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Instana × DevOps対談 ~InstanaとDevOpsのシナジーを探る~

Instanauts_jp
December 10, 2024
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Instana × DevOps対談 ~InstanaとDevOpsのシナジーを探る~

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December 10, 2024
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  1. #instana #instanauts_jp #Observability Instana × DevOps対談 ~InstanaとDevOpsのシナジーを探る~ パネリスト 黒川 敦さん

    / 日本IBM 原 伸樹さん / 日鉄ソリューションズ 古川 愛理さん / 日本IBM モデレーター 加藤 勇さん / VITA 10.10(木) 東京・渋谷開催
  2. 自己紹介 登壇者プロフィール 3 パネリスト 原 伸樹 パネリスト 古川 愛理 パネリスト

    黒川 敦 日鉄ソリューションズ株式会社 技術本部 システム研究開発センター 日本IBM テクノロジー事業本部 カスタマーサクセス事業部 日本IBM テクノロジー事業本部 Technical Sales • Instana歴 9年 • 好きなInstanaの機能 パイプラインフィードバック • 一言 オブザバビリティはツールではなく、 エンジニアリングこそ本質 • Instana歴:2年 • 好きなInstanaの機能:ブラウザテスト • 一言:InstanaでCloudNative Days Winterの 登壇 挑戦中! 皆さん、以下QRコードの プロポーザルについて、 いいね/リツイートお願いします! • 専門領域はDevOps(特に開発領域)。 • 中小企業診断士として企業の経営支援や 資金調達(クラウドファンディングな ど)、マーケティングなどの支援も行っ ています。 • 趣味はサックス。 モデレーター 加藤 勇 VITA GroupManager • イルカ好きのミドルウェアエンジニア • 平日は仕事や技術、休日は趣味多め • 2019-2023 IBM Champion • JIMUC(Japan IBM Middleware User Community) 理事 • Instanauts_jpメンバー
  3. DevOpsパフォーマンスを測る指標 Four Keys ▪Four Keysとは? – DevOps Research and Assessment

    (DORA) チーム(現Google)の研究から提唱されるソフトウェアデリバ リーパフォーマンスを測る4つの指標 – 開発スループットとサービス安定性を示す2グループに分類される 9 デプロイの 頻度 変更 リードタイム 変更時の 障害率 デプロイ失敗時の 復旧までの時間 開発スループット (開発速度) サービス安定性
  4. ▪オブザーバビリティトレンドの変遷 12 参考: The USE Method (brendangregg.com) The RED Method:

    How to Instrument Your Services | Grafana Labs Amazon.co.jp: LeanとDevOpsの科学[Accelerate] テクノロジーの戦略的活用が組織変革を加速する (impress top gear) : Nicole Forsgren Ph.D., Jez Humble, Gene Kim, 武舎広幸, 武舎るみ: Japanese Books REDメトリクス USEメトリクス Four Keysメトリクス • 利用率 • 飽和度 • エラー数 • 秒間リクエスト数 • 上記のうちエラー数 • リクエスト応答時間 • デプロイ頻度 • 変更リードタイム • 変更時の障害率 • デプロイ失敗時の復旧まで • の時間 コンピュータ サービス ソフトウェアデリバリー • CPU使用率、メモリ使用率、ストレージI/O…… • CPUキュー長、スワッピング、I/Oキューの長さ…… • CPCエラー数、メモリアロケーションエラー、IOエラー…… • RPCの呼び出し数…… • RPCがエラーで返ってきた数…… • httpリクエストの応答時間、SQL実行時間…… • 学習風土、文化の度合い • フローの状態 • 迅速なフィードバックの能力 メトリクス 2012 2018 2018 ログ、メトリクス、トレース、ダンプ、プロファイル ケイパビリティ 対象 シグナル パフォーマンス DevOpsパフォーマンスを測る指標 Four Keys 計測手段(ツール) • 従来型の監視ツール • APMツール • ログ分析ツール • プロファイラー • APMツール • GitHubなどのSaaS • Findy+など専用SaaS 登場年
  5. ▪オブザーバビリティトレンドの変遷 13 REDメトリクス USEメトリクス Four Keysメトリクス • 利用率 • 飽和度

    • エラー数 • 秒間リクエスト数 • 上記のうちエラー数 • リクエスト応答時間 • デプロイ頻度 • 変更リードタイム • 変更時の障害率 • デプロイ失敗時の復旧まで • の時間 コンピュータ サービス ソフトウェアデリバリー • CPU使用率、メモリ使用率、ストレージI/O…… • CPUキュー長、スワッピング、I/Oキューの長さ…… • CPCエラー数、メモリアロケーションエラー、IOエラー…… • RPCの呼び出し数…… • RPCがエラーで返ってきた数…… • httpリクエストの応答時間、SQL実行時間…… • 学習風土、文化の度合い • フローの状態 • 迅速なフィードバックの能力 メトリクス 2012 2018 2018 ログ、メトリクス、トレース、ダンプ、プロファイル ケイパビリティ 対象 シグナル パフォーマンス DevOpsパフォーマンスを測る指標 Four Keys 計測手段(ツール) • 従来型の監視ツール • APMツール • ログ分析ツール • プロファイラー • APMツール • GitHubなどのSaaS • Findy+など専用SaaS 登場年 ほぼ確立しており民主化のフェーズ (OpenTelemetryなど) 参考: The USE Method (brendangregg.com) The RED Method: How to Instrument Your Services | Grafana Labs Amazon.co.jp: LeanとDevOpsの科学[Accelerate] テクノロジーの戦略的活用が組織変革を加速する (impress top gear) : Nicole Forsgren Ph.D., Jez Humble, Gene Kim, 武舎広幸, 武舎るみ: Japanese Books
  6. ▪オブザーバビリティトレンドの変遷 14 REDメトリクス USEメトリクス Four Keysメトリクス • 利用率 • 飽和度

    • エラー数 • 秒間リクエスト数 • 上記のうちエラー数 • リクエスト応答時間 • デプロイ頻度 • 変更リードタイム • 変更時の障害率 • デプロイ失敗時の復旧まで • の時間 コンピュータ サービス ソフトウェアデリバリー • CPU使用率、メモリ使用率、ストレージI/O…… • CPUキュー長、スワッピング、I/Oキューの長さ…… • CPCエラー数、メモリアロケーションエラー、IOエラー…… • RPCの呼び出し数…… • RPCがエラーで返ってきた数…… • httpリクエストの応答時間、SQL実行時間…… • 学習風土、文化の度合い • フローの状態 • 迅速なフィードバックの能力 メトリクス 2012 2018 2018 ログ、メトリクス、トレース、ダンプ、プロファイル ケイパビリティ 対象 シグナル パフォーマンス DevOpsパフォーマンスを測る指標 Four Keys 計測手段(ツール) • 従来型の監視ツール • APMツール • ログ分析ツール • プロファイラー • APMツール • GitHubなどのSaaS • Findy+など専用SaaS 登場年 理論は進化しながら発達中、手段は追随中 参考: The USE Method (brendangregg.com) The RED Method: How to Instrument Your Services | Grafana Labs Amazon.co.jp: LeanとDevOpsの科学[Accelerate] テクノロジーの戦略的活用が組織変革を加速する (impress top gear) : Nicole Forsgren Ph.D., Jez Humble, Gene Kim, 武舎広幸, 武舎るみ: Japanese Books
  7. IBM Instana Observability -CI/CDパイプラインフイードバック- ▪構成変更イベントをダッシュボードに統合する – デプロイ時のパイプラインにInstanaのリリースAPIを実装する – GitHub Actions,

    Jenkinsなどは対応 – 構成変更により、アプリケーションのパフォーマンス変化が一目でわかる 19 リリースマーカー リリース名 Unix時間 インシデントやアラートと関連付けて、リリースタイミングを可視化するダッシュボードを提供。 DORAコアモデル ”Capabilities”の”Fast FeedBack”や"Performance"の"デプロイ頻度"、"変更時の障 害率"に関するインサイトを提供します。
  8. IBM Instana Observability - Intelligent Remediation - https://www.ibm.com/docs/ja/instana-observability/current?topic=capabilities-intelligent-remediation Instana AIエンジン

    (watsonx.ai) インシデントA インシデントB インシデントC アクション・カタログ アクション アクション アクション アプリケーション イベント機能 Intelligent Remediation AIエンジンを利用して、Instanaで起票されたインシデントの根本原因や影響範囲を分析し、障害復旧のための推 奨アクションを提示します。これにより、DORAコアモデルのFour Keysメトリクスである、"デプロイ失敗時の 復旧までの時間"や、SLO改善に貢献します。 インシデント解決 の推奨アクション を提示。 Instanaアクションセンサー からスクリプト等を実行。
  9. まとめ - DORAコアモデルとInstana等の機能マッピング - 22 DORAコアモデル Instana IBM Concert or

    (Instana and GitHubなど) Instana Instana Intelligent Remediation (しいて言えば) Instana CI/CDパイプラインフィードバック IBM Concert+GitHub等 IBM Concert+GitHub等 (今日は紹介してませんが) Instana SLOダッシュボード (今日は紹介していませんが) Instana 各種モニタリング機能、 ブラウザテスト Four Keys(DORA)メトリクス
  10. まとめ - 願望 - 23 DORAコアモデル IBM Concert or (Instana

    and GitHubなど) (しいて言えば) Instana CI/CDパイプラインフィードバック IBM Concert+GitHub等 IBM Concert+GitHub等 Instana単体でも、Four Keys(DORA)メトリクスが取れるようになると、 ツールが一本化できていいなあ。。。(願望) Four Keys(DORA)メトリクス Instana
  11. まとめ - 願望を現実のものにしたい - 24 DORAコアモデル IBM Concert or (Instana

    and GitHubなど) (しいて言えば) Instana CI/CDパイプラインフィードバック IBM Concert+GitHub等 IBM Concert+GitHub等 Instana単体でも、Four Keys(DORA)メトリクスが取れるようになると、ツールが一本化できていいなあ。。。(願望) →運営で製品改善要望(通称:Aha!)を作成しました! ご賛同いただける方はぜひ投票お願いします!IBMidがあれば投票できます! *IBMidの作成方法はこちら Four Keys(DORA)メトリクス
  12. Aha!リンク Add an integration with a source code management/testing tools

    such as GitHub/GitLab/Jenkins to measure Four Key Metrics(DORA Metrics) https://ideas.ibm.com/ideas/INSTANA-I-2998 25