Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
プロポーザルを書くときに 私が考えていること/what-i-think-about-when-...
Search
hypermkt
October 10, 2025
0
360
プロポーザルを書くときに 私が考えていること/what-i-think-about-when-writing-a-proposal
Kaigi on Rails 2025事後勉強会
hypermkt
October 10, 2025
Tweet
Share
More Decks by hypermkt
See All by hypermkt
履歴 on Rails: Bitemporal Data Modelで実現する履歴管理/history-on-rails-with-bitemporal-data-model
hypermkt
0
2.7k
Sidekiqで実現する 長時間非同期処理の中断と再開 / Pausing and Resuming Long-Running Asynchronous Jobs with Sidekiq
hypermkt
8
5.9k
脆弱性から学ぶ Webセキュリティ Part2/study-web-security-from-vulnerability2
hypermkt
5
3.3k
脆弱性から学ぶ Webセキュリティ/study-web-security-from-vulnerability1
hypermkt
5
2.5k
モバイルアプリ向けAPI 開発を通じて学んだこと / learned-from-developing-mobile-app-api
hypermkt
3
4.5k
Passportのパスワードグラントで独自の認証を実装する方法 / how-to-implement-original-authentication-for-passport-password-grant
hypermkt
1
810
Webpackで作る Vueコンポーネント開発環境 / Creating the Vue component development with Webpack.
hypermkt
3
4.2k
あの問題解きました! / solved the code
hypermkt
0
340
Vue.js で作る日報アプリケーション ハンズオン / vue-js-handson-by-nippo
hypermkt
0
460
Featured
See All Featured
The Cult of Friendly URLs
andyhume
79
6.7k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
333
24k
How to Create Impact in a Changing Tech Landscape [PerfNow 2023]
tammyeverts
55
3.1k
How Fast Is Fast Enough? [PerfNow 2025]
tammyeverts
2
300
Helping Users Find Their Own Way: Creating Modern Search Experiences
danielanewman
31
2.9k
A better future with KSS
kneath
239
18k
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
54
7.9k
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
253
22k
Sharpening the Axe: The Primacy of Toolmaking
bcantrill
46
2.6k
What's in a price? How to price your products and services
michaelherold
246
12k
A Tale of Four Properties
chriscoyier
161
23k
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
36
7k
Transcript
@hypermkt SmartHR プロダクトエンジニア プロポーザルを書くときに 私が考えていること 2025.10.10 Fri Kaigi on Rails
2025 事後勉強会 @SmartHR Space
ばーちー 自己紹介 株式会社SmartHR バックエンドエンジニア @hypermkt 2
Kaigi on Rails 2025 めちゃくちゃ楽しかったですね !! 学びも多かったですね !!
自分も登壇したくなった方も 多いのでは?
None
過去の登壇経験を踏まえて 私が何を考えてプロポーザルを 書いているのか伝えたい !!
Kaigi on Rails 2025 7
Kaigi on Rails 2024 8
過去の登壇歴 9 • Kaigi on Rails: 2024, 2025 • PHP
Conference(東京) : 2016, 2017, 2019 • PHP Conference(沖縄) : 2019 • PHPerKaigi : 2019 • ぎんざRuby会議: 01(2017) • YAPC::Hokkaido: 2016 • YAPC::ASIA HACHIOJI 2016 • など
• あくまで hypermkt 個人の考えです • 特定のイベントの関係者ではありません • 私は文章を書く専門家ではありません • 参考程度にしてください
注意事項 10
ネタの選び方
• あなたが開発で苦労したこと・工夫したこと • あなたが大した事ないと思うことでも、誰かにとっては為になる • カンファレンスの文脈に合わせる ◦ Rails on Rails
→ Rails の知見や開発・運用での工夫 ◦ PHP Conference → PHP言語やフレームワークの最新動向・ 実践的な開発・運用と幅広い ネタの選び方 12
プロポーザルタイトル
• 発表内容が想像できる分かりやすいタイトルにする プロポーザルタイトル 14
• 履歴 on Rails : Bitemporal Data Modelで実現する履歴管理 • Sidekiqで実現する長時間非同期処理の中断と再開
• できるPHP7アップグレード • Vue.jsによるWebアプリケーション開発 • チーム全員でお申し込み数を2倍にした話 過去のタイトル例 15
• タイトルで概要が伝わること • 視聴のハードルを下げること ◦ 難しそうな話と思わせない • “えっ、それどうやったの?”と驚きや意外性を与える ◦ 定量的にすると伝わりやすい
◦ 例) チーム全員でお申し込み数を2倍にした話 • 長すぎず・短すぎず 意識していること 16
• 過去の登壇者のタイトルを参考にする ◦ 例) xxx on Rails 〜hoge〜, 入門「Foo」 •
書籍のタイトルを参考にする ◦ 例) はじめてのxxx, ゼロからはじめるxxx タイトルづくりのポイント 17
プロポーザルの概要
• あなたのプロポーザルについて公開される簡潔で魅力的な 説明文です。600文字以内です。 プロポーザルの概要 19
プロポーザルの概要 20
プロポーザルの概要:構造的に書く 21 導入(問題提起) 事例紹介(背景) 予告(本編の案内)
段落を分けることで文章構造が見えやすくする 22 空行 空行
導入・背景・予告のポイント 23 • 導入(問題提起): ◦ 課題の難しさ・重要さをしっかり伝える ◦ 視聴者に疑問の問いかけをする • 事例紹介(背景):
◦ 課題への対応を通じて何を学び、視聴者は何を持ち帰れるのかのヒントを 伝える • 予告(本編への案内): ◦ 本セッションを聞いていただいたらその答えが分かることを伝える
• プロポーザルの概要は簡潔に要点を書く ◦ 長く書く必要は無い(と思っています) • 如何に相手に共感と興味を持たせられるか 意識していること 24
プロポーザルの詳細
• あなたのプロポーザルについての概要、成果、対象者など、 関連する詳細があれば含めてください。 プロポーザルの詳細 26
27
• 仮のタイムテーブルを提示することで、視聴者にとって有意 義な発表ができること を伝えることができる タイムテーブルを書くのがおすすめ 28
• 箇条書きで簡潔に書く • 視聴者にとって ◦ 学びのある内容か ◦ 興味を持ってもらえる内容か • 課題提起
→ 対策 → 学びのストーリーになっているか 意識していること 29
最後に言いたいこと
次の登壇者は あなたです!!