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ボトルネックは人間 ~その負担をどこまで AI に渡せるか~
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estie | エスティ
July 28, 2026
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ボトルネックは人間 ~その負担をどこまで AI に渡せるか~
estie | エスティ
July 28, 2026
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Transcript
ボトルネックは人間 その負担をどこまで AI に渡せるか 株式会社estie Yohta Kimura (@rajyan_k)
自己紹介 木村洋太(@rajyan_k) 株式会社estie ソフトウェアエンジニア 収益の柱になっている複数のプロダクトを、少人数のチー ムで同時に開発している 領域の違うプロダクトを毎日行き来して、設計からレビュ ー、リリースまで見ている データ基盤や、プロダクトを支える共通基盤の開発にも関 わる
この1年半の変遷はブログに → AI 時代のプロダクト開発、私はこう変 わってきた © 2026 estie, Inc. 1
AI で実装は爆速になった 実装は AI の方が圧倒的に速くて優秀 Claude Code を何本も並行で動かしている 自分の手ではもうコードを書いていない エディタを全く開かなくなった人も少なくないはず
© 2026 estie, Inc. 2
ただ AI が速くなっても 開発全体は速くならない ボトルネックは人間側 © 2026 estie, Inc. 3
人間の負担を一つずつ減らす どれも地道な取り組みです この5つを順番に話します ① 動作確認 © 2026 estie, Inc. ②
コードレビュー ③ 方針・仕様の判断 ④ コンテキスト ⑤ 開発外の定常タスク 4
① 動作確認 動作確認を Preview 環境に寄せた 並行でタスクを回すと、プロダクトごとにローカル環 境を立て直す手間が邪魔になる アプリの動作確認 → Preview
環境 PR にラベルを付けるだけで確認用の URL が立つ データ開発の QA → Snowflake の clone 環境 MCP でデータQAができ、5倍くらい確認が楽に PR Preview ラベル 付けるだけ preview-123.example.com 専用の Preview 環境 開くだけで動作確認できる Preview with DB のときだけ まだAIに渡せていないこと AI に動作確認させるスキルは作った ただシナリオの妥当性は人間が見るので、自動化できていない stg の他サービス 専用 DB 参考: Preview 環境 / DB 付き Preview © 2026 estie, Inc. 5
② コードレビュー AI レビューの活用が進んでいる PR を出す前に、まず AI にレビューさせている バグ探しなど機械的な指摘は AI
の方が上 社内ではレビュー履歴から AI レビュアーを作っている まだAIに渡せていないこと なぜこの変更をするのか、方針として合っているか コードの外側にある判断は、まだ人間が見ている 参考: 自社のレビュー履歴から AI コードレビュアーをつくる方法(estie CTO Nari) © 2026 estie, Inc. 6
③ 方針・仕様の判断 顧客の声(VoC)を Slack でやりとりしながら管理する 要望を受け取るだけでなく、営業や CS と一緒に機能 を育てる ダッシュボードもタスク管理も
AI で作れるので、 Excel で構造化して持たなくてよくなった 溜まったスレッドは MCP で読めるので、非構造の ままでも簡単に集計できる そのまま対応の指示まで AI に出せる © 2026 estie, Inc. # 顧客の声(VoC) VoC 1 スレッド 1 件 【要望】 顧客: ◯◯銀行 横断 開発と Ops がスレッドでその場でやりとり(3件) AI で集計 ダッシュボード タスク管理 集計・可視化 7
④ コンテキスト チームの前提を共通リポジトリ(Cockpit)に集約した Cockpit チームの共通リポジトリ プロダクトと repo・チケット・環境の関係 ドメイン知識やハマりどころ よく使う作業手順 プロダクトや複数の
repo をまたぐコンテキストをこ こに置ける 参考: 近日、チームメンバーがブログを公開予定 © 2026 estie, Inc. プロダクトと repo の関係 ドメイン知識 skill memory プロダクト A プロダクト B プロダクト C 8
⑤ 開発外の定常タスク 一次対応を AI に任せられるようになった 問い合わせや営業の質問 → Cockpit の文脈があるので Claude
Tag が精度高く答える Sentry のエラー → Devin が自動でトリアージし、必要なら対応まで提案する Claude Tag は Slack で Claude をメンションするとタスクをこなしてくれる AI エージェント © 2026 estie, Inc. 9
まとめ 人間の負担を、一つずつ減らしてきた ① 動作確認 ② コードレビュー ③ 方針・仕様の判断 ④ コンテキスト
⑤ 開発外の定常タスク → Preview 環境に寄せた → AI レビューの活用が進んでいる → VoC を Slack でやりとりしながら管理 → チームの前提を Cockpit に集約 → Claude Tag と Devin で一次対応 まだまだAIに渡しきれていない © 2026 estie, Inc. 渡せるものは全部 AI に渡していく それこそがこれからの AI 活用 10
全部AIに渡せたら 自分は何をするんだろう © 2026 estie, Inc.
ありがとうございました Yohta Kimura (@rajyan_k)
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