャの設計図面を描く必要もなくなり、
さらに、
(3)企業が、自社が必要とするAIエンジンを手にするためには、巨費を投じて、自前のAI開発チームを抱えなければならないコスト問題
(外部発注で丸投げしては、獲得は困難であるという問題。アルゴリズムの選定作業や、モデルの精度評価指標とコスト関数の設計について、自社の事業ニーズを理解した上で、外部委託先と、きちんと話ができる自社人材が必要)も、解決する時代
に向けたロードマップについての考察。