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生成AIを活用したデータ分析でいまできること

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January 08, 2026
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 生成AIを活用したデータ分析でいまできること

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January 08, 2026
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  1. 自己紹介 鈴木 元也(すずき もとや) • 社歴:2017年01月中途入社 • 所属:メディア統括本部 > Data

    Science Center(DSC) • 担当サービス:主にAmebaLIFE • 業務概要: ◦ 事業のデータ戦略を検討 ◦ 横軸組織のマネジメント ◦ データ分析、データエンジニアリング • @__9en__ 2
  2. なぜ進んでいないのか? ソフトウェア開発 データ分析 データ分析は「分岐」と「手戻り」が多く、 これらを考慮した自律的な分析エージェントの設計が難しい 要件定義 テスト 設計 実装 リリース

    要件定義 モデリング 分析設計 データ確認 報告 ①データが使えない ②精度が出ない 結果に納得感がない ③要件変更 ①要件変更 7
  3. どのような仕組か? ①要件定義 ③分析実行 ②分析設計 ④報告書 変更があれば設計書を自動更新 markdown サブエージェント markdown サブエージェント

    markdown サブエージェント notebook サブエージェント 11 スラッシュコマンド markdown サブエージェント markdown サブエージェント スラッシュコマンド スラッシュコマンド スラッシュコマンド
  4. 分析エージェントの工夫点 12 対話設計 品質管理 設計・構成 技術的対応 アウトプット • 不明点は選択肢付き でヒアリング

    • 各ステップでユー ザー確認し、ずれを 早期修正 • 統一フォーマットで 進捗報告 • インストラクション を生成AIに作らせ る • 新卒指導の内容を評 価基準としチェック リスト化 • エージェントが チェックリストで自 己評価 • よくある問題と対処 方法をドキュメント 化 • テンプレートで出力 を標準化 • サブエージェントで コンテキスト分離 • draft / reviewで 段階的な品質向上 • 設計変更時は設計書 を自動更新 • エラー時は自動デ バッグ&ライブラリ 追加 • Notebook細分化で 試行錯誤を効率化 • 日本語文字化け対策 • ランダムシード固定 で再現性確保 • 可視化を多用して分 かりやすく • グラフを画像でエク スポートしてmdの レポートに埋め込む • 考察と次のアクショ ンを提案
  5. 導入方法 19 STEP1 STEP2 STEP3 DevContainer で分析環境構築 STEP4 環境内にClaude Codeを導入

    分析エージェントの Pluginを読み込ませる スラッシュコマンド で分析開始
  6. 導入するメリット 20 業務効率化 提案内容の選択と品質チェッ ク。コード生成からプログラム の実行など試行錯誤を自動化。 ナレッジの形式知化 分析エージェントを育てる -> ナレッジが蓄積される

    -> 業務 が効率化する 若手育成効率化 エージェントの思考プロセスや レビュー基準がそのまま教材と なる。 品質の底上げ チェックリストで品質の自動 チェック。経験によらず一定水 準のアウトプットを担保。
  7. さいごに 21 分岐と手戻りの多い統計的手法を扱う分析プロジェクトでも効率化できる 生成AIには勝てないと感じるところ これから人間が担う役割と感じるところ 分析コードを書くスピード 人間では不可能な速度でコードを生成。修正箇所 に影響する・関連するところの修正も対応。動作 確認やデバッグなどもでき、動作するコードを生 成できる。

    知識量 学習した膨大なデータに基づき、ライブラリ、 統計手法など最適なアプローチを提案できる。 アウトプットの品質管理 ハルシネーションは依然として存在。正しく導く ための知識と経験が不可欠。 生成AIのマネジメント 意図通りに動かすための指示・設定。精度とコスト のトレードオフを最適化するコンテキスト管理。 AIにはできない専門性の向上 最先端の学術知見や、データ化されていない領域 での専門性を追求。