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dbtとLightdash を社内へ浸透させるまでの取り組み / Integrate dbt ...

okiyuki
April 09, 2025
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dbtとLightdash を社内へ浸透させるまでの取り組み / Integrate dbt and Lightdash into Ubie

okiyuki

April 09, 2025
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  1. 2 自己紹介 Motoyuki Oki (@okiyuki99) Ubieでデータ利活用領域を担当 • 2021/12よりUbieにjoin • 注力領域

    ◦ データ分析 ◦ アナリティクスエンジニアリング ◦ BI×生成AI • 最近はCursor(Editor)に全部やらせるに挑戦中
  2. 3 Confidential 今日話すこと / 話さないこと 1. Ubie について 2. UbieでのdbtとLightdashの利用状況

    3. Lightdashの利用浸透についての取組み 4. 課題とこれから • dbt と Lightdash の詳細 ◦ 懇親会で詳細はお話できれば!
  3. 8 自分の症状を答えるだけで、 参考病名や近くの医療機関等 「受診の手がかり」が調べられます 医療現場で実際に使われ鍛えられたAIを、 生活者が適切な医療にかかる目安として開放しています (2020年提供開始) 無料で 誰でも いつでも

    ほぼ全ての症状で * *99% (1.3万超)の症状に対 応 情報 アクセシビリティ 好事例2023 選出 総務省 症状検索エンジン「ユビー」ダウンロードリンク https://ubie.go.link?adj_t=1c2ifxv9 ①生活者向け事業
  4. 2020年のサービス提供開始以来、多くの方の適切な医療へのアクセスを支援しています 9 月間利用者数 1200万人 提携医療機関数 1万5000以上 累計利用回数 1億 8000 万回以上

    対応する症状 3500以上 ユビーを利用した後 実際に受診した人数(推計) 1838万人 対応する病名 1100以上 ユビーを利用したうち 「受診してよかった」 91.1% アカウント登録数 500万人
  5. 11 dbtとLightdashの利用状況 • 主に分析のためのSQLをdbtで2021年から構築。BIツール Lightdashの設定も同じレポジトリで管理 ◦ 2025/4時点で運用中のdbt model数は3000+ / dbt

    test数13,000+ / Lightdashダッシュボード 200+ • 月間PR作成者数が35名以上、月間PR数が600以上を記録。Ubie全体でも1,2位の規模 ◦ 現在専属のデータエンジニアは1名。データ分析・分析に必要なデータ開発全般の民主化が進んでいる dbt開発用レポジトリにおける作成者数推移(左) と PR数推移(右)
  6. 12 データ分析基盤の全体像 • ほぼ全て Google Cloud で構成 • DBからのETL /

    App からの Log Streaming に始まり、BIツール(Lightdash)までが分析基盤 • 仮名加工化と4層に分かれた分析用領域のデータモデリングにdbtを利用している データエンジニアの@yosh_yumyum の資料に詳細が解説されています https://speakerdeck.com/yoshyu m/cd
  7. 26 Lightdash を扱う上での課題 • 深化フェーズのダッシュボードはまだ LookerStudioも併用中。2025年中には1本化 ◦ BIツール変更に伴う業務プロセス変更影響が大きい領域 ◦ すでに運用されており、顧客向けで数値ズレを起こしたくない領域

    ◦ BIツールの移行工数は大きいので徐々にやっていく • 他有償BIツールと比べるグラフの表現力・種類は限定的 ◦ 直近だとバブルチャートがなかった ◦ ピボットテーブルの値の大小に応じた自動カラーレンジも一定できるが.... • ARRAYカラムを自動でUNNESTしてくれないため、dbt model側での設計指針は変更した ◦ 例:大福帳テーブルはNESTしたdbt modelになりがちなので、NESTしたdbt modelは可能 な限り作らないようした