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チームの壁をぶち破る!開発生産性と組織のダイナミズム向上

takayasu hattori
November 14, 2024
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 チームの壁をぶち破る!開発生産性と組織のダイナミズム向上

takayasu hattori

November 14, 2024
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  1. 自己紹介 服部 毅保 アソビュー株式会社 VP of Engineering X : @tkyshat

    2012年新卒で富士通入社。2015年に海外のスタートアップに転職。 2016年にアソビューに入社し。遊びのECサイト「アソビュー」の開発やグロースを担当。 2018年よりベトナムオフショア開発組織の立て直しと拡大文脈でベトナム組織のCTO担当。 2020年以降は日本の組織のエンジニアリングマネージャーに携わり、 2024年よりVP of Engineeringとして組織全体のマネジメントを担当。
  2. 数字から見るサービス規模感 • 1stサービスローンチ : 2012年 • サービス数 : 20+ services(toC,

    toB, toGなど様々なステークホルダー • 会員数 : 約1,200万人 • 契約施設数 : 約10,000施設 • テーブル数 : 約2,000以上 • ピークトラフィック : 4,000 rps • プロダクト部門人数 : 約100名 • チーム数 : 17
  3. プロダクト組織の全体像 新規事業 CTO / CPO / VPoE プロダクト 開発チーム プロダクト

    開発チーム プロダクト 開発チーム プロダクト 開発チーム プロダクト 開発チーム データ基盤チーム コーポレートソリューションチーム SREチーム Product Engineering Platform Engineering Organizational Improvement
  4. • 実現付加価値生産性 : PdM体制の強化 • 期待付加価値生産性 : 工数モニタリング • 仕事量の生産性

    : Findy Team+を利用したFourKeysの向上 生産性レベル別の取り組みについて 引用 : 開発生産性について議論する前に知っておきたいこと( https://qiita.com/hirokidaichi/items/53f0865398829bdebef1 )
  5. • 各プロダクトごとにPdMを配置 • CPOの役割変更 • プロダクト戦略の明確化 実現付加価値生産性 : PM体制の強化 引用

    : 単一プロダクトからマルチプロダクトへ:アソビュー!のPM再定義と未来展望( https://note.com/tyokomine/n/ne66afb2ca058 )
  6. Findy Team+を利用したFourKeysの改善活動を実施しています。 1年前と比較してプロダクト組織全体で改善 • デプロイ頻度 : +8.5件 • 変更のリードタイム :

    -835.7h • 変更障害率 : -1.4% • 平均修復時間 : -1.0h 仕事量の生産性 : FourKeysの向上 全チームFindy Team+導入
  7. Findy Team+を利用したFourKeysの改善活動を実施しています。 1年前と比較してプロダクト組織全体で改善 • デプロイ頻度 : +8.5件 • 変更のリードタイム :

    -835.7h • 変更障害率 : -1.4% • 平均修復時間 : -1.0h 仕事量の生産性 : FourKeysの向上 全チームFindy Team+導入 全17チーム同時導入と改善活動のプロセス
  8. 役割の見える化と任用はメンバーの成長に繋がる • 具体的経験 - 実際の体験をする。 • 省察的観察 - その経験を振り返り、観察する。 •

    抽象的概念化 - 観察を基に理論や概念を構築する。 • 能動的実験 - 新たな理解や理論に基づき、新しい行動 を試みる。 具体的 経験 省察的 観察 抽象的 概念化 能動的 実験 経験学習 モデル
  9. 各チームでの活動 • PRレビューの遅延確認 • MTG分析による会議体の適正化 • タスクの細分化 • PRの細分化 •

    FourKeys振り返り • 施策検討 など、日々の定量的な数値をFindy Team+で 確認しながら、 委員中心にチームで施策を考えて推進
  10. 各チームでの活動 • PRレビューの遅延確認 • MTG分析による会議体の適正化 • タスクの細分化 • PRの細分化 •

    FourKeys振り返り • 施策検討 など、日々の定量的な数値をFindy Team+で 確認しながら、 委員中心にチームで施策を考えて推進 Findy Team+は多様なデータの可視化がされているため、 「変更のリードタイム」においての施策の立案がしやすい
  11. 変更のリードタイムの向上が進むと... 引用 :Haystack Lead Time, Cycle Time & Change Lead

    Time( https://www.usehaystack.io/blog/lead-time-cycle-time-change-lead-time ) ここでの相談の1つが、 組織を超えたリーダーシップ発揮のきっかけに 「変更のリードタイム」に直接影響しそうな施策が進んでいくと、 間接的に響くであろう前後のプロセスの悩みや、自チームだけでは解決が難 しそう・本質的な課題に気づけなさそうな相談が増える。