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チームでおこなうDevRel活動

Kitagawa Masashi
November 07, 2023
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 チームでおこなうDevRel活動

Kitagawa Masashi

November 07, 2023
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  1. 今⽇話すこと / 話さないこと • DevRel / 技術広報の役割、⽬的 • 組織、チームづくりの考え⽅ •

    各社の取り組み事例 話すこと • テックブログやイベントの具体的な 運営ノウハウ、Tips  • マネジメントの仕⽅や育成⽅法 • エヴァンジェリストへのなりかた 話さないこと
  2. 北川 雅⼠ Masashi Kitagawa DevRel チームリーダー ⼤⼿証券系シンクタンクにて⾦融系SIerとして6年半、リース会社 基幹系システム、地銀向け投資信託のシステム開発に従事。その 後、⼈事部にて新⼈研修なども経験し、ファインディ株式会社へ ⼊社。 エンジニア向けキャリア⾯談を⾏うユーザーサクセスチームに約2

    年おり、昨年よりDevRelチームの⽴ち上げ、リーダーとしてイベ ントの開催や⾃社メディア「Findy Engineer Lab」の運営を⾏う。 定期的に⼩説の沼にはまり、脳をリセットします。 共著『FinTechと⾦融の未来 10年後に価値のある⾦融ビジネスとは何か?』 @OnigiriMa_shi
  3. なぜDevRel/技術広報が増加しているのか? 昨今のDevRel / 技術広報のトレンド • 開発環境、開発⽣産性、カルチャー、社内のエンジニアの働き⽅などの発信 • どういうスキルが⾝につくか? • 技術的に⾯⽩みは何か?

    エンジニア向けの情報発信、関係構築が課題に 新たにDevRel/技術広報といった役職を作る企業の増加 ※あとで話しますが、DevRel、技術広報どちらで呼ぶかは各社で異なります • 市場全体のエンジニア不⾜ └ ハイスキルなエンジニアと接触できる機会の減少 エンジニア採⽤競争の激化
  4. どういう⼈がDevRel/技術広報として関わっているのか? 昨今のDevRel / 技術広報のトレンド エンジニアが兼務 社内の有志でテックブログやイベント運営を兼任 採⽤広報 / ⼈事 採⽤担当者がエンジニア採⽤の⼀環として兼任

    CTO / EM / テックリード / VPoE が兼務 既に社外に繋がりのあるマネジメントレイヤーが兼任 開発者マーケティングとしての DevRel ⾃社プロダクトの認知拡⼤、利⽤促進のための専⾨職 専任の技術広報 or DevRel 元エンジニア、元広報、元⼈事などからアサイン 兼任、ひとり担当が多い
  5. 役割と⽬的は? 昨今のDevRel / 技術広報のトレンド 役割 ⽬的 事業会社 社外向け テックブログの運営 オンライン/オフラインイベントの実施

    カンファレンススポンサー協賛 採⽤ 認知向上 社内向け ①の活動全般 ⾃社カンファレンスの開催 社内開発環境の整備 社内勉強会 社内エンジニアの発信増加 社内の開発⽣産性の向上 開発者向けマーケティング ⾃社プロダクトのセミナー開催 コミュニティ運営 ⾃社プロダクトの認知拡⼤ 利⽤者の増加 求める役割/名称は、各社のカルチャーやフェーズ、⽴場による
  6. DevRel/技術広報業務担当者へヒアリングした課題感 ⽴ち上げフェーズ 社内コンセンサス ‧上層部/経営陣の理解が得られない 戦略⽴案/組織組成 ‧正社員雇⽤の難易度が⾼い ‧技術広報のノウハウがない ‧⼀緒にやるメンバーがいない ⽬標設計 ‧適切な⽬標/KPI設計が難しい

    実⾏フェーズ 企画 ‧イベント/メディアなどの企画が⼤変 ‧他社とのつながりが薄い ‧予算が取れない、稟議がおりない 準備 ‧イベントの集客が⼤変 ‧テックブログのレビュー⼯数がかかる 運営 ‧エンジニア特有の価値観、カルチャーを理解し た上での発信が難しい ‧効果計測がしづらい 運⽤フェーズ 継続運⽤ ‧社内エンジニアとの距離が遠い ‧⼯数が⾜りない ‧兼務しているので時間が取れない
  7. DevRel/技術広報の役割事例 技術広報が抱える課題 A社 B社 社内向けDevRelとして 「自社内の開発生産性を高めるため、社内エンジニアが働きやすくなるため」 開発者マーケティングとして 「自社製品やプロダクトを開発者に使ってもらいたい。開発者により良い環境を届けた い」 C社

    D社 採用 「採用戦略の一環として戦略的に実施、下流の採用ファネルまで繋げたい」 ブランディング 「まずはブランディング。技術力が強い会社と最初に想起してもらう」 求める役割は、各社のカルチャーやフェーズ、立場による “DevRel”とするか、”技術広報”とするかも、役割や目的によって各社に合わせて名付けるところが多い
  8. 役割と⽬的は? 昨今のDevRel / 技術広報のトレンド 役割 ⽬的 KPI事例 事業会社 社外向け テックブログの運営

    オンライン/オフラインイベ ントの実施 カンファレンススポンサー協 賛 採⽤ 認知向上 PV数 満⾜度アンケート カジュアル⾯談数 社内向け ①の活動全般 ⾃社カンファレンスの開催 社内開発環境の整備 社内勉強会 社内エンジニアの発信増 加 社内の開発⽣産性の向上 社内アンケート 記事発信増加数 開発者向けマーケティ ング ⾃社プロダクトのセミナー開 催 コミュニティ運営 ⾃社プロダクトの認知拡 ⼤ 利⽤者の増加 リード獲得数 登録数
  9. DevRel / 技術広報の役割事例 DevRel / 技術広報に求められるスキル/キャリア 全てをひとりでやるのは不可能... ましてや兼務で... テックブログ運営 オンライン

    / オフライン イベント運営 社内勉強会 / 社内イベントの開催 採用スカウト 社内カンファレンス運営 社内ドキュメントの整備 記事 / ブログレビュー カンファレンス スポンサー出展 ノベルティ制作 コミュニティ運営 SNS運用 登壇
  10. DevRel/技術広報の業務事例 技術広報戦略⽴案 ‧⽬的/KPI/ブランディング戦略など⾃社に合わせた⽅針策定 プロジェクトマネジメント ‧イベント実⾏ ‧プロジェクトマネージャー コンテンツ制作 ‧ライティング/編集 ‧動画/⾳声 ‧イベント企画

    マーケティング ‧SNS運⽤ ‧広告/プロモーション リレーション構築 ‧社内外のエンジニアなどとの繋がり チームで分けたり、得意分野でタスクを任せる必要がある ここができるよ!
  11. イベント実績 • イベント開催数  ◦ 265回 • 平均申込数 ◦ 330名 •

    connpassメンバー数 ◦ 2022年9⽉ 約6000名 ↓↓↓ ◦ 2023年11⽉ 約16000名 約9000名増加