をデータにもとづいて決定する 分析|気候要因 • `climwin`パッケージでは、モデル選択の考え方を利用して可能なすべての期間の組み合わせを検討(多重検定となってい る可能性があるため、パッケージではランダマイゼーションテストが実装されている。`randwin()`でできるが今回は実施してい ないため、検出窓が偶然かである可能性を排除できない。) • climwin : https://cran.r-project.org/web/packages/climwin/vignettes/climwin.html • van de Pol, M., et al. (2016). Identifying the best climatic predictors in ecology and evolution. Methods in Ecology and Evolution, 7(10), 1246-1257. • Bailey LD, van de Pol M (2016) climwin: An R Toolbox for Climate Window Analysis. PLOS ONE 11(12): e0167980. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0167980 候補ウィンドウの生成 1 モデル構築と評価 2 最適ウィンドウの特定 3 検証 4 応答(例:開花日)に対して、考えうる全ての開始日と終了日の組み合わせによる、多数の「候 補ウィンドウ」を生成 各候補ウィンドウについてモデルを構築し、モデル選択基準(AICc)を設定しモデルの当てはまりを 評価。モデルは、lm, glm, lmer, lmeなどが利用できる 最もあてはまりのよいモデルに対応する期間を最適な気候窓とする(ΔAICc:各ウィンドウのAICcと ヌルモデル(気象データを含まないモデル)のAICcの差) よりロバストな結果が必要な場合には、最適な気候窓であるかをランダム化検定(`randwin`) により検証する(今回はしていない)
永濱 藍(2024)植物の季節を科学する: 魅惑のフェノロジー入門, 共立出版. - フェノロジーに着目した(おそらく初めての日本語の)本。フェノロジー研究や自身の研究概要だけでなく、 研究者としての葛藤や熱い想いを綴っている。フィールドワークでの良いデータを取得することの大変さがよく わかる。 • Theresa M. C., 2025, Phenology, The MIT Press Essential Knowledge series. - USA National Phenology Networkのディレクターである著者が、一般の読者にも分かりやすくフェノロ ジーの基本を解説した入門書。樹木の芽吹きや開花、鳥の渡りといった身近な現象を例に、フェノロジーと は何か、そしてそれが気候変動によってどのように変化しているかを説明している。 市民科学として、一般 の人がデータ収集に参加することの意義や、それがメンタルヘルスにも良い影響を与えることにも触れている • Mark D Schwartz(Editor), 2025, Phenology: An Integrative Environmental Science Third Edition, Springer Nature. - フェノロジー分野における包括的な教科書。データ収集の方法、世界各地域(北米、ヨーロッパ、アジア、 アフリカなど)のフェノロジー研究、特定の生物気候帯(地中海、熱帯乾燥気候、高緯度地域など)に おける特徴、そしてモデリング技術まで、広範なトピックを網羅。 • Irene L Hudson, Marie R Keatley(Editor), 2014, Phenological Research: Methods for Environmental and Climate Change Analysis, Springer Nature - フェノロジー研究の「方法論」に焦点を当てた専門書。データ収集のグローバルな枠組み、統計的な解析 手法、時系列データの扱い方、大規模マッピング技術など、実践的な研究デザインや分析手法について 詳しく解説している。