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ZOZOTOWNの進化と信頼性を両立する負荷試験

 ZOZOTOWNの進化と信頼性を両立する負荷試験

2026/07/11 に「SRE NEXT 2026 Lightning Talk」で発表した登壇資料です。

> ZOZOTOWNの会員ID基盤では、年十数回の負荷試験を実施しています。
> 新機能の追加やリプレイスなどプロダクトの進化が続く中で、信頼性をどう担保し続けるか — その要が負荷試験運用です。
> しかし実施要否の検討・シナリオ作成・mock準備・想定RPSの見積もりなど、試験前に積み重なる判断と調整が、見えないコミュニケーションコストを生み、運用を試験を回すだけで精一杯の状態にしていました。
> 本LTでは、要否判定の属人化解消・シナリオ資産の使い回し・分析工程の仕組み化、結果のテンプレート化など、現場で有効だった運用改善と、これから取り組みたい効率化の方向性を共有します。同じ負荷試験運用に悩む方々、これから基盤を整えていきたい方々の参考になれば幸いです。

https://sre-next.dev/2026/schedule/#slot098

株式会社ZOZO
EC基盤開発本部 SRE部 会員ID基盤SREブロック
松石 侑樹 (@kitsune_yk)

#srenext

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ZOZO Developers PRO

July 11, 2026

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Transcript

  1. © ZOZO, Inc. 3 概要 — ZOZOTOWNのマイクロサービス負荷試験とは • 対象: 6つのマイクロサービス

    ◦ もちろん、他ドメイン(カートや検索)のSREも × マイクロサービス分実施 • 準備含め3週間程度 × 年十数回のペース(弊チームの場合) • 見逃すとログイン・購入障害に直結 要件すり合わせ 事前準備 試験実施 試験完了後の確認
  2. © ZOZO, Inc. 4 今日話すこと • 本来SREとして力を入れたいのは、サービス信頼性や開発効率化、DevOps、 オブザーバビリティの改善 etc •

    そのための時間を作るため、負荷試験の工数削減に取り組んできた • 負荷試験基盤の改修ではなく、既存の仕組みをどう整えてきたか
  3. © ZOZO, Inc. 5 つらみな背景 — 判断の積み重ねで手一杯だった時期 • 事前準備だけでも大変 •

    それぞれの項目の判断のたびに議論、試験を回すだけで手一杯 2025年:手順の多さ・考慮ポイントの多さに限界を迎え始めた自分
  4. © ZOZO, Inc. 8 解決した課題② — 外部依存の切り離し(チームの取り組み) • 外部サービス依存で試験が止まる問題を、ルーティングの工夫で解消 Before

    各Deploymentの環境変数を 直接Mockに向ける STG環境全体に影響 (他チームの開発やQAをブロック) After Istio VirtualServiceで負荷試験 基盤からのリクエストだけを転送 Mockだけに影響 STG環境の他は無傷
  5. © ZOZO, Inc. 9 解決した課題③ — Mock運用への個人の貢献 • Mock環境の作成・削除のラッパーツール作成 •

    モックリソース・負荷試験リクエストの監視用のDatadog dashboardを作成 • OSSのprism-in-k8sにコントリビュート