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SES向け、生成AI時代におけるエンジニアリングとセキュリティ
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LongbowXXX
January 04, 2026
Technology
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SES向け、生成AI時代におけるエンジニアリングとセキュリティ
SES 向けの生成AI時代におけるエンジニアリングとセキュリティの重要性、リスク管理、及び安全なAIツールの利用に関する教育研修
LongbowXXX
January 04, 2026
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Transcript
AI SECURITY EDUCATION 生成AI時代の エンジニアリングと セキュリティ ~「現場ルール」を守りながら安全に加速するために~ 組織としてのAI活用リテラシーとリスク管理
研修のゴール AIのリスクを正しく理解し、自身の判断で安全にツールを 活用できるようになる こと。 禁止ではなく「安全に使い倒す」ための免許皆伝を目指し ます。 SESの大前提 • 現場(常駐先)のルールが最優先。 •
今回紹介するルールはあくまで「ベースライン」。会 社や現場に規定がない場合の指針とする。 • 判断に迷ったら、必ず現場の指揮命令者やセキュ リティ担当に確認する。 本研修のゴールと前提
従来のIT 決定論的 Deterministic) 入力Aに対して、常に同じ結果Bを返 す。 「辞書」のような存在。 生成AI 確率論的 Probabilistic) 文脈から「もっともらしい次の一語」
を予測する計算機。 リスク 幻覚 Hallucination) 事実と創作を区別しない。 「AIが言ったから正しい」という思い 込みが最大の脅威。 生成AIの正体 ~確率論と決定論~
Shadow AIの脅威 無許可ツールの利用 会社や現場が許可していないAIツール(個人の無料 ChatGPTアカウントなど)を勝手に業務利用すること。 なぜ危険なのか? • 無料版の多くは、入力データを「学習」に利用する規約 に なっている。
• 機密コード、議事録、顧客データがAIに吸収され、他社の 回答として流出するリスクがある。
脆弱性のあるコード AIの学習元には、古いコードや脆弱 なコードも含まれるため、AIは「安全 なコード」を書くとは限らない。 よくある例 データ AI生成コードの約62%に何らかの 不備が含まれるという調査結果もあ る。 入念なレビューが必須。
• SQLインジェクション • クロスサイトスクリプティング XSS • ハードコードされたパスワード コーディングにおけるリスク① 脆弱性の混入
サプライチェーン攻撃の温床 AIは文脈に合わせて「実在しそうな名前」のライブラリを勝手に捏 造することがあります。 必ず公式サイトやスター数を確認し、現場指揮者などから適切な 許諾を得て、導入してください。 攻撃の手口: 1. AIが提案しそうなパッケージ名を予測 2. 攻撃者がその名前で悪意あるコードを登録
3. エンジニアが npm install した瞬間に感染 コーディングにおけるリスク② パッケージの幻覚
類似性と依拠性 AIが学習データに含まれる「他人の著作物(コード)」をそ のまま「思い出して」出力してしまうリスク。 これを利用してしまうと、意図せず著作権侵害(盗用)とな ります。 ライセンス汚染 知らぬ間にGPLなどの「コピーレフト(公開義務あり)」な コードが混入するリスク。 たった数行の混入で、プロダクト全体のソースコード公開 義務が発生する恐れがあります。
著作権侵害のリスク
多くの現場でBusiness/Enterpriseプランが指定される最大の理由は「データ保護」 です。 機能・特徴 個人版 Individual) 企業版 Business) 学習への利用 デフォルトで利用される 学習に利用されない
データ保持 コードスニペットを保持する場合あり 推論完了後、即座に破棄 著作権フィルタ 任意設定 組織ポリシーで強制可能 コンテンツ除外 不可 特定ファイルの除外設定が可能 なぜ「GitHub Copilot Business」を使うのか
安全なデータフロー ◦ 暗号化通信: IDEからCopilotサービスへの通信は全て暗号 化されます。 ◦ 一時的な処理: コードスニペットは提案生成のためだけにメモ リ上で処理され、保存されません。 ◦
テレメトリ: 収集されるのは「利用頻度」などの統計データのみ で、コードの中身は含まれません。 Copilotのデータ処理アーキテクチャ
公開コードとの一致を検出 生成されたコードが、GitHub上の公開コード(約150文字以上)と 一致するかをリアルタイムでチェックする機能です。 これにより、意図しない著作権侵害(コピペ)を未然に防ぎます。 設定:Block 一致した場合、提案を表示せずにブロックします。 防御機能① Public Code Filter
読み取り対象からの除外 特定のファイルやパスをCopilotのコンテキスト(読み取り範囲)か ら強制的に除外する機能です。 主な用途 管理コンソールでパスを指定することで、アクセスを遮断します。 • 顧客の個人情報が含まれるCSV/DBダンプ • APIキーが記載された .env
ファイル • 社外秘の独自アルゴリズム 防御機能② Content Exclusion
著作権 「学習」は原則自由ですが、「生成・ 利用」は通常の著作権侵害判断と 同じです。納品物には責任が伴いま す。 秘密保持契約 (NDA) 現場のデータを許可なく外部の無料 AIサービスに入力するのは明確な 契約違反です。
権利の帰属 SES契約では成果物の権利は発注 元に帰属するのが一般的。AI生成 物の権利関係も同様です。 日本法と契約(SESの注意点)
未許可ツールの業務利用 個人アカウントの生成AIは原則禁止、または申請必 須。 機密情報の入力 個人名、電話番号、パスワードなどをプロンプトに入れ ない。 丸投げコミット AIが生成したコードを、中身を理解せずレビューなしで コミットしない。 セキュリティ設定の変更
会社が設定したフィルタや除外設定を勝手にOFFにし ない。 ガイドライン:やってはいけないこと
Human-in-the-Loop 必ず人間が介在し、最終判断と責任を持つこと。 現場ルールの確認 着任時・ツール導入時に必ず指揮命令者へ利用可否を 確認する。 セキュリティチェック 生成コードに脆弱性がないか、常に意識してレビューす る。 透明性の確保 成果物にAIを利用した場合は、必要に応じて報告・記
録する。 ガイドライン:やるべきこと
まとめ ブレーキがあるから速く走れる セキュリティは「足かせ」ではなく、フルスピードで開発するための 「ガードレール」です。 正しい知識とルールを守る者が、最強のAIユーザーになれます。
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