今年はプロトコルエミュレーションをバックボーン領域からエッジ領域にまで拡張し、SRv6に加えてEVPN/VXLANをテスターで擬似、試験パスを柔軟に設定できることを可能にしました。AI基盤の試験では、GPUサーバー間のコレクティブ通信をエミュレーションし、データセンター内のRoCEv2トラフィックパフォーマンスの最適化に取り組み、セキュリティ試験では、攻撃者の侵入口となり得るFree Wi-Fi向けアクセスポイントに対して、ファジングテストによる未知の脆弱性検出にトライしています。また、マルチベンダー環境における試験自動化として、Open Traffic Generator(OTG) APIを用いた環境構築にもチャレンジしています。本セッションでは、これらの活動内容とその結果、得られた知見について、ご紹介致します。
SPEAKER
テスター
ShowNet NOCチームメンバー
西形 渉(キーサイト・テクノロジー)