CloudNative Days Tokyo 2020 で使用したスライドです。
バグのない分散システムの設計は果たして可能でしょうか? この問いに対する一つの答えとして、CockroachDB では形式手法ツール TLA+ を用いて分散トランザクションの正しさを担保しています。 形式手法はシステムの挙動を数学的に解析する技法で、「ノードが特定のタイミングで故障した場合にのみ発生するバグ」といった再現困難な問題を確実に検出することができます。 本講演では、CockroachDB の事例を通して、形式手法が実世界で活用されている様子をお伝えします。
イベント概要:https://event.cloudnativedays.jp/cndt2020
ブログ記事:https://ccvanishing.hateblo.jp/entry/2020/09/10/044848