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アジャイルコーチ、スーパーアジャイルコーチ、ウルトラアジャイルコーチ、それぞれの10年 / T...

アジャイルコーチ、スーパーアジャイルコーチ、ウルトラアジャイルコーチ、それぞれの10年 / This is Agile Coach

2010年にフロリダで開催されたAgile conferenceに参加していらい、「よりアジャイルなチームを作るためには?」を考え続けてきたようにおもいます。僕の関心は常に「アジャイル開発」です。

当初は企業内のアジャイルチームとして活動し、のちにアジャイルコーチと名乗るようになり、開発現場に立ったり、チームや組織開発を考えたり、「どうやったらもっとアジャイルになるか」を考え続けてきましたが、今もアジャイルコーチとして新しい現場に立つたびに、10年前と変わらず悩み続けています。

10年の経験を得て、これまでにできてきたこと、まだできていないことをふりかえりながら、次の10年をスーパーアジャイルコーチとして現場を成功させ、その次の10年でウルトラアジャイルコーチとして過ごすために必要なことを考えるセッションです。

https://confengine.com/conferences/scrum-fest-osaka-2021/proposal/15241/10

Dai Fujihara

June 23, 2021
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Transcript

  1. About Me 『アジャイル開発とスクラム』 https://www.amazon.co.jp/dp/4798129704/ 、『リーン開発の現場』 https://www.amazon.co.jp/dp/427406932X 藤原 大 / Dai

    Fujihara Japan Lead at mabl Inc. CEO at Sekai Co., Ltd. • 現在: 独立してスーパーアジャイルコーチ 開発組織の技術顧問(プロセス、 QA中心) CTOやEMへのコーチング mablの日本顧客向け業務全般担当 • メルカリ: エンジニアリングマネージャ( EM) Software Engineer in Test(SET) テスト自動化、QA組織立ち上げ • 楽天: EM、アジャイルコーチ • 某SIer: Javaエンジニア • 活動: ◦ 『アジャイル開発とスクラム』寄稿 ◦ 『リーン開発の現場』翻訳 ◦ Twitter: @daipresents ◦ https://daipresents.com/service/
  2. アジャイルコーチとはなにか?(個人的思考) • 企業内アジャイルコーチ ◦ 企業特有の課題に対応しや すい ◦ 会社規模が大きければ 様々な課題にチャレンジで きる

    ◦ 仲間を作りやすい • 課題点 ◦ レポートラインが壁になる ◦ 会社が大きいと障害を取り 除くのが大変 ◦ リソースと思われがち
  3. とりあえずスクラム Photo by kazuend on Unsplash • うまくいっているような、いってな いような •

    技術的負債で改善が進まない • とりあえずやってみようの弊害 (技をかけちゃう) • なれると「処理」してしまう ⇒ 目的と地図の提示
  4. 意思決定プロセスの弱さ Photo by Tingey Injury Law Firm on Unsplash •

    誰かが決める VS みんなで決 める • 多数決による最大公約数の限 界 • そもそも意思決定のプロセス が定義されてなかったり ⇒ 見える化と明確な意思決定
  5. スーパーアジャイルコーチとはなにか?(個人的思考) • フリーのアジャイルコーチ ◦ 求めよさらば与えられん ▪ 期待値が合わない仕事はし ない。できない ◦ できないものはできない

    ▪ できる人を紹介すればいい ◦ これで成功率がぐんと上がる • 課題点 ◦ 作業にしちゃだめ ◦ できる仕事を見つけるのが難 しい ◦ 平日5日勤務1日8時間労働 が倒せない
  6. 銀の弾丸はきっとある 悩めるアジャイルに贈りたい『銀の弾などない』には続きがあるということ #devlove https://daipresents.com/2012/post-4653/, Photo by Danilo Alvesd on Unsplash

    “それらを開発、普及、利用するという苦しいが一貫した努力こそ、飛躍的な改善をもたらすはずだ。王道はな い。しかし、道はある。 ” フレデリック・ブルックス 『「銀の弾などない」再発射』より