近年、デジタル空間における個人認証の需要が増す中、iOSではiOS 15.4からWalletアプリへ運転免許証や州IDの搭載ができるようになりました。
更には、iOS 16からWallet APIを通じた個人情報の共有、そしてiOS 17からはVerifier APIを用いた対面での個人情報の共有が可能となりました。
これらの機能はまだ米国でしか使えませんが、マイナンバーカード機能がiPhoneに搭載されることが発表されるなど、日本でもIDカードのデジタル化に対する期待が高まっています。
そこで、このセッションでは上記のデジタルIDに関連する機能が日本でも利用可能になった場合に備えて以下の内容を話します。
デジタルIDを支える国際標準 ISO18013-5の概要
Wallet API, Verifier APIで可能になるユースケースの紹介
Wallet API, Verifier APIの具体的な実装例
ISO 18013-5に準拠した対面での個人情報共有機能を実装する際に得られた知見の共有
このセッションを通じて、日本におけるデジタルID時代を一緒に妄想し、将来に備えましょう!