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#Ubie 狂気の認知施策と選考設計

Taro Nagasawa
August 18, 2021
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#Ubie 狂気の認知施策と選考設計

https://icare.connpass.com/event/219618/ で使った登壇資料です。

Taro Nagasawa

August 18, 2021
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Transcript

  1. 6 Ubie株式会社と申します • AI x 医療のスタートアップ ◦ toB: 医療機関向け問診サービス ◦

    toC: AI受診相談/症状チェック • 社員は120人程度 • エンジニアは40人程度 • アプリケーションエンジニアに限ると 15人程度 書くべきコードは無限にある! アプリケーションエンジニア、もっともっと欲しい!
  2. 8 自己紹介 長澤 太郎 @ngsw_taro Ubie株式会社 Ubie Discoveryに所属するプログラマー。 日々、世界の医療に貢献すべくコードを紡ぐ男。 プログラミング言語

    Kotlinを愛し、自らエバンジェリストを名乗って講演や執筆な どの活動を行う。ビールとラーメンが好き。一児の父。
  3. 11 Ubie Discovery 3つの「なし」 • 役職なし! ◦ 共同代表の2人が居て、それ以外は役職なしという「 文鎮型」組織 ◦

    マネジャー、管理職不在の全員プレイヤー ◦ 組織運営フレームワークとして ホラクラシーを採用し、自律分散を図る
  4. 12 Ubie Discovery 3つの「なし」 • 役職なし! ◦ 共同代表の2人が居て、それ以外は役職なしという「 文鎮型」組織 ◦

    マネジャー、管理職不在の全員プレイヤー ◦ 組織運営フレームワークとして ホラクラシーを採用し、自律分散を図る • 人事評価なし! ◦ サイロ化・個別最適を防ぐべく「 評価しないという制度 」≠ 評価制度がない ◦ 入社時付与のSO + 全社目標達成による全員昇給 = 当事者意識・全体最適の誘引 ◦ 相互にフィードバックを送り合い、成長する機会を創出
  5. 13 Ubie Discovery 3つの「なし」 • 役職なし! ◦ 共同代表の2人が居て、それ以外は役職なしという「 文鎮型」組織 ◦

    マネジャー、管理職不在の全員プレイヤー ◦ 組織運営フレームワークとして ホラクラシーを採用し、自律分散を図る • 人事評価なし! ◦ サイロ化・個別最適を防ぐべく「 評価しないという制度 」≠ 評価制度がない ◦ 入社時付与のSO + 全社目標達成による全員昇給 = 当事者意識・全体最適の誘引 ◦ 相互にフィードバックを送り合い、成長する機会を創出 • 採用人事なし! ◦ 「エンジニアのことを一番知っているのはエンジニア」 ◦ 採用の専任は置かず、 全職種全員が採用のすべてを自らの裁量で行う
  6. 31 Ubieness - Ubie Discoveryにおける6つの人材要件 • ゼロベース思考 ◦ 今まで身につけた常識や慣習をUnlearnでき、常にゼロから最適解を組み立てられる思考の柔軟性がある •

    ラーニングアニマル ◦ 常にLearnしつづける情熱を持ち課題解決への最善のアプローチのために活かすことができる • 突破力 ◦ 事業価値の高い目標に対して、実行可能な課題を設計し、方法論を問わず実行しきる力 • 全社への当事者意識 ◦ 全社観点でやるべき重要なことを発見し、組織として最速で、最高の結果に到達する方法を考える • 論理性 ◦ バイアスに飲まれず再現性のある論理的な思考とコミュニケーションをする • 率直かつ建設的なコミュニケーション力 ◦ 社内のあらゆる場面において、自分の考えを率直に伝え、物事を前に進める
  7. 33 大きく3つのフェーズを経て、完成形に至る 1. 要件の定義 • 従来あった優先度の低い要件を削除 • 新しい要件の導入、ワーディングの見直し 2. 面接時の質問リストやマッチ基準の作成

    3. 社内への浸透、面接担当者の教育 • 要件理解レベルを3つに分け、初期レベルでは面接担当者にならないなど • 社内での模擬面接などの実施
  8. 34 一次面接の精度や体験を高める工夫 • Ubieness理解度によるレベル分け ◦ ちなみに社内では各レベルを「隠れオタ」「オタ」「ガチオタ」と呼称 • Ubieness Log ◦

    面接担当者ごとにGoogle Formに各要件のマッチ度を記入していき、のちに突合 ◦ Google Formには要件の概要、マッチ基準、質問例 などが記載されている ◦ Ubieness周辺あるいは面接自体に対する 面接担当者の感想や意見も収集 • 面接の録画 ◦ 候補者の許可を得て、面接の録画を行っている ◦ 評価が難しいとき、面接に参加していないメンバーに見てもらう ◦ 二次面接の担当者が、事前に候補者への理解を深められる ◦ オフライン(物理)面接では、カメラで撮影する
  9. 35 一次面接の精度や体験を高める工夫 • Ubieness理解度によるレベル分け ◦ ちなみに社内では各レベルを「隠れオタ」「オタ」「ガチオタ」と呼称 • Ubieness Log ◦

    面接担当者ごとにGoogle Formに各要件のマッチ度を記入していき、のちに突合 ◦ Google Formには要件の概要、マッチ基準、質問例 などが記載されている ◦ Ubieness周辺あるいは面接自体に対する 面接担当者の感想や意見も収集 • 面接の録画 ◦ 候補者の許可を得て、面接の録画を行っている ◦ 評価が難しいとき、面接に参加していないメンバーに見てもらう ◦ 二次面接の担当者が、事前に候補者への理解を深められる ◦ オフライン(物理)面接では、カメラで撮影する 基準や質問例が ⾒直された例も!
  10. 37 技術面接 やめました KotlinのSealed Classにつ いて、その機能と用途につ いて説明してください Dependency Injection という用語を解説してくださ

    い FizzBuzzを 書いてください Cookieについて 解説してください React 16.8で導入され た機能は何ですか? 愛用の言語は何で、 その理由を教えてくださ い。 ※Ubieでの事例ではありません
  11. 39 プロダクト開発面接 • 顧客の課題発見、提供価値を見極めて最初のプロダクトを開発するロールプレイ • 事実と仮説の切り分け、 不確実性との向き合い方 、優先順位、スコープ、 ROI •

    世の中にすでに存在する有名サービスを題材に、 プロダクト開発をリード していただく ◦ 前提として、そのサービスがまだ世に存在していない設定 ◦ エンジニアは候補者と面接担当者 2人=計3人という設定 ◦ その他のリソースも限られている条件下で、早急に仮説を検証して、人々に必要とされるプロダクトを 世に打ち出す確証を得たい
  12. 40 プロダクト開発面接を運用してみて • プロダクト開発面接で Ubieとマッチしていると感じた人材は、現時点で ”技術面接” で求めているようなスキル も兼ね備えていることがわかっている。 • 単純な畑の違い(Mobile

    native V.S. Web)はあれど、ラーニングアニマルが補完を容易にしている • 社内エンジニア主導 で導入された。現在は「 SWE&QAE採用推進」サークルがメンテしている