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デザインが苦手なエンジニアが、Figma Makeからデザインを学んでみた

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November 12, 2025
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デザインが苦手なエンジニアが、Figma Makeからデザインを学んでみた

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November 12, 2025
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  1. 自己紹介 スナガク • ソフトウェアエンジニア • 趣味: 個人開発 サウナ • 最近は

    Figma make にハマり中 個人開発 https://lovady.app/ • AIに気軽に恋愛相談できるアプリ Lovady • 現在 React Nativeを使ったアプリを開発中 2/16
  2. お詫びと言い訳 • Figma make の話、ほぼ出てきません... ◦ 最後の所で、ちょっと話すくらい... ◦ 背景・経緯の話が 8割くらいあります。

    • 馴染みのない領域・技術に対してどう学んでいったか?の経験談として ◦ ご自身の状況とも重ねつつ、新しい考え方や視点を得るきっかけに Figma make の話聞きたかった人、すいません... 時間がある時に、また記事上げます... 4/16
  3. 個人開発アプリの「UI がダサすぎる問題」発生 ⚠ • 個人開発のアプリで UI を作成したものの、ダサすぎる... ◦ 時間を大量に使ったのに 成果ゼロ...

    ◦ 今作っているアプリも、UI リプレース中...(バグ全部直したのに) • 一部のエンジニアを除き、デザイン作成は経験がない ◦ デザインの実装は出来るけど、デザイン自体は作成できない • デザイン関連の知識がほぼ無い ◦ 良いデザインと悪いデザインの差が分からない󰣼 5/16
  4. デザイナーの教え 3選 • 競合/類似アプリのUIを参考にする ◦ 同じ機能を既に実装している例があるので、参考にできる • デザインガイドラインを学ぶ ◦ Apple

    Human Interface Guidelines ◦ Material Design • 原理原則を抑える ◦ 闇雲に作るのではなくルールを踏まえる デザインの原理原則を抑えれば、 AI への修正指示が上手くなるのでは!? 7/16
  5. デザインは原理原則が存在する • 判断の指針になる法則がいくつかある ◦ 近接 (Proximity) ◦ 整列 (Alignment) ◦

    反復 (Repetition) ◦ コントラスト (Contrast) • 「なぜ悪いのか」が説明できるようになる! ◦ 修正指示の精度が上がりそう(知らんけど...) 出典:『ノンデザイナーズ・デザインブック [第4版]』マイナビ出版( 2016) 8/16
  6. 座学だけだと限界がある • ざっくりとした原理原則は理解できた ◦ 良い/悪いデザインの違いをなんとなく把握できた • しかし「今のUIをどう改良するか」の手がかりまでは得られない... ◦ 「何が悪いのか」は分かる ◦

    「どうすれば良いのか」が分からない ◦ 正解のデザインのイメージが付かないので、指示もできない ▪ 指示の内容自体は前と変わってない • デザインもプログラミングと一緒で、実践部分が大切になる ◦ 今のUI をAI と共に改良しつつ、デザインの原理原則を学ぶ 9/16
  7. そうだ、AI を使おう! • 今必要としてるのは、実際の画面に対するフィードバック ◦ これをAIに依頼すればいいのでは? • ChatGPT に Figma

    や アプリのスクショを貼って試す! ◦ ヒントは得られるが、自分で直す手間がかかる... ◦ 指示に従って直してみたけど、なんか違う... • Cursor連携も出来るらしい! ◦ 良さそう!だけど上記の問題は解決しない... • Layermateが最有力候補!? ◦ フィードバックに加え、デザインも作ってくれる!(けど従量課金が怖い…) • そうだ、Figma Makeを使おう! 10/16
  8. Guidelines.mdとは? • Agents.md の Figma make 版 ◦ 共通の指示を最初から組み込めて、毎回同じ指示を繰り返さずに済む •

    デザインのテーマ情報を与えると、それに沿って最適なスタイリングを実施 • 「修正意図や背景情報も教えて」と頼んでみる ◦ そのスタイルの説明をしてくれる!? ◦ 知識のキャッチアップも出来る!? 12/16