Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
アジャイルプラクティスガイドブックの紹介 / introduction of Agile Pr...
Search
Yuichi Tsunematsu
July 11, 2023
Programming
0
1k
アジャイルプラクティスガイドブックの紹介 / introduction of Agile Practice Guidebook
CLMeetup で使用した書籍紹介です。
https://creationline.connpass.com/event/287340/
Yuichi Tsunematsu
July 11, 2023
Tweet
Share
More Decks by Yuichi Tsunematsu
See All by Yuichi Tsunematsu
成功をつなげる プロジェクトマネジメントの探求 / Exploring Project Management to Continuous Success
tunepolo
0
170
組織のスケーリングと持続性 / Scaling and Sustainability
tunepolo
9
8k
信頼される振る舞いを継続しましょう / Keep up the trusted behavior
tunepolo
2
760
アジャイルプラクティスガイドブックを携え、チームで現場を変えていく / Improve your development process with Agile Practices Guidebook
tunepolo
0
140
チームではじめる 「アジャイルプラクティス」 実践の第一歩 / First step to start implementing "Agile Practices" with your team
tunepolo
2
1.5k
技術プラクティスの整理に1年半向き合ってわかったこと / What I learned from facing the arrangement of technical practices.
tunepolo
1
1.7k
「全社でアジャイル!」を広げるために / Expand Agile throughout the Company
tunepolo
1
1.6k
アウトプットが当たり前の文化をつくる / Create a culture where output is the norm.
tunepolo
0
2.5k
3年がかりのQA組織立ち上げ / 3 years of work to set up a QA organization
tunepolo
1
1.5k
Other Decks in Programming
See All in Programming
선언형 UI에서의 상태관리
l2hyunwoo
0
160
たのしいparse.y
ydah
3
120
アクターシステムに頼らずEvent Sourcingする方法について
j5ik2o
4
260
DevFest Tokyo 2025 - Flutter のアプリアーキテクチャ現在地点
wasabeef
5
900
ゆるやかにgolangci-lintのルールを強くする / Kyoto.go #56
utgwkk
1
370
命名をリントする
chiroruxx
1
400
HTTP compression in PHP and Symfony apps
dunglas
2
1.7k
From Translations to Multi Dimension Entities
alexanderschranz
2
130
Stackless и stackful? Корутины и асинхронность в Go
lamodatech
0
730
Итераторы в Go 1.23: зачем они нужны, как использовать, и насколько они быстрые?
lamodatech
0
740
テストコード文化を0から作り、変化し続けた組織
kazatohiei
2
1.5k
ドメインイベント増えすぎ問題
h0r15h0
2
290
Featured
See All Featured
The Myth of the Modular Monolith - Day 2 Keynote - Rails World 2024
eileencodes
17
2.3k
Testing 201, or: Great Expectations
jmmastey
40
7.1k
The Illustrated Children's Guide to Kubernetes
chrisshort
48
48k
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
28
9.1k
Dealing with People You Can't Stand - Big Design 2015
cassininazir
365
25k
How to Ace a Technical Interview
jacobian
276
23k
Speed Design
sergeychernyshev
25
670
[RailsConf 2023] Rails as a piece of cake
palkan
53
5k
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
PRO
656
59k
RailsConf 2023
tenderlove
29
940
Git: the NoSQL Database
bkeepers
PRO
427
64k
Fireside Chat
paigeccino
34
3.1k
Transcript
アジャイルプラクティス ガイドブックの紹介 2023/7/11 CLMeetup 常松祐一
アジャイルプラクティスガイドブック チームで成果を出すための開発技術の実践知 チーム・組織にプラクティスを導入し、根付かせるため に! 116の手法を一冊にまとめた“実践”の手引き 著者 :常松 祐一(著)、川口 恭伸(監修)、松元 健(監修) 発売日
: 2023年7月20日 定価 :2,860円(本体2,600円+税) 出版社 : 翔泳社
アジャイル開発 うまくできてますか? プラクティスに「形だけ取り組 んでいる」感覚はありませんか?
この本の対象読者 組織内でアジャイル開発を推進している担当者 • これまでの取り組みと比べて、呼び名が変わったぐらいの変化し か感じられず、閉塞感を抱えている • プロダクトの価値向上やデリバリー期間の短縮など、目に見える 成果が感じられない • アジャイル開発を阻害する課題に気がつけていない
チーム開発の経験が浅いジュニアエンジニア • 業務で開発に携わるようになってから日が浅い • プラクティスが生まれた背景や、利用目的を知らない 開発現場やチームを預かるテックリード、シニアエンジニア • どんなプラクティスがあるのかあまり知らない • 状況に合わせたプラクティスの選択、導入のやり方がわからない • プラクティスを実践しているが、その取り組みが適切なのか、確証 を持てない
企画概要 本書は、アジャイル開発における「技術プラクティス」の効果的な選択の 仕方と、その活用の方法について解説する書籍です。 アジャイル開発の実現には、チーム環境を改善する「ソーシャルプラク ティス」の取り組みと、開発環境 (ツール・手法・技術)を改善する「技術プラ クティス」の取り組みの、双方の検討が必要です。しかし、既存のアジャイ ル関連の書籍では、前者に該当する「チームづくり」「組織論」を掘り下げ たものが多く、後者の内容をアジャイルの実践者向けに体系的に解説し たものは多くありません。
本書は、技術プラクティスを選択・活用する際の実践的なポイントを、具体 例を交えながら解説します。 ※書籍企画書より抜粋 引用:アジャイルの「ライトウィング」と「レフトウィング」 この辺りを扱っています
アジャイルプラクティスガイドブックの エレベーターピッチ アジャイルプラクティスガイドブックは悩めるマネージャーと開発者 の皆さんに向けて、アジャイル開発とその周辺の技術プラクティス について説明を試みたもの。 マネージャーとして実際に技術プラクティスを組織に導入する仕事 をしている常松が実体験に基づき書いた、技術プラクティスを 「チーム全体で」学習するための道標となる書籍。
書籍目次 第1章 アジャイルな開発を支えるプラクティス 1.1 プラクティスの実践 1.2 高速に石橋を叩いて渡る 1.3 広く知られたアジャイル開発手法とプラクティス 1.4
プラクティス理解に役立つ考え方 第2章 「実装」で活用できるプラクティス 2.1 実装方針 / 2.2 ブランチ戦略 / 2.3 コミット 2.4 コードレビュー / 2.5 協働作業 / 2.6 テスト 2.7 長期的な開発/運用ができるソースコード 第3章 「CI/CD」で活用できるプラクティス 3.1 継続的インテグレーション 3.2 継続的デリバリー 3.3 継続的テスト 第4章 「運用」で活用できるプラクティス 4.1 デプロイ/リリース 4.2 モニタリング 4.3 ドキュメント 第5章 「認識合わせ」で活用できるプラクティス 5.1 関係者との認識合わせ 5.2 開発内での認識合わせ 5.3 計画の継続的な見直し 第6章 「チーム連携」で活用できるプラクティス 6.1 チームの基本単位 6.2 属人化の解消 6.3 パフォーマンスの測定 6.4 円滑なコミュニケーションのアイデア 6.5 意識を揃えるワークショップ
実践者のコラムを11編収録 1. チームで1つずつ終わらせよう 椎葉光行さん 2. ペアプログラミングの効果と影響 やっとむ(安井力)さん 3. テスト駆動開発ではTODOリストがテストよりも先 大谷和紀さん
4. 技術的負債の話 川口恭伸さん 5. インフラ構築を自動化しよう 吉羽龍太郎さん 6. Logging as API contract 牛尾剛さん 7. AIフレンドリーなドキュメントを書こう 服部佑樹さん 8. 開発と運用、分けて考えていませんか? ―ダッシュボードのその先へ― 河野通宗さん 9. チームに命を吹き込むゴール設定 天野祐介さん 10. 開発項目をコンパクトに保つには、クリーンなコードを 大谷和紀さん 11. グラデーションで考える12年間のアジャイル実践 きょんさん
多くの方のレビューで強度を高めた本 技術プラクティスはアジャイルの達人たちが異なる見解を持つ分野であり、不完全な出 版は厳しい批判(マサカリ)を招くことが予見されました。そんななかで、初心者にも読みや すく、アジャイル実践者にも受け入れられる内容をどのように作るか、そこに私たちの貢 献があると考えました。したがって、本書のレビューはアジャイルコミュニティの実践者に お願いしました。彼らからの厳しいフィードバックにより、多くの修正を施すことができまし た。 ※監修者序文より抜粋 【謝辞に掲載させていただいたレビュアーの皆様、本当にありがとうございました】 小田中育生さん、藤原大さん、大金慧さん、石毛琴恵さん、粕谷大輔さん、守田憲司さん、岩瀬義昌さん、粉川貴至さん、森田和則さん、伊藤潤平さ
ん、山口鉄平さん、半谷充生さん、飯田意己さん、今給黎隆さん、木本悠斗さん、渡辺涼太さん、小迫明弘さん、池田直弥さん、今井貴明さん
おわりに • アジャイルプラクティスガイドブックは筆者の実体験を元に、技 術プラクティスを「チーム全体で」学ぶために書かれた書籍で す。 • プラクティスは専門家の間でもさまざま見解があります。読者 の皆さんの「検査と適応」が必要ですが、日々の問題解決へ の新たなアイデアを導き出す一助になれば幸いです。