Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
開発効率と信頼性を両立する Ubieのプラットフォームエンジニアリング
Search
teru0x1
June 13, 2025
Technology
530
0
Share
開発効率と信頼性を両立する Ubieのプラットフォームエンジニアリング
【日経×Ubie×スリーシェイク】SREの実践とプラットフォームの整備〜信頼性向上の取り組み〜
https://nikkei.connpass.com/event/355303/
teru0x1
June 13, 2025
More Decks by teru0x1
See All by teru0x1
マルチクラスタの認知負荷に立ち向かう! Ubieのプラットフォームエンジニアリング
teru0x1
4
4.7k
ブラウザの外側でWasmを使おう
teru0x1
0
390
スタブサーバ自動生成ツール 〜負荷試験をもっと楽に〜
teru0x1
0
2k
バッチシステムをクラウドネイティブにするために考えたこと
teru0x1
17
8.6k
クラウド環境をFargateに 移行して得た知見
teru0x1
0
1.6k
Goと定数 DMM.go #3
teru0x1
0
2.7k
はてなインターン2020成果発表
teru0x1
0
1.1k
入門QUIC
teru0x1
0
600
【衝撃】Archlinuxをインストールした結果がヤバすぎた!
teru0x1
0
130
Other Decks in Technology
See All in Technology
Data Enabling Team立ち上げました
sansantech
PRO
0
210
LLMに何を任せ、何を任せないか
cap120
11
6.9k
Sansanの認証基盤を支えるアーキテクチャとその振り返り
sansantech
PRO
1
150
JAWS DAYS 2026でAIの「もやっと」感が解消された話
smt7174
1
120
マルチモーダル非構造データとの闘い
shibuiwilliam
1
150
GitHub Advanced Security × Defender for Cloudで開発とSecOpsのサイロを超える: コードとクラウドをつなぐ、開発プラットフォームのセキュリティ
yuriemori
1
120
「活動」は激変する。「ベース」は変わらない ~ 4つの軸で捉える_AI時代ソフトウェア開発マネジメント
sentokun
0
140
I ran an automated simulation of fake news spread using OpenClaw.
zzzzico
1
480
やさしいとこから始めるGitHubリポジトリのセキュリティ
tsubakimoto_s
3
2.1k
Physical AI on AWS リファレンスアーキテクチャ / Physical AI on AWS Reference Architecture
aws_shota
1
310
【Oracle Cloud ウェビナー】データ主権はクラウドで守れるのか?NTTデータ様のOracle Alloyで実現するソブリン対応クラウドの最適解
oracle4engineer
PRO
3
130
Babylon.js を使って試した色々な内容 / Various things I tried using Babylon.js / Babylon.js 勉強会 vol.5
you
PRO
0
200
Featured
See All Featured
Visual Storytelling: How to be a Superhuman Communicator
reverentgeek
2
490
Accessibility Awareness
sabderemane
0
89
Code Review Best Practice
trishagee
74
20k
From Legacy to Launchpad: Building Startup-Ready Communities
dugsong
0
190
RailsConf & Balkan Ruby 2019: The Past, Present, and Future of Rails at GitHub
eileencodes
141
35k
My Coaching Mixtape
mlcsv
0
91
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
37
3.6k
How to train your dragon (web standard)
notwaldorf
97
6.6k
Bash Introduction
62gerente
615
210k
Data-driven link building: lessons from a $708K investment (BrightonSEO talk)
szymonslowik
1
990
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
37
7.2k
Heart Work Chapter 1 - Part 1
lfama
PRO
5
35k
Transcript
開発効率と信頼性を両立する Ubieのプラットフォームエンジニアリング Teruya Ono
2 自己紹介 小野 輝也(Ono Teruya) • SRE/Platform Engineer@Ubie • Like
◦ Google Cloud ◦ Golang • 来週のKubecon Japanが楽しみ @teru0x1
3 本日お話しすること • Ubieのアーキテクチャと、そこで生じていた課題 • 解決策としてのプラットフォームエンジニアリングとその成果 • サービス開発者がプラットフォームを使う際の コミュニケーションを円滑にする取り組み
4 Ubieについて
5 Ubieのアーキテクチャと課題 • Google Cloud上のマイクロサービス & モジュラモノリス • 60以上のマイクロサービス •
日本と北米にデプロイ • 主にGKE & Istio上で稼働 • マルチクラスタ・マルチGCP Project構成 ◦ 事業領域、プライバシー観点などで複数のク ラスタに跨ってマイクロサービスを配置 • サービスデプロイの構成、ログ確認方法などで 認知負荷が増大
6 プラットフォームエンジニアリング ”プラットフォーム・エンジニアリングとは、ソフトウェアの開発とデリバリを目的とした、セルフサービス 型の開発者プラットフォームの構築と運用に関する専門分野である。プラットフォームとは、専任のプラッ トフォーム・チームによりプロダクトとして維持される、ツール/自動化/情報から成るレイヤである。根 本的な複雑さを抽象化することで、ソフトウェア開発者やその他のエンジニアをサポートするために設計 されている“ (出典:Gartner, Inc.)
7 プラットフォームエンジニアリング ”プラットフォーム・エンジニアリングとは、ソフトウェアの開発とデリバリを目的とした、セルフサービス 型の開発者プラットフォームの構築と運用に関する専門分野である。プラットフォームとは、専任のプラッ トフォーム・チームによりプロダクトとして維持される、ツール/自動化/情報から成るレイヤである。根 本的な複雑さを抽象化することで、ソフトウェア開発者やその他のエンジニアをサポートするために設計 されている“ (出典:Gartner, Inc.)
8 Ubie Platform Engineeringの2本柱 ubieform サービステンプレートツール サービスに必要な設定(k8s manifest, デプロイ設定など) を生成
UbieHub BackStageベースの サービスカタログ サービスに関する情報を 集約
9 name: "myapp" service_config: { manifest: { app: { main_container:
{ image_path: "example-docker.pkg.dev/ubie/myapp" image_tag: "release-20240418-1" commands: ["/myapp", "start"] configs: [ … ubieformを使った デプロイの流れ
10 UbieHub • BackStageで構築された サービスカタログ ◦ ubieformでサービス生成をする と自動でサービスページが作成 ◦ サービスリポジトリ、Cloud
Logging、Grafanaなどのリン クがまとまっている ◦ 「このサービスに関する情報、どこ で見れるんだっけ?」を解消
11 プラットフォーム整備の成果 • こうした取り組みは認知負荷軽減のほかサービス開発エンジニアの行動変化に繋がった ◦ プラットフォームチームに質問、依頼することなくサービスのインフラを変更できるように ◦ ログ・メトリクスをみる習慣がつく ◦ インシデントレスポンスに参加しやすくなる
◦ プラットフォームチームとのコラボレーションが可能に ▪ UbieHubのraycast pluginを作ってくれるエンジニアも • よりアジリティ高く自律分散なサービス運用が可能になった
12 SREとプラットフォームエンジニアリングの交差点 • SREと何が違うのか?と聞かれがち(実際Ubieではチームが同じでロールを兼任する) • プラットフォームエンジニアリング ◦ 開発者体験を改善しアジリティを高める • SRE
◦ 信頼性を制御しサービス品質を高める • 境界は割と曖昧(トイルの削減、はどちらの役割?) • 対立する要素ではなく相互に良い影響をもたらす ◦ ubieformで生成されたマニフェスト・CI/CDパイプラインは信頼性やセキュリティの観点からもベ ストプラクティスに従う
13 サービス開発者とのコミュニケーション • 「プラットフォーム上でこれどうやるんだっけ」「これが可能なの知らなかった」という事態が 起こりがち • 良いプラットフォームを作っても使われなければ意味がない • Ubieでの取り組み ◦
今週のPlatform News ◦ 質問対応・自動応答システム「otter」 ◦ Slackを使った簡単FeedBack
14 今週のPlatform News • Ubieプラットフォーム上で使えるようになった新機能、ベスプラなどを紹介 • エンジニア全員が参加する開発者定例「Tech MTG」でPlatformチームが持ち回りで発表 • 過去にあったテーマ例
◦ FastlyのRate Limit機能について ◦ ドキュメントポータルができました! ◦ Log Analyticsでトラブルシューティングしよう ◦ AlloyDBでもVector Searchがしたい! • プラットフォームの機能が浸透できる他、コミュニケーションも取りやすくなった
15 質問対応、自動応答システム「otter」 • 開発者からの質問や依頼を特定のSlack channel上で受けてチケット化 ◦ 一元化して管理することで混乱を防ぎ、より質問しやすくなる • 社内docsからRAG searchしてbotが自動応答
◦ botの応答を引用しつつ、人間も応答できる
16 Slack上でのFeedback収集 • Slackでメッセージにinfra-feedbackのリアクションを押せば自動でリクエストが収集される ◦ FBと対話を通してプラットフォームを改善していく ◦ 将来的には生成AIで自動的にチケットサマリ→Agentでの初期実装 などを目指している
17 まとめ • Ubieでは複雑なインフラ環境をプラットフォームエンジニアリングのアプローチで抽象化 ◦ 認知負荷低くサービス開発者が自律的に運用に参加できるようにしている ◦ 信頼性向上にも貢献 • プラットフォーム↔サービス開発のコミュニケーションを支える仕組みを整備