Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
フロントエンドの大規模開発におけるTips
Search
hashiba daiki
February 22, 2023
Technology
3
1.4k
フロントエンドの大規模開発におけるTips
フロントエンドの大規模開発を経験し、振り返って今後に活かせるTipsをまとめました。
React / Next / microCMS
hashiba daiki
February 22, 2023
Tweet
Share
More Decks by hashiba daiki
See All by hashiba daiki
補足資料:LLMとは?
hashibadaiki
0
18
苦しんで向き合うLLM時代の開発
hashibadaiki
13
4.5k
Astro の pros / cons
hashibadaiki
1
1.3k
Other Decks in Technology
See All in Technology
Okta Identity Governanceで実現する最小権限の原則 / Implementing the Principle of Least Privilege with Okta Identity Governance
tatsumin39
0
160
Sansan Engineering Unit 紹介資料
sansan33
PRO
1
3k
「REALITY」3Dアバターシステムの7年分の拡張の歴史について
gree_tech
PRO
0
120
Data Hubグループ 紹介資料
sansan33
PRO
0
2.2k
Claude Codeを駆使した初めてのiOSアプリ開発 ~ゼロから3週間でグローバルハッカソンで入賞するまで~
oikon48
10
5.3k
Railsの話をしよう
yahonda
0
170
AI-Readyを目指した非構造化データのメダリオンアーキテクチャ
r_miura
1
280
映像エッジAIにおけるNode-RED活用事例
emirmatsui
0
130
組織改革から開発効率向上まで! - 成功事例から見えたAI活用のポイント - / 20251016 Tetsuharu Kokaki
shift_evolve
PRO
2
230
AI AgentをLangflowでサクッと作って、1日働かせてみた!
yano13
1
120
Wasmの気になる最新情報
askua
0
180
[2025年10月版] Databricks Data + AI Boot Camp
databricksjapan
1
240
Featured
See All Featured
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
PRO
657
61k
Raft: Consensus for Rubyists
vanstee
140
7.2k
How To Stay Up To Date on Web Technology
chriscoyier
791
250k
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
173
15k
Let's Do A Bunch of Simple Stuff to Make Websites Faster
chriscoyier
508
140k
Bash Introduction
62gerente
615
210k
The Web Performance Landscape in 2024 [PerfNow 2024]
tammyeverts
10
880
個人開発の失敗を避けるイケてる考え方 / tips for indie hackers
panda_program
115
20k
Side Projects
sachag
455
43k
What’s in a name? Adding method to the madness
productmarketing
PRO
24
3.7k
StorybookのUI Testing Handbookを読んだ
zakiyama
31
6.2k
Scaling GitHub
holman
463
140k
Transcript
フロントエンドの大規模開発におけるTips ジャムスタックチョットデキル!! シブヤ!! 2023/2/22 はしば
自己紹介 - 羽柴 大生(はしば だいき) - chot Inc. 所属 -
Web フロントエンドエンジニア - 大阪出身→香川在住 - 最近はNestJSで遊んでます。バックエンド楽しい - 今日はお酒たらふく飲みます
自己紹介 - 羽柴 大生(はしば だいき) - chot Inc. 所属 -
Web フロントエンドエンジニア - 大阪出身→香川在住 - 最近はNestJSで遊んでます。バックエンド楽しい - 今日はお酒たらふく飲みます
目次 # フロントエンドの大規模開発におけるTips - 今回対応した案件の説明 - 開発の流れ - それぞれのpoint -
全体振り返り(開発 / 設計 / PJ進行)
概要 - ALBA Net ゴルフメディアのリニューアル - 約7万件の記事 - 約1年間の開発期間 -
フロント常時5名ほど - Next.js / Vercel / microCMS https://www.alba.co.jp/
流れ 要件 定義 WF 機能 コンポー ネント page デザイン変 更
API完成 納品前 要件を定義しなが らWF作成。 先に機能部分の作 成を進めた。
要件 定義 WF 機能 コンポー ネント page 要件を定義しなが らWF作成。 先に機能部分の作
成を進めた。 デザイン変 更 API完成 納品前 pageデザインよりもコン ポーネントが先行した。 合計100個近いコンポーネ ントをこの時作成した(共通 は40個ほど)。 流れ
要件 定義 WF 機能 コンポー ネント page 要件を定義しなが らWF作成。 先に機能部分の作
成を進めた。 デザイン変 更 API完成 納品前 pageデザインよりもコン ポーネントが先行した。 合計100個近いコンポーネ ントをこの時作成した(共通 は40個ほど)。 作成したコンポー ネントを入れ込ん で作成したフェー ズ。 流れ
- 一般的な開発と違い view の作成を後回しにしました - この開発方法はとても開発体験が良かった - 途中で view があった方が説明しやすいという判断で切り上げま
したが、ここは最後まで実装進めても良かったかも 振り返り 要件 定義 WF 機能 コンポー ネント page デザイン変 更 API完成 納品前
- デザイナーの方が考える共通コンポーネントと、エンジニアが考 えるものがずれていた - 作りすぎた。共通は少なくて良い - 共通コンポーネントの責務が曖昧だった 要件 定義 WF
機能 コンポー ネント page デザイン変 更 API完成 納品前 振り返り
- view の作成だけお願いしていた箇所は大体作り直しになった - 後から共通部分の修正を行い工数が嵩張ってしまった - 実際にデータを入れた際に想定していない形式のデータが多数 出た 要件 定義
WF 機能 コンポー ネント page デザイン変 更 API完成 納品前 振り返り
- どこに何を設置するか? - js / ts / css / components
/ assets …etc - CMSの必須は TypeScript における必須ではない - page extensions は大規模開発では大変助けられました - page専用のコンポーネントの置き場にしたり、Next.jsのAPIだけ分割した りといったことが可能に https://nextjs.org/docs/api-reference/next.config.js/custom-page-extensions 設計振り返り
開発振り返り - 共通コンポーネントには着手前に時間をかけるべきだった - husky による矯正は必須。lintは厳しければ厳しいほど良い - WF → 機能開発の流れはとても良かった
- scaffdog / aspida / pathpida の開発体験が良かった - 正しさよりコードの統一性
PJ振り返り - view だけを作成する人が必要になるタイミングは限られている (教育 or 静的なpageが多い場合) - テスト期間を削る =
納期が遅れる - single source of truth に従う - クローラーのおかげで九死に一生を得ました (webサイト一括取得ツール) https://contentfinder.jp/
TL;DR # 大規模開発におけるTips - CMSの必須は TypeScript における必須ではない - 共通コンポーネントには着手前に時間をかけるべきだった -
正しさよりコードの統一性 - view だけを作成する人が必要になるタイミングは限られている
ご視聴 & ご清聴 ありがとうございました!!!