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Phase12_総括_自走化

 Phase12_総括_自走化

全12フェーズの成果をROIで定量評価し、経営層に証明する方法を学びます。AI Center ofExcellence(推進チーム)の設計、次年度のQ1〜Q4ロードマップ、月次・四半期・年次の定期運用タスクで「自走する組織」を完成させます。

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March 21, 2026
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  1. オープニング CONFIDENTIAL © Offers All rights reserved. 1 12ヶ月で何が変わったか Phase

    1 の自分 「AIって何ができるの?」 「プロンプトって何?」 業務は全て手作業で対応 情報は個人のPCに分散 経営判断は勘と経験に依存 Phase 12 の自分 AIの仕組みを理解し的確に指示 Claude Code + MCPで業務を自動化 トリガー起動型ワークフローを運用 チームにAI活用を浸透させている AIが経営判断を支える仕組みを確立
  2. 自走体制の確立 CONFIDENTIAL © Offers All rights reserved. 5 自走するための4つの条件 1つでも欠けると自走は止まる

    ─ 4条件すべてを整備する 人材 AIチャンピオンが 各部門に1名以上 業務を深く理解し 新しいことを試す のが好きな人を選定 仕組み トリガー起動型WFが 3つ以上稼働中 朝メール・議事録 日報・月次KPIなど 人の手を介さず実行 ルール CLAUDE.md(AIルール ブック)と社内AI利用 ガイドラインが整備 プロンプトライブラリ で品質を標準化 文化 「まずAIに聞く」が 組織の習慣に定着 強制ではなく自然に AIを使い、成功事例 が自発的に共有される
  3. 自走体制の確立 CONFIDENTIAL © Offers All rights reserved. 6 AI推進チーム(CoE)の成熟モデル 1

    Phase 1 集中型 最初の6ヶ月 推進チームが全てのAI施策を主導。品 質管理・標準化がしやすい ▶ 2 Phase 2 助言型 6〜12ヶ月 各部門が自律的にAI活用。推進チーム は助言・支援に専念 ▶ ★ 今日の目標ライン 3 Phase 3 分散型 12ヶ月以降 全員がAI活用者。推進チームはガバナ ンスに専念
  4. ROI総合評価 CONFIDENTIAL © Offers All rights reserved. 3 ROI評価の3ステップ 01

    工数削減の集計 施策ごとにBefore/Afterの 月間工数を計測 議事録・メール・リサーチ レポート・データ分析 の5領域で削減時間を算出 ▶ 02 金額換算 月間削減 × 12ヶ月 = 年間削減時間 年間削減 × 時間単価 (3,000〜5,000円) = 年間コスト削減額 ▶ 03 定性成果の評価 意思決定スピード アウトプット品質 組織浸透度 AIリテラシー 業務プロセス改善度 の5項目を5段階で評価
  5. Section 1:ROI総合評価 CONFIDENTIAL © Offers All rights reserved. 1 定量成果の集計フレームワーク

    Step 1 工数削減の集計 ▶ Step 2 金額換算 ▶ Step 3 定性成果の評価 Step 1:工数削減の集計 施策(AI導入した業務) Before (時間/月) After (時間/月) 削減 (時間/月) 例)会議の議事録作成 10時間 2時間 8時間 例)メール対応 15時間 8時間 7時間 例)リサーチ・情報収集 8時間 3時間 5時間 例)レポート・資料作成 12時間 5時間 7時間 例)データ集計・分析 6時間 1時間 5時間 自社の施策1: 自社の施策2: 合計
  6. Section 1:ROI総合評価 CONFIDENTIAL © Offers All rights reserved. 2 定量成果の集計フレームワーク(続き)

    Step 2:金額換算 年間削減時間 = 月間削減時間 x 12ヶ月 金額換算 = 年間削減時間 x 時間単価 (時間単価目安:3,000〜5,000円/時間) 計算例 月32時間削減 x 12ヶ月 = 384時間/年 384時間 x 4,000円 = 153万円/年 Step 3:定性成果の5段階評価 評価項目 評価 具体的な変化 意思決定のスピード ☆☆☆☆☆ アウトプットの品質 ☆☆☆☆☆ AI活用の組織浸透度 ☆☆☆☆☆ メンバーのAIリテラ シー ☆☆☆☆☆ 業務プロセスの改善度 ☆☆☆☆☆ 新規事業へのAI活用 ☆☆☆☆☆ ROI計算式: ROI = (金額換算 - AI投資コスト) / AI投資コスト x 100% AI ※ 投資コスト = サブスクリプション料金 + 研修時間コスト + 導入支援費用
  7. Section 1:ROI総合評価 CONFIDENTIAL © Offers All rights reserved. 3 月別の成長推移

    ─ 12ヶ月の軌跡 事前準備で記入済みの「月別成長テーブル」を使って振り返ります M1-2 知る M3-4 備える M5-6 使う M7-8 効く M9-10 広げる M11-12 経営する Month テーマ 主な成果(記入) 工数削減 (時間/月) 1 AI座学(基礎) - 2 AI座学(応用) - 3 ドキュメント管理 4 ターミナル基礎 5 Claude Code 入門 6 Claude Code 実践 7 実務適用 8 クイックウィン実装 9 自動化 & 仕組み化
  8. Section 2:自走体制の確立 CONFIDENTIAL © Offers All rights reserved. 4 条件①

    人材 ─ AIチャンピオンの存在 AIチャンピオンの役割 1 部門内のAI活用リーダー 2 新機能・ツールのキャッチアップ 3 メンバーからの質問対応(一次窓口) 4 成功事例の共有・展開 5 月次のAI活用レビュー 育成のポイント 業務理解者を選ぶ 技術に詳しい人ではなく 業務を深く理解している人 関心がある人が適任 AIに関心があり 新しいことを試すのが好きな人 各部門に1名ずつ配置 1名で全社ではなく 部門ごとにリーダーを置く
  9. Section 2:自走体制の確立 CONFIDENTIAL © Offers All rights reserved. 5 条件②

    仕組み ─ トリガー起動型ワークフロー Month 9 で構築したワークフローが今も動いているかを確認します ワークフロー トリガー 稼働状況 備考 朝のメール返信ドラフト生成 毎朝8:00 MTG後の議事録自動作成 MTG終了時 日報の自動生成 毎日19:00 月次KPIレポート 毎月10日 新規メール受信→タスク抽出 メール受信時 チェックポイント: 稼働中のワークフローが 3つ以上 あれば、仕組みの条件はクリアです。止まっているものは原 因を確認し、再稼働させましょう。
  10. Section 2:自走体制の確立 CONFIDENTIAL © Offers All rights reserved. 6 条件③

    ルール ─ CLAUDE.md と社内ガイドライン 最低限整備すべき3つのドキュメント体系 CLAUDE.md AIの行動ルール 出力形式のルール セキュリティポリシー 自社固有の用語・慣習 AI利用ガイドライン 社内向けルール 利用可能なAIツール一覧 入力してよい情報 / NGの情 報 AIの出力の取り扱いルール プロンプトライブラリ 業務別テンプレート集 メール返信テンプレート 議事録作成テンプレート レポート作成テンプレート これらのドキュメントが整備されていれば、担当者が異動してもAI活用のノウハウが残ります
  11. Section 2:自走体制の確立 CONFIDENTIAL © Offers All rights reserved. 7 条件④

    文化 ─ 「まずAIに聞く」習慣 文化が根付いた4つのサイン 1 自然に使っている メンバーが強制されずに 日常的にAIを活用している 2 「AIでできない?」が 日常 新しい業務に対して AI活用の可能性を自然に探 る 3 成功事例が自発的に共 有 AIでうまくいった事例を メンバーが自ら共有する 4 新メンバーへの教育体 制 新しいメンバーにAIの 使い方を教える仕組みがあ る 自走できない組織 ❌ 「コンサルが来ないと何もできない」 「AIの使い方がわからない → 放置」 自走できる組織 ✅ 「わからないことはClaude Codeに聞く」 「ナレッジはObsidianに蓄積、誰でもアクセス可」
  12. Section 3:次年度AI活用計画の策定 CONFIDENTIAL © Offers All rights reserved. 1 計画策定

    Step 1:振り返り 【ワーク】成功パターンと課題の整理(3分) うまくいったこと ✅ # うまくいったこと 成功要因 1 2 3 うまくいかなかったこと ❌ # うまくいかなかったこと 原因・教訓 1 2 3 Step 1 振り返り ▶ Step 2 KPI設定 ▶ Step 3 ロードマップ Tip:失敗も貴重な学習資産です。「なぜうまくいかなかったか」を言語化することで、次年度の改善につながります。
  13. Section 3:次年度AI活用計画の策定 CONFIDENTIAL © Offers All rights reserved. 2 計画策定

    Step 2:次年度KPIの設定 【ワーク】目標を数値で設定する(3分) KPI 現在値 (Month 12時点) 次年度目標 達成基準 月間工数削減時間 時間 時間 AI活用業務数 業務 業務 自動化ワークフロー数 件 件 AI活用人数(組織浸透率) 名( %) 名( %) AI関連コスト削減額(年間) 万円 万円 Step 1 振り返り ▶ Step 2 KPI設定 ▶ Step 3 ロードマップ
  14. Section 3:次年度AI活用計画の策定 CONFIDENTIAL © Offers All rights reserved. 3 計画策定

    Step 3:四半期ロードマップ 【ワーク】次年度のロードマップを策定する(5分) Q1 4-6月 基盤強化 自動化WFの安定運用 新メンバー教育 担当: Q2 7-9月 拡張 新業務へのAI適用 API連携強化 担当: Q3 10-12月 高度化 AIエージェント高度活用 予測分析導入 担当: Q4 1-3月 進化 次世代AI技術キャッチアッ プ 戦略見直し 担当: Step 1 振り返り ▶ Step 2 KPI設定 ▶ Step 3 ロードマップ
  15. Section 3:次年度AI活用計画の策定 CONFIDENTIAL © Offers All rights reserved. 4 発展テーマの具体イメージ

    AIエージェントの高度化 現在:Claude Code に1つずつ指示 → 確認 → 次の指示 次年度:複数AIエージェントが協調して自律実行 例:「来週の経営会議の準備をして」 Agent A BigQueryから最新KPIを取得 Agent B 前回議事録の宿題をチェック Agent C 競合動向をWeb調査 Agent D 3つの報告を統合してスライド生成 データドリブン経営 現在:月次で手動レポート → 経営会議で議論 次年度:リアルタイムダッシュボード + AI予測 + アラート 例:KPI異常検知アラート KPI ⚠ 目標から5%以上乖離を検知 → 自動で原因分析 → Slackにアラート送信 「このままだとQ3の売上目標が未達の 可能性があります。主な要因は◦◦で、 対策として△△を提案します。」
  16. Section 3:次年度AI活用計画の策定 CONFIDENTIAL © Offers All rights reserved. 5 AI技術の進化に備える

    2026年以降に注目すべき技術トレンド マルチモーダルAI テキスト・画像・音声・動画を 統合的に処理 会議録画→分析→レポートが一 気通貫 AIエージェント 自律的に判断し 複数タスクを連携実行 人間の指示なしで定型業務が完 了 小型高性能モデル ローカルPCで動く 高精度AI セキュリティを保ちつつ高度な 処理が可能 AIガバナンスツール AI利用の監査・管理 を自動化 コンプライアンス対応が効率化 キャッチアップの仕組み 月次AIニュースレビュー AIチャンピオンが月1回、注目ニュースを社内共有 - 新しいツール・機能のレビュー - 自社への適用可能性の評価 - 試してみた結果の共有 四半期AI技術レビュー 推進チームが四半期に1回、技術動向を整理 - 競合のAI活用状況 - 業界のベストプラクティス - 自社AI戦略への反映
  17. Section 4:引き継ぎ資産の確認 CONFIDENTIAL © Offers All rights reserved. 6 構築した資産一覧

    【チェックリスト】自走に必要な5つの資産カテゴリ 1 環境設定 Claude Code + MCP ☐ セットアップ手順書 各メンバーのアカウ ☐ ント・権限設定 トラブルシュート手 ☐ 順書 2 ルール・テンプレート CLAUDE.md ☐ (AIルー ルブック) プロンプトライブラ ☐ リ 社内 ☐ AI利用ガイドラ イン 3 自動化ワークフロー n8n / Zapier / Make ☐ フロー定義 定時実行スケジュー ☐ ル一覧 WF ☐ トラブルシュート 手順 4 ナレッジベース Obsidian Vault ☐ (全社 ナレッジ) AI ☐ 適用マップ(部門 別) 効果測定データ ☐ 5 教育資料 12 ☐ ヶ月プログラム本 体 各月の個別講義資料 ☐ FAQ ☐ 集
  18. Section 4:引き継ぎ資産の確認 CONFIDENTIAL © Offers All rights reserved. 7 月次運用カレンダー

    自走後の定期タスク 頻度 タスク 担当 毎日 自動化ワークフローの稼働確認 自動(エラー時のみ対応) 毎週 AI活用のTips共有(Slackなど) AIチャンピオン持ち回り 毎月 AI活用KPIモニタリング 推進チーム 毎月 新機能・アップデートのキャッチアップ AIチャンピオン 四半期 AI適用マップの更新 推進チーム + 各部門 四半期 AI利用ガイドラインの見直し 推進チーム 半年 新メンバー向けAI研修 推進チーム 年次 AI投資ROI評価 & 次年度計画 経営層 + 推進チーム
  19. クロージング CONFIDENTIAL © Offers All rights reserved. 8 本日のまとめ ─

    3つのポイント 1 ROIで成果を証明する 数字がなければ投資は続かない 2 4条件を整える 人材・仕組み・ルール・文化 1つでも欠けると自走は止まる 3 次年度計画を「今日」策定す る 計画がなければ進化は止まる 12ヶ月プログラムの軌跡 M1-2 知る M3-4 備える M5-6 使う M7-8 効く M9-10 広げる M11-12 経営する
  20. クロージング CONFIDENTIAL © Offers All rights reserved. 9 実践課題 &

    卒業宣言 月次タスク AI ☐ 活用のKPIモニタリング 新機能を ☐ 1つ以上キャッチアッ プ 成功事例を ☐ 1つ社内共有 四半期タスク AI ☐ 適用マップを更新 AI ☐ 利用ガイドラインを見直し 新ツール・機能を ☐ 1つトライア ル 年次タスク AI ☐ 投資ROIを評価・報告 次年度 ☐ AI活用計画を策定 新メンバー向け ☐ AI研修を実施 卒業宣言 本日をもって、AI育成プログラムを修了します。 ここからは、皆さん自身がAI活用の推進者です。 わからないことはClaude Codeに聞いてください。新しい技術が出たら、まず試してみてください。 失敗しても大丈夫です。AIが「下書き」を出してくれます。 12フェーズにわたる長い道のり、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
  21. クロージング CONFIDENTIAL © Offers All rights reserved. 9 覚えておいてほしい一言 “

    AIは一度導入したら終わりではない。 使い続け、改善し続ける組織だけが、 加速し続ける。 卒業宣言 12ヶ月のAI育成プログラム修了 ─ ここからは皆さん自身がAI活用の推進者です
  22.     ── AI時代のエンジニア転職プラットフォーム AIにできないことが1つだけあります。それは「何がしたいか」という夢を持つこと。 人間ならではの好奇心や違和感こそが、未来で最も価値ある「問い」になる。 Offersは、個人の「問い」と企業の「問い」が響き合い、新しい価値を生み出す場所です。 求職者の方へ Offersは「今すぐ転職する人」だけのサービスではありません。AI 時代のキャリア相談、先端AI企業への転職、職務経歴の棚卸しやAI による強み分析も可能です。 offers.jp

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