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アマゾンの最強の働き方 読書シェア会

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May 25, 2025
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アマゾンの最強の働き方 読書シェア会

「読書シェア会 vol.5」にて登壇した資料です
https://yumemi.connpass.com/event/353441/

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May 25, 2025
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Transcript

  1. 仕事への取り組み方: • なぜ、Amazonは成功したのか Amazon の企業の特色: • 各章で系統が違う内容 • 採用、組織、評価の会社的な話 •

    独自のわかりやすい言葉 ◦ バー・レイザー、シングルスレッド・リーダー 目次からの推測
  2. 「アマゾニアン」の考え方の根幹 - 14項目 1/2 1. お客様へのこだわり(Customer Obsession) 2. オーナーシップ(Onwership) 3.

    想像し、シンプルにする(invent and Simplify) 4. 正しい判断を多くできる(Are Right, A Lot) 5. 学び、好奇心を持つ(Learn and Be Curious) 6. 最高の人材を採用し、育成する (Hire and Develop the Best) 7. 最高水準を要求する(Insist on the Highest Standards) ここ大事!
  3. 「アマゾニアン」の考え方の根幹 - 14項目 1/2 1. お客様へのこだわり(Customer Obsession) 2. オーナーシップ(Onwership) 3.

    想像し、シンプルにする(invent and Simplify) 4. 正しい判断を多くできる(Are Right, A Lot) 5. 学び、好奇心を持つ( Learn and Be Curious) 6. 最高の人材を採用し、育成する (Hire and Develop the Best) 7. 最高水準を要求する(Insist on the Highest Standards) ピックアップ
  4. 「アマゾニアン」の考え方の根幹 - 14項目 2/2 8. 広い視野で大きな発想をする(Think Big) 9. 迅速に行動する(Bias for

    Action) 10. 倹約(Frugality) 11. 信頼を獲得する(Earn Trust) 12. 深掘りする(Dive Deep) 13. 信念を持つ:異議を唱えかつ決定にコミットする (Have Backbone; Disagree and Commit) 14. 結果を出す(Deliver Results) ここ大事!
  5. 「アマゾニアン」の考え方の根幹 - 14項目 2/2 8. 広い視野で大きな発想をする(Think Big) 9. 迅速に行動する(Bias for

    Action) 10. 倹約(Frugality) 11. 信頼を獲得する(Earn Trust) 12. 深掘りする(Dive Deep) 13. 信念を持つ:異議を唱えかつ決定にコミットする (Have Backbone; Disagree and Commit) 14. 結果を出す(Deliver Results) ピックアップ
  6. 採用は企業の「生命線」 - 失敗パターン • 学業成績が優秀な人を採用していた ◦ Not:頭の良さ、Want:アマゾンで活躍するか • 採用面接に何も準備せずに挑む ◦

    候補者が適任か判断することができない ◦ 本来活躍できていた人が採用できない • 障害が多いチーム、重要なポジションが空席(バイアス) ◦ 緊急バイアス:忙しいので早く採用したい ◦ 確証バイアス:他の人も言うから安心
  7. バー・レイザー方式 1. 職務経歴書の記述 2. 履歴書の精査 3. 電話インタビュー 4. 面接ループ 5.

    文章によるフィードバックの作成 6. 採用会議 7. 信用照会 8. 入社を促すオファー
  8. バー・レイザー方式 1. 職務経歴書の記述 2. 履歴書の精査 3. 電話インタビュー 4. 面接ループ 5.

    文章によるフィードバックの作成 6. 採用会議 7. 信用照会 8. 入社を促すオファー
  9. バー・レイザー方式 - 面接ループ 1. 行動インタビュー ◦ 過去の行動 ◦ 仕事に対する姿勢 (Task,

    Action, Result) 2. バー・レイザーとの面接(必須) ◦ 面接のベテラン
  10. アマゾンにおける組織の問題 • 「技術的依存」がスピードを止める ◦ 共有コードによる依存 ◦ データベースによる依存 • 「組織的依存」がやる気を奪う ◦

    無駄なコミュニケーションが増えていた • 「ピザ2枚チーム」 10人以下のチームにする ◦ エンジニア以外のチームには、合わなかった ◦ チームの数が増えすぎた(リーダー,コミュニケーション)
  11. シングルスレッドリーダー • ピザ2枚チームが必要な時もある ◦ エンジニアチームでは有効 • 2PTL(2-pizza team leader) →

    STL(Sigle-thread leader) • ほかのことには一切取り組まないチーム • 自分たちだけで、「変化」を起こせる
  12. インプット指標 - 在庫 - 指標A:毎日の商品ごと「在庫数 / 30日間の売り上げ」 どちらも在庫がない / 前月に商品Aが30個、商品がBが10個

    → 商品Aは商品Bに向けて3倍のインパクト 指標B:毎日の全商品の「在庫あり閲覧回数 / 閲覧回数」 85万回(在庫あり閲覧回数) / 100万回(閲覧回数) = 85% → 関心が高いカテゴリーの在庫が少ないと悪くなる
  13. アウトプット指標 - 結果が大事な場合 • 個別事案 ◦ 「顧客の声(Voice of Custmer)」を大事にしよう! ◦

    周辺に潜む課題がわかるかも!! • 例外的事案 ◦ 先週の貢献利益がネガティブなのはなぜ? 値下げ?手作業による発注ミス? 原価計算のミス?配送料? → 低価格なのに、配送料が高かった
  14. 週次レビューをする - 新規パターン発見 - • 新たに浮上するパターンに注意 • 個別事例と例外的事例 • 異常値に集中、想定内の変動に惑わされない

    • 異常値は説明できるように準備 • 質問が尋問にならなようにする • オペレーションと戦略の議論を切り離す